「通信教育で保育士の資格を取得する」とは言っても、2種類あります。
1つは、保育士養成課程のある大学・短大の通信教育課程に入学し、所定の単位を取得して卒業する方法。
もう1つは、民間の通信教育の「保育士試験の対策講座」を受講して独学し、保育士試験に合格する方法。
前者の方法は、通信教育課程ではあっても、入学してその学校(大学・短大)の正規の学生となります。日本では二重学籍は認められていないため、人文学部に在学しながら保育士養成課程のある学校の通信教育課程にも入学するのは、残念ながら不可能です。
この方法だと、通信による勉強だけでなく、スクーリング科目があったり、保育実習にも行く必要があります。
スクーリングは、音楽実技とかが有ると思います。
後者の、「民間の通信教育で、保育士試験対策講座を受講する」のは、学校ではなく試験対策なので、受講する分には実習はありません。
ただし、こちらの方法だと、通信教育を受講するだけでは資格が取れず、保育士試験を受けて合格しなければいけません。(通信教育を受講するだけでは資格が取れないのは、くどいようですが、あくまでも試験対策の講座だからです)
保育士試験は、書店で資格試験関係の本が並んでいるコーナーに行くと、問題集や参考書があると思うので、参照するといいです。
試験科目の中に「保育実習」という名称がありますが、実際に保育園に実習に行くのではなく、実習するにあたっての知識(理論)のペーパー試験と、音楽・絵画・言語(3つの中から2つ選択)の実技試験です。
保育士以外で、児童福祉に関する仕事の種類ですが、これも保育士になるための勉強をするようになると、必ず出てきます。
上記にも書いた書店で保育士試験のための参考書で、「児童福祉」の科目をめくるだけでも、分かります。(保育園も含め、児童福祉施設というのが、何種類もあるんです)
お礼
回答ありがとうございます。実習の有無は気になっていたのでわかってうれしいです。また、細かく書いてくれてありがとうござます。