- ベストアンサー
現代版、悪を退治する番組ってないの?
時代劇では正義の味方が悪を退治します。 この時代にもきちんと法律はあったのに悪役は切られて殺されます。 年始のテレ東なんかの時代劇番組なんかでは流血シーンまで 再現していますね。 水戸黄門は親玉は死なないようですがザコキャラは死んでいるんですよね? 暴れん坊将軍なんかは殺してしまいますね。 ドラマでは不良を主人公にした物や不倫、浮気をテーマにした物 および刑事ドラマでも暴力シーンや殺人シーンもあります。 これらは適当に悪役をそれなりに正当化しているような気がします。 もちろんこれらはいずれもフィクションです。 それなら例えば今風に税金の無駄遣いしている政治家、官僚を 裏で暗殺?したり、闇金など社会のゴミを警察では頼りにならない! ということで退治してくれるようなドラマはなぜ存在しないのでしょうか? よくテレビで税金の無駄遣いをやっていますが放送しているだけで それらがなくなるわけでもなく放送している理由がわかりません。 ただ国民感情に火を付けているだけの気がします。 それなら現代版の不正、悪を退治するようなドラマのようなものを 作ったらヒットすると思うのですがなにか作れない理由があるのでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
『この番組はフィクションです。登場する名称等、実在の物とは一切関係ありません』 というテロップはご覧になった事があると思います。 で、実際にその前提で現実にマッチした誰でもが「アレか?」と判る内容のドラマを制作したとします。それは制作側にとってヤバイのです。もしクレームが来たとして、対応は 「あれは架空のお話です」となるでしょう。しかし実際にはそのドラマで描かれている『悪役』は、誰でもが「ああ、これはあいつの事だ」と思われる内容だったりします。何故なら、そういうお話に出てくる所謂『悪役、悪徳起業』は実際に存在するからです。どんなストーリーを作ろうと、そういう悪人、組織、権力者が存在してしまいます。そしてそれらが法的に名誉毀損で訴えでもしたら、何故か法律では勝てない可能性が少なからずあります。裁判で負けないにしても、裁判沙汰になった事でのイメージダウンは制作サイドを恐れさせるに充分なのです。勿論、「世論が味方してくれる」と言う意見もあるでしょうが、そのドラマの内容にもよりますので逃げ腰にならざる負えません。ドラマ制作者は、社会の不正を暴いて戦う為に作るのではなく、自分の生活の為に仕事をしているのです。また、そういった危険なドラマでは、出演する俳優も逃げます。人気商売にとって、世論の後押しと言う不確実な実りよりも、問題になってイメージダウンする危険の方がより身近な問題なのです。 また、別な理由として、それでは、「どんなに難しくても現実の存在とは全く関係ない物を考えれば良いのだ」という意見もあるでしょう。 ある物語である悪徳企業を出したとします。まあ、業界全体を架空にする訳にも行かないので、例えば『○○業界の大手、A企業が悪事を働いている』という物語を作ったとします。実際の○○業界の大手、実在するB企業は、善良で、とてもよい仕事をしているかも知れませんが、ドラマを見た視聴者は、「きっとドラマのA企業は、現実のB企業の事だ」とイメージ付けます。結果、ドラマのせいで、B企業がイメージダウンになります。この可能性を考えた場合、例えばスポンサーとして、また、ロケ場所の提供等での協力を、その業界の一企業がしようとは思わないでしょう。つまり、それではドラマは作れません。皆様(悪人も含め)に愛され、皆様(悪人も含め)に協力していただけ無い限りテレビドラマは成り立ちません。それでもそういった作品を作るのならば、独立し、資金を自己負担しての制作となります。つまり、何処の局でもそんなものは放送してくれません。 そんなつまらない現実が根っこにあります。 これは、番組を作る側の低い作品意識、放送する側の事なかれ主義、見る人の節操の無さ、そしてみんな自分がかわいいという情け無い問題です。 私もその一人です。
その他の回答 (3)
- alidon
- ベストアンサー率26% (292/1091)
#2です。 「国に対して」と言うのは、テロを題材にと言う事ですか? 悪政を敷き、民衆を苦しめる悪い政府を転覆させる… これは日本ではありません。なぜならば、現在の日本人の多くは様々な問題を抱えながらも何とかやっているこの国に満足しているからです。国自体の方針や、その時の政治家や与党の方針に反発し、不満を抱いていても、「それならば政府を打倒して共産主義国家を打ち立てよう!」 とはなりませんよね? 結局どんな主義主張を掲げても、それを統べる統括者や管理機関が腐敗すればそれは悪政ですし、逆にそうでなければ現存するどの主義でも正義は護られるでしょう。 結局、日本人として、世界の中で比較的恵まれている環境に暮らす私たちは、「国の主張、主義までを変えて正義を貫こう」という発想は持ち合わせません。せいぜいが、「現状のシステムや基本理念を維持したままで、それを悪用する悪者を排除したい」といったところです。つまり、「国に対しての悪者征伐」ではなく、「その国に巣食う悪い権力者を排除せよ」と言う事になります。 …となると、悪者役は現在実在する政治家や、官僚となり、特定の個人や省庁の攻撃として捉えられる可能性があります。そしてそれを一つのイデオロギーとして捉えられでもしたら、例えそうでなくとも過激な作品として位置づけられます。勿論その設定の巨大さに見合う大きな協力も何処からも得られなくなります。つまり、そういったものが物語のテーマであっても、飽く迄もエンターテイメントとして何者をも攻撃していないというオブラートが必要になり、本来の意義等は失われます。 また、#3様が仰っているように、飽く迄も「架空の悪の組織・それもなるべく荒唐無稽な物」を使い、現実との対比や不正の弾劾を行ってもそれは結局子供番組として認識されるし、子供番組の枠でのみ制作が可能な事になります。例えば、夜9時のゴールデンタイムでヒーロー物を放送すれば、自ずと視聴者層は子供中心となり、恐らくタイトルや新聞などのラテ欄をみた大人の視聴者は見ないでしょう。 現実に、子供番組ではかなり高レベルで現実を風刺したものや、現代社会を批判した作品が多くあります。が、結局それは御質問者様が例で挙げた様な時代劇と同じ、現代の現実の物語とは受け取られません。 再度の回答ですが、お答えになっていますかどうか…。
お礼
やっぱりいろいろ問題があるようですね。 ありがとうございました。
- goodpro
- ベストアンサー率29% (486/1651)
「スーパー戦隊シリーズ」(東映・テレビ朝日)なんていい例かも。 あれだって、爆薬にかなりお金がかかっているはずですよ。(一発○万円とか) しかも、地方ではイロイロと真似されているものだから、東映は登録商標(○○戦隊 ××レンジャー)で対抗。それだって、フィクションですよ。 ま、如いていうなら再構成している投稿番組「こたちょ」とか「ミラクルタイプ」とかぐらいでしょう。 大抵の2時間ドラマとかは「観光地」も一緒についてきますし、映画のフィルムコミッションも各地で増えつつあります。つまり、イメージ一つで変わってしまうと言うことです。 >水戸黄門は親玉は死なないようですがザコキャラは死んでいるんですよね? 暴れん坊将軍と同じ時間くらい辺りなら、殺すシーンは少ないはず。 あというなら、出演者本人の不祥事一つでも、番組にかなり影響は出るはずです。 スポンサーからウン千万円のお金をもらったのに結果が出ないのなら、次からは作らせてはもらえません。 ドラマ(製作)かドキュメンタリー(報道)かでは、扱い方がかなり違うはずです。 たとえ番組一つでも「Aのパクリ番組」と言ってしまえば、今のテレビは「報道(ニュース)」か「通信販売番組」「トークショー」「歌番組」ぐらいしか作れないはずです。 今でさえ、歌番組がなくなりつつあるのに...。
お礼
なんか現代版が欲しいですね。 子供向けのはちょっと。
- silpheed7
- ベストアンサー率15% (1086/6908)
昔はハングマン・シリーズがありました。 http://nadaka_tatsuo.at.infoseek.co.jp/hangman/index.htm
お礼
こんなのあったんですか。 古すぎて・・・私は知りません
お礼
なるほど。 なら国に対して・・・ っていうのは・・・