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視察旅行ってなぜ高いのですか?
視察旅行は、普通のツアーに比べるとかなり高いですが、なぜでしょう。 例えば普通のツアーで20万円程度の内容(航空券、ホテル、観光)が、60万円ぐらいしたりします。
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- opechan
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moumouchan様 No4の魚屋です、こんにちは。 「殻入り雲丹」仕入れの内輪話です。 直接のお答えではありませんが、ご参考までに。 一部の方のために、本当に視察したいグループに迷惑がかかっています。 視察先の選定と手配には、旅行会社の労力もそれだけ沢山かかって来るということですね・・・
- opechan
- ベストアンサー率51% (398/773)
長くなりそうですが・・・ 旅行は様々な「素材」から成り立っています。 航空機、宿泊、送迎(バス、ガイド、ポーター)、観光(バス、ガイド、入場)、食事、添乗員・・・・。 これらを旅行会社が自分の都合で組み合わせて販売するのが募集型企画旅行(旧主催旅行、いわゆるツアー)です。 勿論、お客様がフライトやホテルを選べるツアーもありますが、その商品自体は旅行会社側の(主として販売促進上の)都合で設定されたものです。 一方、視察旅行は通常の場合、その視察旅行を実質的に主催するお客様のご要望に従って、その都度必要な素材を積上げていくものです。 更に、その素材の中に、「視察」と「通訳」が入ってきます。 視察先の選定やアポイントの調整には、想像を絶する労力がかかります。 ホテルやレストランの予約業務とは比べ物にならない専門的な知識と語学力、交渉力が必要です。 視察は先方の好意に依存してお願いするもので、ホテルのように空いていればOK、観光地のように入場料を払えばOKというようなわけには行かず、間際までアポイントが確定しないこともままあります。 アポイント調整の結果、旅行日程の一部分が変更になると、他の素材の手配し直しが発生したりします。 また、視察に同行する通訳の人件費も相当なものです。 事前にその業界の資料や、実際の視察先の資料、想定される質問内容などを全て揃え、通訳に予習をさせておく必要があります。 通訳は単にその視察に要する時間だけの拘束ではないのです。 これらの資料を用意する手間も大変です。 勿論、お客様側に資料の提供をお願いすることも多いですが、それらを読みこなし、理解した上でないとよい手配ができません。 私たちは「旅行会社」ですが、異なる業界の内部資料を読んで理解し、ご要望に見合う手配することは大変です。 一般のツアーであれば、空港送迎や観光を他のツアーと一緒に行ない、同じバスを何度も使いまわす(ホテルから空港へ送ったバスで、到着したツアーを拾うなど)ことでコストの削減が出来ますが、視察ツアーでは通常すべて専用車手配ですし、通常行かない隣町や郊外まで行くため走行距離が伸びることもあります。 また、今回例示された視察旅行に該当するかどうかはわかりませんが、お客様側から事務局として同行する方やコーディネーターの旅費その他経費を、他の参加者の旅行代金に振り替えていることもあります(修学旅行に同行する教職員の旅行費用を、生徒さんの参加費に上乗せしてまかなうのと同じです)。 このように、通常のツアーと比較して膨大な労力がかかる上にコスト削減の余地が窮めて少なく、その一方で視察ツアーは一般に15~20名程度ですので、割り算の分母も小さくなるため、一人当たりの原価アップにつながります。 尚、募集型の視察旅行の場合は、集客リスクを見ますので更に割高になりますね。 このような「知識」や「労力」というものは原価として見えにくい(というか、原価の設定をしにくい)ので、見掛けは旅行会社の利幅が大きなものになりますが、決して暴利ではなく、サービス業として正当な対価であると考えます。 魚屋の店頭にあらかじめ並んでいる「お刺身5点盛合せ」のお値段と、同じ食材であっても「この魚のこの部分を5切れ、あの魚の腹身の方を5切れ、あっちのマグロ、違う違うその左の、そう、それを5切れ・・・、ハマチはいらないからその代わりに雲丹、違う、箱に入ったやつじゃなくて、殻に入ったやつ!えっ?ないの、じゃあ急いで仕入れてきて・・・」と言って、板場がかかりっきりで作り上げる「お刺身5点盛合せ(雲丹入り)」では、ハマチと雲丹の差額以上の差がついて当然と思いませんか?
- matilda
- ベストアンサー率32% (3069/9404)
こんばんは。 視察旅行の内容にもよるかと思いますが、旅行代を自分で払い、休暇を利用して行く観光旅行と企業や各種団体の視察旅行とでは費用が違うのは当然ではないでしょうか。本来の目的が違いますし、マーケットも違います。 例えば、工場や専門的な施設を訪問するために現地のコーディネーター?のような人が必要だったり、専門的な知識のある通訳が必要だったりと、観光目的だけではない視察旅行であれば、『普通の観光旅行』とは全く違う費用も必要になります。添乗員やガイド以外の人件費は大きいのではないでしょうか。 また、滞在先でコンベンションなど大きな催しに参加する場合には、ホテル代が高騰するので、全体の旅行代金にも影響が出てくるということもあると思います。
お礼
ホテル代の高騰もありますね。 回答ありがとうございました。
- tabizaru
- ベストアンサー率11% (172/1454)
>普通のツアーで20万円程度の内容・・・ 100%内容が同じならそんな事ないと思います。 視察旅行?視察で内容が観光なら議員のしている事以外ありえないです。彼らは要するに全て定価?です。 また普通のツアーと言ってもピンキリなのでどれと比較かで全く異なってきます。
お礼
回答ありがとうございました。
- makochi
- ベストアンサー率38% (496/1279)
視察旅行の内容にもよると思います。 不況から抜け出しつつある折、安くあげたい一般企業なら、かなり安上がりな視察を行うこともありますが、一般に「視察」には、余ったカネをうまく使う方法として用いられてきたことがありますので、良好見積もりは高いほうがいいということもいえるのではないでしょうか。 また、企業の視察の場合、旅行中に特別に工場の見学や現地の人間に会うこともありますから、それらの手配で高くつくということもあります。 自治体の公費での視察などでは、格安チケットなどは使わず、ビジネスクラスのノーマル発券が当たり前でした。ホテルもほぼ定価で組まれ、旅行代理店としてもウマ味が多いのが視察旅行ではないでしょうか。 一般人が少ない休みを使って、安くあげようという旅行とは根本的に違うという前提があると思いますよ。
お礼
手配もありますよね。 回答ありがとうございました。
お礼
魚屋さんの例は非常にわかりやすかったです。 回答ありがとうございました。