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インクジェットプリンタのスペック表示
インクジェットプリンタの購入を考えています。 スペック一覧に最大5760×1440dpiなどと書いてありますが、いくつか質問があります。 1440dpiとは、1インチに1440個の点が打てるということですよね。 (1)5760という数字の意味はなんですか? (2)用紙サイズを大きくしても解像度は落ちませんか? (3)最大というのが気になるのですが・・・どういうことなのでしょうか。
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#3です。ちょっと補足します。 > コピー用紙(B4、500枚490円)に白黒で印刷するとすれば、実際に印刷結果に影響するのは、最高で何dpiくらいの解像度にまでなりますか? > また、コピー用紙に対応できるdpi以上を設定しても全く意味が無いですか? プリンタドライバでは,dpi値を設定するのではなく,使う用紙の種類を設定するようになっています。だから,用紙設定で普通紙(コピー用紙,またはPPC用紙と呼ばれる場合もある)を選択すればいいでしょう。レーザープリンタならdpi値を直接指定できます(ドライバによって異なるかもしれません)が,この場合も,中間色がどれだけなめらかになるか,という程度の意味です。 最近のインクジェットプリンタの着弾精度はたいへん良くなっていますが,白黒印刷にこだわるなら,レーザープリンタという選択肢もあります(ページプリンタとも呼ばれます)。コピー用紙に綺麗に速く印刷できます。コンビニのコピー機はカラーレーザープリンタです。 レーザープリンタで印刷する場合,白黒の場合は,プリンタの設定が300dpi(最近のプリンタにはこの設定は無い)と600dpiでは,よーく目を凝らせば若干300dpiの方が解像度が劣ることがわかる程度です。イラストならプリンタの解像度はまず問題になりません。個人で買う場合はモノクロレーザー(白黒レーザー)プリンタが現実的だと思われます。レーザープリンタはコンビニのコピー機の仕上がりになりますので,白黒印刷は得意ですが,カラーはインクジェットの方がインクが適度にぼやける分,きれいに見えます。 現在売られているプリンタであればどれでも綺麗ですよ。パソコンで描くイラストであれば,デジカメ写真のような複雑な色ではないと思われるので,4色プリンタでも十分満足できるかもしれません(グラデーションを重視する場合はこの限りではないかもしれません)。4色プリンタはインク代などのランニングコストでも有利です。個人的には4色プリンタを使っていますが,写真は写真屋さんにプリントしてもらうのでこれで十分だと思えます。
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- travelKENKEN
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白黒だけでよいなら、レーザープリンターの方が絶対によいです。インクジェットとは品位が違います。にじみがありませんから、インクジェットほどは紙質を選びません。 また大量に印刷されるなら、ランニングコストが安いです。レーザーよりもインクジェットの方が優れているならコンビニのコピー機はインクジェットになるでしょ。でも実際はレーザー方式のコピー機ですよね。 レーザーなら水に濡れても流れませんし
お礼
なるほど! それではレーザープリンタを中心に探してみようと思います。 travelKENKENさん、 tokpyさん、 4G52GSさん、 altosaxさん、 yoroshiku_0_1_2さん、 ご親切に教えていただき、まことにありがとうございました! 大変助かりました!
- 4G52GS
- ベストアンサー率71% (1969/2770)
プリンタの修理屋です。 詳しい方が説明されているようで、私の出る幕はないのでしょうけど、プロとしての意見を。 (1)、解像度の表示は横×縦の表示が一般的で、縦はヘッド自体の密度、横方向はモーターの制御で決まります。 横方向の位置制御はモーター自体の制御だけでは不足しますので、エンコーダーと言われる位置センサを使います。 最近では光学式が主流で、プリンタの蓋を開けて、奥の方にあるグレーのフィルム(幅5mm程度)がそうです。 縦方向(紙の送り方向)にも付いている機種も多く、行間の位置制御や、フォト印刷のときの微小送りなどを行っています。 (2)、他の方もおっしゃるとおり、紙のサイズに関係はありません。機械の能力の問題です。 (3)、これは非常に問題です。 おそらく別のメーカだと思いますが、カタログ上4800×1200という中級のプリンタの例では、4800×1200、2400×1200、1200×1200、600×600の4通りの解像度パターンを持っています。 数字を見て分かるとおり、最高画質の半分、その半分、その半分と言うならびになっています。 パソコンのクロックと同じで、噴射の密度を上げようとすれば、クロックをあげればよいのですが、限度がありますので、モーターの速度を落とすことになります。そのほうがかんたんと言う理由もありますが。 モーターの駆動パルスに対して、間引いて噴射するよりも、速度を変化させるほうが制御はかんたんです。 この機種の場合は4段階の速度を持っていると考えられます。 縦に関しては一つを除き、1200です。ヘッドに関してはそのままの密度で噴射するのがかんたんだからです。 600×600というのはマニュアル設定のときのみのモードです。 同様に最高画質の4800×1200と言うのも、スペシャルモードで、特定の用紙を選択したときに、さらにプロパティを調整したときに使えるモードです。 どこのメーカーでも同じだと思いますが、通常の使用範囲では使えないモードです。 ただ、最高画質をあげるということは、機械の性能そのものも、かさ上げされるので、標準画質もあがります。 用紙によって、解像度は大きく変わりますし、インクの組合せによっても変わるケースもあり、一概に言えないのが解像度です。 表にして表すと、数ページに及ぶ機種もあります。 プリンタ選びの時には縦の解像度(ヘッドの密度)と色の数、さらにノズルの数を確認すればよいでしょう。
お礼
プロの方ですか。 今の僕には難しかったですが、後々の参考になるかも知れないので、後々に見直してみるかもと思います。 ありがとうございました。
- altosax
- ベストアンサー率56% (473/830)
>altosaxさん、ありがとうございます。 > >>普通紙に文字印刷の設定でしか使わなければ、およそ300〜600dpiぐらいでしか > >解像度って、用紙や設定でかわるわけですね。 そう、これはtokpyさんの分野とだぶってしまいますが、用紙によって、繊維の詰まりかたや、 表面処理剤による「染み込み具合」が違うことが理由です。 たくさんインクが染み込んでにじんでしまうような用紙だと、プリンタドライバーソフトがインクの噴射量を減らすようになっていて、インクが染み込んでもにじまない表面処理をしている用紙だと、きれいな絵を再現するために多量のインクを噴射する傾向にあります。 普通紙だと、何も表面処理が無くて、繊維質がそのまま荒く出ていますので、多量に吹き付けるとにじみで不都合になりますので、インク噴射量を減らすと共に、普通紙で文字印刷、という組み合わせにした場合は、文字だとおよそ600dpiを超えて細かい解像度にしても、インク噴射式プリンタの場合は肉眼で高解像度になったメリットが判別できない、という宿命があります。だからこの組み合わせでは自動的に600程度で頭打ちになるような設定になっています。 (やたら解像度を上げても効果確認不能なので、速度を優先しているのです) 普通紙でも写真を印刷したい、という場合は、噴出インク量はにじみで悪影響のない程度に押さえながら、噴出しの粒自体は細かく出そう、という傾向の組み合わせになります。 ところが、エプソンやキャノンやhpなど主要な家庭用プリンターの場合、「今の設定は何dpiです」という数値での表示が出ないようになっているのが共通して困る所です。 これはメーカーによって、また型番によって、多分全部異なりますので、自分が今一体何dpiで印刷しているのだろうか?という答えは、型番を明示してメーカーの技術担当者にひとつずつ問い合わせるしか方法がありません。 (最高品質の組み合わせにすれば、カタログ最大値になることだけは確かなんですが) >白黒/カラーの違いでも変わりますか? ノズルから発射されるインク粒のサイズ、という意味では同一の筈だと思いますが、カラープリンターの場合、インクは4色とか6色とか8色とか限られたインクを上手に紙の上でにじませて調合したり、重ねて調合することで中間調を出しています。 PX-G5000の場合は顔料インクなので、基本的に滲んで調合するタイプではなく、重ねて調合するはずですので、中間色の場合は一律に細かい粒で噴射することになるのではないかと予想されます。 (だから顔料プリンターだと、どんなに解像度の数値がカタログ上で高くても、何だか粒粒が目立つように見えます。一方で、積極的に滲ませることで中間調を出す染料系や昇華型だと、dpi値が数百程度でも銀塩写真のようになめらかな中間色が結果として出るようになります) 白黒の場合、グレーの階調は256に分類されていますが、実はこのグレーは黒インクの噴射量で決まっているのではなく、色インクの組み合わせで出されています。(特にエプソンでは) プリンタドライバーの設定項目に「黒インクだけを使う」という特殊な選択肢がある機種ならば白黒を完全な黒インクだけでできるのですが、そういう機能のない機種だと、白黒のグレーはカラーインクで処理しています。 本格的に漫画家をめざしていらっしゃるとのことですので、そうであれば普通のタイプのカラープリンターだと、あとでまたDTP専用のタイプを買い直すことになるかと思います。 というのは、出版社や印刷屋さんに持っていく原稿は、4色分版したカラーで出稿を要求されるからです。 そのためのプリンターは、「ポストスクリプト」という方式のプリンターになります。 しかしポストスクリプト方式のプリンターは非常に高価ですので、しろうとにはなかなか手が出ません。 ところが幸いにもエプソンでは、最初一般のプリンターとして使用して、あとで「専用ソフトウエアRIP」というソフトを追加購入する事でポストスクリプト方式に変身してくれる機種があります。 px-g5000だと、その点大丈夫ですね!
お礼
ご回答ありがとうございます。 DTP専用やポストスクリプトといった言葉や、そのようなソフトがあるとは知らなかったので、 調べる際にも参考になりました。
- tokpy
- ベストアンサー率47% (1313/2783)
> スペック一覧に最大5760×1440dpiなどと書いてあります インクジェットプリンタは,ノズル口が開いているプリンタヘッドを左右に動かして印刷します。例えば1色で180個のノズル口があるヘッドの場合で考えます。ノズル口は用紙の縦方向に並んでいますが,ノズル口の間隔は変えられません。しかし,ヘッドが左右に移動して印刷する場合,ノズル口から出るインクの回数を増やせば,飛ばすインクの数を増やすことができます。つまり,プリンタの場合,用紙の縦方向と横方向で飛ばせるインクの数が異なるということです。5760×1440dpiの場合,横方向には1インチ当たり5760個のインクが飛び,縦方向には1インチ当たり1440個のインクが飛ぶということです。 > (3)最大というのが気になるのですが・・・どういうことなのでしょうか。 綺麗に印刷しようとすると,印刷にかかる時間が増えます。専用紙に写真画質で印刷したい場合に,最大の解像度を使います。 解像度を落として印刷することによって印刷スピードを上げることができます。例えば,大量のはがきに宛先を印刷したい場合,ゆっくり印刷していたのでは時間がかかりすぎる場合があります。解像度を落とすことにより高速に印刷できます。コピー用紙のような表面が荒い紙に印刷する場合も,解像度を落としても用紙のせいで印刷結果が変わらないので,解像度を落として印刷します。 ちなみに,プリンタの解像度というのは,1インチ当たりに飛ばせるインクの数のことです。インクの色は決まっています。例えば4色プリンタでピンク色を出したい場合,赤インクをまばらに飛ばすことによってピンクにします。 だから,デジカメ写真の場合,デジカメのデータは200~350dpiの解像度になるだけの量があれば十分きれいなのです(L版~はがき程度の大きさであればだいたい200万画素相当になる)。 画像データの解像度とプリンタの解像度は,単位が同じdpiですが,プリンタの場合は1ピクセルの情報が1ビット(つまりインクがあるかないか=2色)という情報なのに対し,フルカラーの画像データは1ピクセルの情報が24ビット(1677万色)であるので,dpi値だけで比べることはできません。プリンタのdpi値というのはどれだけ中間色を粒状感なく滑らかに表現できるかを知る目安になるだけで,印刷データの解像度とは直接の関係はありません。 解像度という言葉は,どの機器の解像度について話しているのかで違う意味になります。つまり,デジカメ,プリンタ,スキャナでは,解像度の意味が違ってきます。単位が違うこともありますし,同じ単位でも意味合いが異なる場合もあります。 プリンタの場合は,「解像度が高い」≒「印刷時の粒状感が少ない(インクのツブツブが見えにくい)」 デジカメの場合は,「解像度が高い」=「画素数が多い」or「レンズの性能(分解能)が高い」 スキャナの場合は,「解像度が高い」=「取り込めるdpi値が大きい」 という意味で使われることが多いと思います。
補足
皆様、丁寧で非常に解りやすいご回答ありがとうございます。 僕は、漫画家を目指していて、PCで漫画を描こうと思っています。 大体、A3って、B4の用紙にも対応してますよね・・・。因みにこれが気になってます。 http://www.i-love-epson.co.jp/products/colorio/printer/pxg5000/shiyo.htm altosaxさん、ありがとうございます。 >普通紙に文字印刷の設定でしか使わなければ、およそ300~600dpiぐらいでしか 解像度って、用紙や設定でかわるわけですね。 白黒/カラーの違いでも変わりますか? tokpyさん、ありがとうございます。 >コピー用紙のような表面が荒い紙に印刷する場合も, 解像度を落としても用紙のせいで印刷結果が変わらないので,解像度を落として印刷します。 コピー用紙には5760×1440dpiに設定にしても、実際には5760×1440dpiの解像度にはならない、ということですよね。 コピー用紙(B4、500枚490円)に白黒で印刷するとすれば、実際に印刷結果に影響するのは、最高で何dpiくらいの解像度にまでなりますか? また、コピー用紙に対応できるdpi以上を設定しても全く意味が無いですか? yoroshiku_0_1_2さん、ありがとうございます。 ふちありにするとき、ふちの分、スペースが狭まりますよね。全体的に縮小されるのですか?端が切れるのでしょうか?
- altosax
- ベストアンサー率56% (473/830)
こんにちわ、パソコン機器って変な表示が多くて困りますよね^^ >1440dpiとは、1インチに1440個の点が打てるということですよね。 >(1)5760という数字の意味はなんですか? これは、プリンターのノズルが長方形というか細長い形の噴射口だということです。 5760x5760や1440x1440だったら、正方形だったり円形だったりということになります。 >(2)用紙サイズを大きくしても解像度は落ちませんか? これは単純に1インチあたりなので、紙のサイズは無関係です。 (でも紙の種類を普通紙と写真専用紙に変えると、紙質吸収能力に合わせた噴射ノズルの密度を変えることになりますので、解像度が変る事になります) >(3)最大というのが気になるのですが・・・どういうことなのでしょうか。 これが(2)で示したとおりの、最も噴射密度が高くなる用紙設定で、なおかつ最も噴射密度が高くなる画質設定にしたとき、という意味です。 ですから、高品位専用写真用紙で写真設定にしたときにたいてい最大解像度になります。 いっぽうで、せっかく5760dpiのプリンターを買っても、普通紙に文字印刷の設定でしか使わなければ、およそ300~600dpiぐらいでしか運転されないもったいないことになってしまいます。そのかわり、非常に速度は早く印刷できるというわけです。
- yoroshiku_0_1_2
- ベストアンサー率12% (3/25)
(1)dpiは、縦と横で違うのです 5760と1440の、どちらが縦でどちらが横の数字なのかわからないのですが(*^^ゞ (2)わかんない。ごめんなさい (3)ふち無し印刷をするとき、終わりの方(端っこ)は、解像度が落ちるのです。 紙送りの関係で、そうせざるを得ないみたいです。 肉眼ではわからない程度だと思います。
補足
返信ありがとうございます。すいません、もう少し補足させていただきます。 白黒だけにこだわる場合、レーザープリンタの方がいいんですか? グラデーションとかはあんまり無いほうがいいです。売ってる雑誌とかは黒の「濃さ」でグラデーションをしているわけではなく、色がつくかつかないかの二者択一、 トーンといわれるもので色づけをしているからです。カラーとかもこの際要らないかも・・・。 描線が綺麗に移ることを重視したいです。 600dpi以上の機種を買ってもあまり意味は無いですか?普通紙の場合。