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“普通の国”とは?

最近、とある雑誌で目にした記事について、よくわからない点がありましたのでご質問させていただきます。 その記事によると(歴史問題関連)、 『中国が一番恐れているのは、日本が“NO”と言える国になること、“普通の国”になることだ』 と書いてありました。ここでいう“普通の国”とは一体どのようなものなのでしょうか?

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  • bigskull2
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回答No.6

アメリカ人の言う「普通の国」というのは「アメリカのような国」の事であって、192カ国中数の上での「一般的な国」、「普通の国」という意味ではありません。 一国一票的な考え方をして192カ国中の日米の外交のやり方を見るならば、どちらもそれぞれに「普通」ではありません。それぞれに特徴的なものがあり、違ったお国事情というものがあります。 比較文化論的な考え方をしてもそうです。日本も、米国もどちらも「普通」ではありません。かなり特徴的だと思います。 カール・ジャクソンが日本を見て「普通でない」と思うのも、単にアメリカ人の視点から見て、違和感を感じる、不可思議である、という程度のことに過ぎないのであって、世界の中から見て「普通でない」という次元の話ではないのです。 (まぁ最も、今日の日本を作った要素の中には、あなた方アメリカ人自身と、日本人との間に生まれた試行錯誤の結果もかなりの部分含まれているのだということを思い出して欲しいのですが) 外国に干渉されないのが「普通」だという意見もありますが、それは違うと思います。実際問題としてアメリカも「干渉」を受けていますし、それによって貿易、外交など国内の政策が左右されています。またその一方で外国に強力に干渉していたりもします。 アメリカを引き合いに出すとかなり極端な例になってしまうわけですが、アメリカも含め、日本も含め、他国間との係わり合いなしに存在している国などどこにもないのです。 何か特定の外国を見て、それもとても狭い範囲の物事しか見ないで、普通とか、普通でないとか抽象的なことを言い出すからおかしな事になってくるんです。その麗しき誤解のおかげでどんどん日本人"らしさ"が失われていくわけです。

dunehawk
質問者

お礼

個別にお礼を申し上げられず申し訳ありませんが、ここで一括してお礼したいと思います。見方によっては“普通”の中身は様々なんですね。皆さん回答ありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.5

「普通の国」とは、自ら国を守ることができ、「外国から「内政干渉」を受けない国と思います。資本主義、社会主義(共産主義)を問わず、世界の国々は自国を防衛できる体制を確立しています。また「内政干渉」には毅然とした態度を取ります。このような国を「普通の国」と言うと思います。 それに比べて、現在のわが国は全く正反対です。アメリカの一州のように、アメリカの言いなりのように見えます。また中国・韓国からは、非難・抽象の嵐で、「内政干渉」を絶えず受け続けている状況です。外国からの言いなりにならないように、わが国の意見を正々堂々と述べて、受け入れない事柄は断固として拒否する姿勢が必要です。このような姿勢を外国に示せれば「普通の国」と言えると思います。そのためには、憲法を含めて法整備が必要ですが、国民の同意が得られるか否かが焦点です。

  • pluto001
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回答No.4

カール・ジャクソンは、いわゆる「普通の国」論によって、憲法第9条を改正すべしと説く。 「日本はほかの『普通の国』と同様に、集団的自衛権を持っている。(行使できるように)早く9条か、9条の解釈を変えることが好ましい。日本人が同盟相手である米国人の隣で従軍していけない理由はない。」 そして、日本が「普通の国」になることは、日米同盟のためだけでなく、世界のためにも、日本のためにも望ましいとして、こういっている。 「日本が『普通の国』になることは日米同盟のためだけではなく、アジアの平和にとっても重要だ。兵力整「備や外交政策の立案について(憲法で)特別の制約を加えるべきでない。日本はいつまでも年少者の役割を演じ続けることもできない。改正はこうした日本の現実に憲法が追いつくためのものだ。」 これと同じような考え(「普通の国」論)が日本の改憲論者の中に広くあることは、よく知られている通りだ。」 下記URL HP から一部、抜粋。 普通の国 論批判で参考URL HPもありますので、参考にどうぞ。

参考URL:
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/050517_futunokuni/
  • pluto001
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回答No.3

おそらく中国が「普通の国」と言っているのではなく、著者から見て中国の言い分をまとめると『中国が一番恐れているのは、日本が“NO”と言える国になること、“普通の国”になることだ』というまとめになるという事でしょう。 憲法的に戦争の出来る国にしたい人が、「戦争の出来る国」という言葉を使いたくないが為に「普通の国」という言葉で表現する人が多いので、個人的にうさんくさくて好きではないですね。 普通の国 論を話す人で自民党の麻生さんがいますが、ホームページで「普通の国」についても書いていますので、下記URLを参考にどうぞ。

参考URL:
http://www.aso-taro.jp/kamanosato/back.html
回答No.2

そこで言う普通の国とは、現在の情勢で言うと、軍隊を持ち、戦争・戦闘のできる国のことがそれにあたると思います。 いまは憲法9条に戦力を保持しないとか、戦争を放棄するとか書いてあるわけです。実態はどうか別として。それで、海外派兵とかしているので、戦争ができる普通の国になってしまったら、また攻め込まれるかもという危惧があるのでしょう。 また、少しうがった見方をすれば、今は安心して潜水艦などで日本の領海に侵犯などができるわけですが、普通の国になってしまったら攻撃される可能性があるから、自由に侵犯できなくなるという点も危惧に値することだと思います。

回答No.1

ある国に対して無茶苦茶な行為をして抗議を受けても歴史問題に摩り替えて相対化すればその国を黙らせることができる、という手が通用しない国