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クリスティ「ナイル殺人事件」で犯人はどうして銃を捨てたのでしょうか?
先日アガサ・クリスティ原作のポワロのビデオ「ナイルに死す」(「ナイル殺人事件」)を観ました。 もう返してしまって観返せないのですが、振り返って気になったのが、どうして犯人は銃を船の外に捨てたのかということです。 その場においてあった方が自然ではないでしょうか? たしか発射した弾の数を合わせたり細工してますよね。(自信なし) しかも他人のひざ掛け(?)を盗んでそれにくるむ必要はなかったのではと思います。 犯人は川から銃が発見されることを予見していたのでしょうか? 記憶があいまいなので、見当違いの質問かもしれませんが、 よろしくお願いします。
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犯人は、かつての恋人に足を撃たれ、動けないことになっていました(実は空砲)。そしてアリバイを作り、隠し持っていた小型の銃で妻を殺し、取ってかえって今度は自分の足を撃ち、それから窓に捨てたのです。 つまり、自分の足を撃ったのはあくまでも昔の恋人でなければならず、実際に狂気として使われた銃が自分の手元にあっては都合が悪かったのです。 後から発見されても、その銃がどこで使われたかは判りません。ただ、装弾数のつじつまを合わせるために、あらかじめ1発(つまり自分の足を撃った分)を装填しておいたのです。 他人の膝掛けを使ったのは、真犯人の見当を付けにくくするためでしょう。
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- char2nd
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>当時の科学捜査がどれくらいのレベルか分りませんが、どの銃から発射されたものはかは分ったのでしょうね。 ライフルマークを調べれば、銃弾からそれを発射した銃を特定することは可能です。 ただ、当時その技術が合ったかどうかは判りません。 >ところであの恋人同士は、どの時点であの計画を立てていたのでしょうか? 最初から遺産目的で接近したのでしょうか? 最初からでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 クリアになります。 銃は第三者が持ち去り犯行に使われたと見せかけたかったわけですね。 当時の科学捜査がどれくらいのレベルか分りませんが、どの銃から発射されたものはかは分ったのでしょうね。 ところであの恋人同士は、どの時点であの計画を立てていたのでしょうか? 最初から遺産目的で接近したのでしょうか?