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オーケストラの基礎練習
大学の学生オーケストラに所属しているものです。 楽器を始めて3,4年くらいの人が多いのですが、 最近、オーケストラのレベルを上げるために個人レベルだけでなく弦、管のセクションで基礎練習をしようという動きが出てきました。 しかし、どういったことに手をつけていいかわからず、 ぜひみなさんの知っている練習方法を教えていただきたいと思います。 特に弦楽器向けの練習方法を教えていただけると助かります。
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オケとして、あるいは弦セクションとしてやった経験はないのですが、弦楽器の基礎練習と言えば、開放弦でのボーイング練習とスケールの練習でしょう。 ボーイングの基本は、弦と弓が直角に交わることですが、意外とこれができていませんよね。自分で弾きながらきちんと直角に交わっているかどううかも わかりにくいのですが、実は、直角に交わっていないと弾く位置がずれるのです。そこで、弾く位置がずれないように弾きながら目で確認しながら練習すると、しだいに直角に交わる=弓がぶれないようになりますよ。 だんだん余裕が出てきたら、直角を維持しながら、弓先では毛を多めに当てるなどして、弓先で音が痩せないように練習を進める、あるいは、移弦が入っても直角が維持できる練習、なんてのもいいですね。 音階練習も、ゆっくり、1つ1つの音を伸ばしながら、音程やいい音程で弾くことを可能にする左手の指の形、ボーイングなどをチャックすること。とりあえずは、ひたすらニ長調の音階を2オクターブぐらいやるといいでしょう。 ところで、質問者様のオーケストラにはトレーナーの先生とかはいあないのですか?もしいれば、その方に相談するのが一番でしょう。 大学オケの弦楽器の場合、私もそうだったのですが、経験年数は少ないのに楽譜がけっこう大変なので、音符を並べることに追われてしまうのですが、実は基本が大切です。 スケールと開放弦の練習、レッスンでじっくりやらされたのですが、その結果、レベルアップしてみると「急がば回れ」だったことがわかりますよ。
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- rasp-berry
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大学オケでバイオリンを弾いている者です。 私は経験者(一応3歳から7年ほど習っていました)で、高校でもオケをやっていました。 基礎練習はtutti前に個々がやるべきことなのではないでしょうか?音階練習は全体で行ったほうが効果的だと思いますが。 バイオリン・ビオラは構えて手を離して正しい姿勢を1分ぐらい保つ練習、開放弦でのボーイング、開放弦の移弦(例・バイオリンの場合A線とE線を交互に弾く)は毎回曲を弾く前する。 開放弦でスタッカート、テヌート、細かいきざみをすると弓の動かし方に集中できるので良いかと思います。 余裕があれば、カイザーという教本(ピアノでいうバイエルのような…)を弾きこむ。これらは個人練レベルですね。 初心者の子を見ていて、移弦がなかなか難しいようなのですが、質問者さんのところもそうではないですか?移弦がスムーズになれば、よほど難しいメロディーでない限り、全体がバラつくといったことが無いと思います。 私の大学ではセクションで基礎練をすることはありません。また、高校でもそうでした。 すると言えば、音階だけでした。 もし、セクションで上記で上げたようなことをするのであれば、バイオリン・ビオラ組とチェロ・コントラバス組に分けて練習することをお勧めします。弾き方が違うので、練習方法も異なりますので。 このような回答で良いのかわかりませんが、参考になれば良いなと思います。
- welt1579
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例えば、何人かは上手な人がいるでしょうから、そういう人たちで、3,4人のグループを作って、分けて練習するとか。 後は、ひき方を揃えていくことですよね。アップ、ダウンでも、どのくらいまで持っていくなど人によって異なったりしますから、揃えていくのは結構大変な作業だと思います。 基礎練習もできるといいですね。音階、アルペジオなど。弦楽器は、結局、耳を育てるより他ないと思うんです。自分の音が正しいかどうかわからなかったら、いくら練習しても無駄になりかねません。 出そうとする音をイメージしてそこへ持っていけるような、練習方法を考えていかれるといいと思います。 すみません、若干、個人練習のようなお答えになってしまいましたね。がんばってみてください。
お礼
やはり弦楽器では音階やアルペジオで耳を育てるのがよいようですね。 他にもいい方法があれば、と思ったのですが、とりあえずご回答ありがとうございました。
オーケストラのトレーニングを目的とした練習は経験がありませんが, 定期演奏会を重ねるごとに全体に力が伸びていったように思います。 個々の力を伸ばすことが全体の力も伸ばすことになると思いますが, 経験した例を書いてみます。 絃パートの練習で言えば,上級生や技術の高い人を後ろの席にして, 後ろから実際に聞こえる音で前に座る人をバックアップしてあげる。 前に座ると各パートのアンサンブルが実感できます。 室内楽をしているみたいに。 後ろから見ていると前の人のボーイングもよく見えるので,アドバイスもできます。 弾けなくて自信がなくても前に座らせられることで, 緊張感も違い,演奏することの意識も変わります。 オケ全体としては,少し背伸びしたレベルの曲に取り組んだ後, レベルが上がったような気もしました。 曲が難しいだけに,それぞれに個人練習もよくしてました。 半年間続けても飽きないような曲の選択が重要ですが。 その他,初心者を育てるためのパート練習の時間の使い方も大切でしょうね。
お礼
音階練習と、開放弦でのボウイングは先日試験的にうちでとりいれたばかりでした。 他のところでもやっていたというのは心強いです。 トレーナーの先生もおりますが、きていただくことがめったになく、なかなか相談しづらいのが現状です。 とにかく基礎の大切さを実感できるようにがんばります。回答ありがとうございました。