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アメリカの雑誌定期購読はなぜ日本と較べて安いのか
アメリカで雑誌を定期購読すると60%offとか70%offとかなりますよね。 なぜ日本とこうも違うのですか?
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これは、流通経路の違いがもっとも大きな理由です。日本では 全国に流通網が張り巡らされているうえ、雑誌に関しては大手の 取り次ぎ( 日販やトーハンなど )が流通を担っており、出版社側は 配送コストを考えずに、雑誌を全国で発売することができます。 いっぽう、米国には日本のような取り次ぎ会社が存在しないため、 各出版社にとって、雑誌の配送コストは金銭的・人的ともに膨大に なります。さらに流通の特性上、発売日を固定することができず、 そのため米国では週刊誌自体が少ないです。ニューズウィークなど は、新聞の流通に載せられるように薄くなっているのです。 ところが定期購読にすると、それらの問題が一挙に解決します。 定期購読なら売れる部数だけを刷ればいいから効率的だし、配送は 郵便で済みます。米国ではページが開かないようシールで留めれば、 そのまま宛先シールを貼るだけで郵送できるので簡単なんです。 なお、定期購読で大幅割引を受けられるのは、広告をたくさん 取れる一部の人気誌や、部数が推測しやすい専門誌に限られます。 定期購読にしてもさほど安くならない雑誌は珍しくはありませんが、 国土の広い米国ではいちいち書店に行かずとも、毎月送ってきて くれる定期購読を好む人が多いんですね。 さらに付け加えれば、米国の雑誌は紙質が悪く、製本に掛かる コストは日本よりも低いです。日本の雑誌はほんと品質高いです。 価格についても、現在のレートで比べると、日本の雑誌はわりと 安いですね。それだけコストぎりぎりで作っているので、さほど 割引できないというのが実情です。
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- tasogare32
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アメリカは国土が広大なので雑誌類は店頭販売よりも郵送による定期購読が主となります。 そこで固定的な定期購読者の獲得が各誌にとって重要な問題となります。そのため購読意欲をそそるように最初の申し込みはうんと安くしているのです。そして更新期からは正規の定期購読料を取るというのが大体のケースです。 たとえば私の取っている雑誌は各号$3.99、それが今申し込めば8冊で$14.96, 「50%引き」をうたっています。しかしその後の定期購読料は1年$43.90で、ほんのちょっと安いだけです。 つまり格安購買料は最初に読者を釣るための利益を度外視してのエサというわけです。 ただこういうことが出来るのも、欧米では書籍、雑誌には日本のような再販制度がないという事情があります。
お礼
なるほどそういう手もあるのですね
お礼
ありがとうございます、よくわかりました