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ゴッドファーザー・・・ おもしろい??
名作と呼ばれるゴッドファーザーpartIを見ました。 夜中に眠気まなこ気味で見たのが悪いのか私がおかしいのか分かりませんが・・・ 正直、名作と言われる所以が私には分かりませんでした。むしろ時間長ーい・つまらないと思ってしまいました。 特にハラハラドキドキするストーリー展開でもなければ特に話がおもしろいわけでもない。展開がだるい。 最後の終わり方も微妙。(これは続きものだから仕方ないのかもしれませんが) 特に鬼気迫るマフィア攻防でもないですし・・・ 私がおかしいのかな><?? ただ、ものすごく絶賛される映画なので自分がおかしいのかなと不安になりました。 私と同じ方・またそうでない方も意見あればぜひ回答お願いします!! ※批判してるのでは決してないです!!
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アメリカ在住者です。日本で見ている皆さんとは違う観点で書きます。 「ゴッドファーザー」は特にPartIは最初はとっつきにくい映画だと思います。何度も見ていて原作も読んでいる私ですが、それでもギャングの親分?の名前とかわかりにくいですし。日本に住んでいて見ると背景とかわかりにくいですよね。 ですが、アメリカに移住してこれを移民の歴史として見るとまた違った観点から見れるようになりました。 partIで、結局は移民でそれもイタリア人系であるがゆえに世間ではギャングとしてしかみてもらえない道を歩むパパコルリオーネや、、ボスの息子であるマイケルが大学にも行き、自分はその世界に入らないと決めていて親の希望でもギャング以外のものになってほしかったのに、結局親の敵討ちに手を染めてギャングになってしまう過程。 マイケルが結婚した相手(ケイ)は大学の同窓でアイルランド系なので宗教は同じだが(カソリック)当時の移民の子供同士の環境としてお互いに受け入れられない部分があることなど、アメリカのあの当時のイタリア移民とその子供を取り巻く社会などを考えるにはよい教材です。 またこの物語はアイルランド系のケネディ一族がのし上がってきた過程とも重なる部分があり、そういう意味でも歴史教材になりうるものです。 特にPartIIのパパコルリオーネがイタリアから逃れてアメリカに来て、エリス島で英語が話せず名前を間違ってつけられてしまうくだりや、その後のドンとなっていく過程などは同じく移民として渡った者としては感慨深いものがあります。 アメリカに長く住むと、今でも多少は民族や人種に対しての差別などもあるわけですし、そういう点も共感しながら学べんでいける作品です。 またこの映画が名作といわれているのは、やはりギャングの世界だけでなく人間社会全般の信頼や裏切りや力関係などをまざまざと描いているからだと思います。 ある意味企業戦略とか社会での力関係のつくりかたとかを実生活に応用できる部分もあると思います。 ですので、単に娯楽映画として名画というより、その裏にあるいろいろな部分を考えたり学んだりすることのできる作品としての評価も大きいのだと思いますよ。そういう意味で私はPartIIが一番作品としては好きです。 また、参考までに以下のURLはアメリカの映画tribiaのサイトです。内容はやはり人生の教訓と言う部分が上げられています。
お礼
回答ありがとうございます!! 返信遅くなりまして大変申しわけございません!! 自分のペーペーさが恥ずかしくなりました。実に奥深い映画なのですね。上辺だけしか見ていず感想を述べた自分が恥ずかしいです。そのような背景を知っているのと知らないのとでは大違いですね。勉強になりました。今一度見てみたいと思います。 本当にありがとうございました!!