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400戦無敗の男 ヒクソングレイシーって強いのですか?
400戦無敗の男と呼ばれているヒクソングレイシー。 400戦誰と戦ったのにもよるとおもいますが、 400連勝ってすごい事ですよね・・・しかも無敗。 やっぱり強くないとできないんですよね。 でも本当に強いのでしょうか? どんな選手に勝った事があるのでしょうか?(強い選手) またどんなファイトスタイルなのでしょうか? 有名な格闘技団体か何かに所属しているのでしょうか? ヒクソングレイシーの事について詳しい方教えて下さい。 興味あります。教えて下さい。
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ほとんど謎です。 400戦というのも公式な記録はありません。 (逆に公式な敗北も無いわけですが) 元はグレイシー柔術の門下生(創始者エリオの3男)ですが、現在は自分の道場を開いています。 94年にバーリトゥードに参戦する為に来日し、圧倒的な強さで優勝した事から伝説が始まりました。(その時点で無敗を自称していた) しかし、彼の戦績のほとんどは謎。日本登場以降の8試合(舟木、高田含む)は確かに無敗ですが、それ以前となると数試合しか知られていません。一体どこで400戦も戦ったのやら(ブラジルでやったらしいけど)。 彼が何故有名になったかと言うと、彼が登場する前に弟のホイスがアメリカのアルティメット(総合格闘技の原点となった大会)で優勝したからです。しかも圧倒的な強さで。そしてインタビューでホイスが「兄のヒクソンは私の10倍強い」と発言した事から注目が集まった訳です。 そして来日して強さを見せつけ、さらに高田が挑戦するもこれを撃破して伝説を作り上げました。(ご存知かと思いますが、この高田の挑戦がPRIDEの始まりです) ファイトスタイルは「とにかく負けない」ってことです(笑)。 ノゲイラがごつくなった感じでしょうか。我慢強く機会をうかがって一気に関節を極めて勝負を決してしまう。 まともにやったのは最初のトーナメントの時だけ。次からは何かと理由をつけて「戦いません」。これはグレイシー全体にも言える事ですが、毎年防衛戦をするようなチャンピオンと違って、彼らはとにかく「負けない」方法を探します。 状況が悪くなれば「戦わない」という選択肢を選びます。 非常に効率的ですね。辛酸を舐めた日本勢はなんとか引きずり出そうと高額のギャラと有利なルールを用意する。それでもしぶって条件を引き出すだけ引き出して出てくる。そして勝つ。 まあ、グレイシー本家は桜庭にやられてからは憑き物が落ちたようで、比較的気軽に参加して最強も名乗らなくなって来ていますが、伝説を持ったままのヒクソンは未だに眠り続けています。 そろそろ50歳を越えてる頃なので、今更勝っても自慢にならないし。上手く勝ち逃げされた感があります。