- ベストアンサー
なぜ電車の運転席は逆?
私は車で仕事に行くことが多いのですが、この間たまたま電車に乗りました。ふと思ったのですが、なぜ電車の運転席は車と逆の左側(日本では右なので...)なのでしょうか?前から左であることはわかっていましたが、特に疑問に思ったことはありませんでした。なんとなく気になったので質問してみました。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
質問者様こんにちは 日本の場合、1さんの言っている通り、行き違いの駅などは原則進行方向に向かって左側の線路に入ります。対向式プラットホームも多く、信号機など標識類は原則左側に建てています。(カーブ区間など一部例外あり。)そのため、進行方向に向かって左側に運転席を設置しています。 ただし、例外もあります。 群馬県の上信電鉄は自社発注の車両は右側に運転席をもっています。これは路線のほとんどの駅が島式ホームで行き違いをしているため、ワンマン運転など合理化したかった為と思います。(※ただ、最近他社から購入した車両を運行しており、運転台の配置をわざわざ改造しているか判りません。)また、都営地下鉄大江戸線では、プラットホームの配置を必ず島式にして、運転席も右側に配置しています。ワンマン運転でドアの開閉はTVモニター等で確認していますので、一見わざわざ右側にすることは無いのに・・・とは思いますが、万が一のときなど、やはり後方確認しやすいからだと考えられます。 ただ、東京地下鉄「南北線」辺りもホームドアなど装備して、ワンマン運転できそうなので、右側運転席になりそうですが、そこは他社との乗り入れの関係もあり、右側にすると不都合であるから左側運転席となってます。 面白い例もあります。最近はコンテナ貨車の普及で貨物操車場での頻繁な貨車の入換え作業は少なくなりましたが、入換えに使用されるDD13形(ちと古いですね。)やDE10形などの製作目的が入換え用途が主のディーゼル機関車は横向きに運転機器がついてます。(※原則進行方向左側の席に座りますが・・)これは、前後方向に頻繁に行ったりきたりするので、運転台を横にすることにより、前後確認しやすくするためです。 最近はどこもかしこも”規制緩和”ですので、「原則は左だけど、右側も場合によってOK」というのが増えてくるのではないでしょうか!?
その他の回答 (2)
- matrsetra
- ベストアンサー率30% (110/359)
歴史的な面から蒸気機関車や鉄道技術をイギリスから教わった為というのもあるようです。 蒸気機関車はボイラーが前にあって見通しが悪く左側通行では信号などは左側の為、左に運転席があるなごりという考え方もあるようです。
お礼
ご回答ありがとうございます。イギリスも車は左側走ってますね。やはり車とは関係なく鉄道は意味があってなんですね。
- o24hit
- ベストアンサー率50% (1340/2646)
こんにちは。 これは駅の構造に関係があります。 今でこそ、地下鉄などを中心に「島式ホーム」(ホームが真ん中にあって、両側に電車が止まるやつです)が増えていますが、かつては駅と言えば「対面式ホーム」(ホームが上りと下りに向かい合って分かれているやつです)でした。 という事で、左側に運転席があった方が、運転席が左にあるとホームの真横に来ますから、止まる位置を確認したり、後ろを確認したりするのが便利だからです。
お礼
ご回答有難う御座います。そういえばホームが右にあったり左側にあったりしますね。これも経費削減で真ん中にあるほうが1つでいいからなんですかね。
お礼
ふと思った疑問に詳しくご説明いただき有難う御座います。大江戸線は比較的利用するほうだと思いますが右側にあるのは気がつきませんでした。横向きもあったりするんですね。日本では車は左側通行で運転席は右側ですが、電車の場合は様々な意味があって左側にあるということがわかりました。