アメリカ在住者です。
友人がアメリカの大学院で航空工学の修士をとりました。
書かれているような会社に就職を希望しており、3次面接まで行きましたが、最終的に、国防産業である会社なのでバックグラウンドとSecurityの調査を受けて落ちました。(テロ事件以前のことです)
(おそらく彼以上に専門分野であり、バックグラウンドチェックを通ったアメリカ人がいたのだと思います)
そして彼の就職の条件は、国防産業の企業である以上、労働visaでなく永住権をとらないといけないというものと将来的に市民権をとるということが条件でしたから、おそらくアメリカ人以上に彼を雇い入れるのにお金がかかるので、会社に敬遠されたのだと思います。
特に911のテロ以降は、外国人は学生visaから労働visaに切り替えるのに、会社の保証なしには切り替えることが難しいですし、学士卒よりも労働visaや永住権に切り替えてもらいやすい修士卒でも、上記のような国防産業に従事している会社では機密保持という面からも外国人を雇うのに大変神経質です。
そのような現実があるということも理解したほうがいいと思います。
visaの件は、あなたが会社の望むような人材であれば労働visaも、将来的には永住権も取得の援助や保証をしてくれるものです。
まずは学位をとることと、できればアメリカ人に候補者が少ない分野の専門を身につけ会社が望む人材になることです。
私の上記の友人は、同じ大学院でも彼の専門はたった3人しかいなかったというくらいの特出した人材でしたが、やはり(結果的に)アメリカ人にかなうだけの実力がなかったということです。
彼がほかの人より優れていたら、当然のことながら会社は彼の労働visaも永住権もサポートしてくれたと思いますので。
これで少しはわかるでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 とても勉強になりました。とにかく今まで通りに名大の機械航空工学科を目指して頑張ることにします。