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薬剤師の仕事
ペーパー薬剤師でしたが、金銭的な理由で調剤薬局に来週から行き始めます。(小学生の子供が二人います)薬暦の書き方や患者さんとの会話など、分からないことだらけです。もちろん薬のことも0からの出発です。参考になるような本やアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。緊張しています。
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sorarisさん こんばんは 薬局を開局して5年になる薬剤師です。 ペーパー薬剤師さんだったら薬暦の書き方とか患者さんとの会話の事とかお薬の説明等色々不安だと思います。そんなに言ってしまれば慣れの問題です。怖がらずにどしどしやりましょう。 患者さんとの会話や薬の説明ですが、私は常識的な事を常識的にお話すれば良いと考えています。処方箋のお薬の説明で一番重要なのは、いつ・どの位の量を服用すれば良いかの説明する事です。ですから薬袋に書いてある事を言葉に出して話せば良いと私は考えています。患者さんによっては「食前」・「食後」・「食間」が解ってなく、「食前」を薬を服用後即食事しても良いと考えている人もいます。(この場合は「食直前」に当りますよね)例えば糖尿病薬で多い「食前」は、「食事前30分位です。間違えないように服用しましょう。」と軽く説明すれば良いわけです。同様に抗ヒスタミン剤の場合は「眠気の出る可能性の有るお薬ですから、車の運転等注意しましょう。」と軽く言えば良いのです。私の場合は怖がりと言う点もあってアレグラでも「眠気が一番出難いアレルギー用のお薬ですが、それでも眠気が100%出ないわけではないので注意して下さい。」と言っています。それ以外には例えば鉄剤だと「便が黒くなる事があるお薬ですが、薬のせいですから体調で便が黒くなっている(例えば胃の出血等)では有りません。」と軽く言えば良いのです。以上の様に常識的な事を常識的に説明すれば良い事です。難しい事は考えないで良いとおもいます。私たち薬剤師が常識的に一般の方が誰でも知っていると考えている事でも知らない人もいます。そう言う事を考えて、難しい事は言わずに常識的な事を言えば良いと思います。後はおいおい勉強したり先輩の薬剤師の説明を聞いたりして、説明の内容を増やして行ったら良いと思います。 店頭でのお薬の説明で難しい事を話しても、患者さんは「知識をひけらかしている薬剤師さん」としか思われませんから、決して難しい事は言わない事です。患者さんから質問されて難しい事を話さなければならない時は致し方ないですけど・・・・。 薬暦については、患者さんにお薬を渡す時に話した(または話し掛けられた)内容を全て記載して下さい。後、処方内容を見ても何の為にDr.が処方したか解らない場合も有りますよね。例えば「頓用 カロナール200mg 1T 10回分」と言う処方では、見ただけでは発熱時に使うのか頭痛時に使うのか解らないです。この場合は、カゼ引いて発熱しているのかどうか聞くだけでも、用途がはっきりするわけです。または、Dr.がどんな事を言っていたかを聞けばわかる事もあります。そう言うことを薬暦に記載すれば良いと思います。 常時来局している患者さんで、常時服用している処方内容の場合は、「きちんと指示通り服用してますか?」と聞くと良いと思います。「昼は飲み忘れるんだよね」なんて言って来る場合も有るかと思います。この場合、コンプライアンスが悪いですから、「コンプライアンスが悪い患者さん」と薬暦に記載出来ると思います。このコンプライアンスが悪い患者さんの場合、「きちんと服用してますか???飲み忘れが有ると効き目が弱くなる場合がありますよ」なんてお話も出来るわけです。その場でお話できなくても、次回お話出来る事も有ろうかと思いますから、色々聞いたり聞かれたりした事を記載すれば良いと思います。 お薬の説明や薬暦の記載等言えば色々難しい事もあるのですが、難しい事はさておいて常識的な事を言ったり書いたりすれば良いと思います。 お薬の勉強ですが、「治療薬薬マニュアル」が良いと思います。これは添付文章を纏めたような本ですから、勉強し易いと思います。 色々解らない事も有ろうかと思いますが、頑張って下さいね。
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老残のペーパーアポです。今手元にあるのは、保険薬事典、今日の治療薬、治療薬マニュアルの三冊です。調剤薬局に勤務したことはないですが、客(患者)の立場での想像ですが、薬歴簿、接客(指導?)などは、<薬局長に対して素直に聞く耳を持つ事>そして何事も経験がものをいい、失態が成功の基ではないでしょうか。希望に勇気を加算して精進されますよう・・・まだまだ私に比べればお若いのですから。
お礼
有難うございます。何事も経験ですね。事前の勉強も頑張ります。心強いお言葉を頂き感謝します。
お礼
とても参考になりました、具体的に教えていただき、頑張る勇気が沸いてきました。本もすぐに調べてみます。有難うございました。行く先にもあなたのような先輩がいてくれますように。