「フレキサイトデンチャー」「スマイルデンチャー」等の名称で最近用いられ始めました。
これらの名称で検索していただければ特長は色々と説明されています。
アメリカなどではある程度実績のあるこの方法ですが、日本で一番問題となるのは、歯科材料として正式には認可されていない材料を用いると言う点です。
法的には日本国内で製造、加工できないことになっています。
歯科医師が個人の責任の下に輸入して患者さんの治療に用いるのが原則ですので、まだ極一部の歯科医院でしか採用していません。
また、今後一般的な方法として定着する保障も有りません。
当然、保険は適応されず自費扱い、何十万もの費用が掛かる場合もあります。
修理や補修のメインテナンスが将来的に保障されるかどうかも心配な点です。
使い勝手は、上手く行った場合大変良い結果が得られる様ですが、(これはどんな入れ歯でも同じですが、)症例によっては適応できなかったり、良い結果が出ないこともあります。
バネに対する違和感は少ないのですが、顎部分の面積が増える場合が多く、その点の違和感が増したり、噛んだときの「しっかり感」がなかったり、と言った問題がある傾向はあります。
余談ですが…
現在普通に行われている保険の入れ歯でも上手く行く場合も多くあります。
入れ歯の成否はどんな方法をとっても、結局の所歯科医師と歯科技工士の技術次第で決まります。
技量の差は、一流の演劇とお遊戯会程の差(それ以上?)が有ります。
信頼できる歯医者さんを探して治療を受けると、また違った結果が出ることもあります。
お礼
早速のアドバイス、有難うございました。まだ極一部の歯科医院でしか扱っていないんですね…。何軒か近くの歯科医院に問い合わせてみたのですが扱っていないようでした。実は金属アレルギーなのか、義歯を入れると口の中がただれるのです。金属の当たる部分の舌や、ホッペの内側が。そういうこともあってあたりが柔らかく、金属のバネを使わない義歯にとても関心を持ったのですが。もう少し検討してみたいと思います。アドバイス有難うございました。
補足
どなたか、実際に使っている人の生の声を聞きたいのですが、フレキシブルデンチャーを使用しておられる人はいらっしゃいませんか?