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フグの毒
最近海の近くに引っ越してきました。朝は必ず犬のお散歩に浜へ行きます。そのとき、釣り人が捨てた小さいフグが結構落ちていて、家の犬は匂いをかいだりなめたりするので食べないように気をつけているんですが、もし食べてしまったらやっぱり小さなフグでも毒が影響して具合が悪くなる、量によっては死んでしまう、なんていうこともあるんでしょうか？
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＃3です。「専門家」ではありませんので念のため^^ テトロドトキシンの毒性は神経毒であって、犬も人間も症状は大差ないと思われます。毒を摂取した場合、およそ次のような症状が現れるはずです。 食後、口や舌先がしびれ、次に指先がしびれる。激しい嘔吐に見舞われ、歩行は千鳥足になる。 （しびれているかどうかは犬に聞かないとわかりませんが、様子をみればおよその異常は読み取れるでしょう） 毒がもっとひどいと、立っていることが困難で寝転がります。呼吸困難となり、泡を吹きます。 さらに、麻痺が全身に広まり、動けなくなります。 そして最悪の場合、呼吸と心臓が停止し死亡にいたるわけですが、怖いのは脳はダメージを受けないので、死ぬ間際まで意識が明瞭でずーっと苦しみ続けるということです。 …というわけで、腹具合が悪くなったりというような症状ならフグ毒は関係ないか、よほど軽いのだろうと思われます。（腐ったフグで食中毒というのはまた別の問題と思います。 参考までに無毒なサバフグの図鑑を。 ちなみに、無毒だからって素人が勝手に食べちゃだめですよ。
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- y_hisakata
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下関出身の私が、自信をもってご説明します。（笑） 河豚の毒はテトロドトキシンと言われる、青酸化合物の200倍もの猛毒ですが、河豚の種類によって毒のあるものとないものがあります。 マフグ、トラフグといった料亭に並ぶようなものは猛毒です。日本どこでもつれるクサフグは身にも多少毒がありますが、腸に猛毒。シマフグもトラフグと同様。ショウサイフグやナシフグというよく獲れる小型のフグは、内臓に毒がありますが身の毒は弱いです。 一方、これも一般的なサバフグには毒はありません。 というわけで、サバフグ以外のフグにはたいてい何らかの毒がありますので、（とりわけ内臓と血）出来れば近寄らせないほうがよろしいかと。でも、子供の頃は小さなフグを膨らませてキャッチボールとかしてたなぁ…。
お礼
専門家のご意見、ありがとうございました。フグにもそんなにいろいろ種類があるんですね～。そこから知りませんでした（トホホです）。まず海岸に落ちているのは何フグか調べたいと思います。ご意見、大変参考になりました。
補足
たびたびすみません。フグの毒は、人間に猛毒＝犬にも同じように作用する、という考えでいいんでしょうか。それと、少しフグの毒が入ってしまった場合、すごくくさいおならは出ますか？変な質問ですみません。
- takuranke
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全てのふぐに毒があるわけではありませんが、 逆にふぐの種類によっては筋肉、皮にも含まれ、とくに内臓に含まれるものは毒性が強いといわれています。 普通のペット病院で解毒出来るか不明なので、近づけない方がいいです。
お礼
ありがとうございました。2つの動物病院でフグの毒のことを聞きましたが、あまりはっきりした返事がもらえなかったので、この場でお聞きすることにしました。あまりフグの毒でかつぎこまれるワンコがいないのかもしれません。ご意見参考にします。
人間が食べても死にますから、犬はなおさらではないでしょうか？ おそらく死にますので、食べないように注意してあげて下さい。
お礼
いえいえ、フグのプロと呼ばせてください。フグ図鑑面白いですね。何かちょっとフグに親近感がわいてきました。（よく見るとかわいい）いろいろありがとうございました。回答大変参考になりました。