八重山諸島を3日間で満喫するには？

質問

よろしくお願いします。今月下旬初めて石垣島に行くのですが、　できれば島々を巡りたいと思っています。一人旅です。
皆さんがオススメしたい島、宿、スポット、食べ物、人(?)等、教えて頂けると助かります。ちなみにまだガイドブックも買っていません。
　＊1泊は石垣ですが、他の2泊はまだ決めていません
　＊とにかくぼぉーっとしたいです
　＊車の運転は無理です
　＊安いにこしたことはありません
　＊マリンスポーツやリゾートが目的ではありません
漠然とした質問で申し訳ないですが、よろしくお願いします。

回答No.2

Umada · ベストアンサー

こんにちは。私はこれまでに石垣島、西表島、竹富島、黒島、小浜島、鳩間島、波照間島(このほか与那国島)を訪れています。
どの島も個性があり旅行者を飽きさせませんが、3日間ですと全ての島を回るのは無理です。好みに合わせて一つか二つの島を選んで巡り、他の島は次回にとっておくくらいの気持ちでよいと思います。
ガイドブックはぜひ買って読んでください。島の位置関係、有名な名所、交通の便などの基礎的情報は押さえておかないと、ここで回答があってもピンと来ないことと思います。
また「3泊」ですと本来、全体では4日間になりますが、初日の午前と最終日の午後は移動で使うので実質3日間、の意味に解釈して回答いたします。

【島の個性】
主観も入ってしまいますが、それぞれの島の特徴について簡単に触れたいと思います。
●石垣島
八重山めぐりの拠点となる石垣島、みどころも多いのですが川平湾など市街から離れた場所は車がないと回りにくいです(定期観光バスを利用する手もありますが)。観光は思いきって市街地近辺に絞り、浮かせた時間を離島巡りに充てるのも一つの選択です。
「オススメの宿」についてはtuesdayさんの好みや予算、妥協できる点/できない点が不明なので回答が困難です。石垣島なら宿は素泊まり民宿から高級リゾートまで、好みに応じてどのようにでも選べるとだけ申し上げておきます。素泊まり民宿なら2千円くらいからあります。
●竹富島
昔ながらの赤瓦の民家に白い砂が敷き詰められた道、沖縄の原風景とも呼ぶべき光景が展開します。No. 1のご回答でも推薦のあるように訪れて後悔はしないでしょう。
可能であれば一泊して「夜の竹富」をご覧になることをお勧めします。昼間は団体の観光客で賑わいますが、夜は潮が引いたようにいなくなり、ひたすらの静寂が集落を包みます。日本にこんな場所があったのかと驚くこと請け合いです。
●小浜島
上述のリゾート「はいむるぶし」「ヴィラハピラパナ」がありますが、その他はサトウキビ畑が広がるのんびりした島です。NHKのテレビドラマ「ちゅらさん」の舞台はこの島です。
●西表島
他の島とはうって変わって大半がジャングルです。両岸がヒルギ林の川をボートで遡る「ジャングルクルーズ」が人気です。島の東部の仲間川、西部の浦内川で楽しめます(とりあえずは一方で十分)。
集落は東部(大原、古見)と西部(上原、船浦、祖納、白浜)にしかなく、この間は50 km離れています。石垣からの船は大原行きと、上原/船浦行きがありますので目的地によって使い分けてください(*1)。東部と西部を結ぶバスもありますが、1日に3本と極端に少ないので車なしで両方をめぐる場合は十分な下調べが必要です。
●黒島
人より牛が多い「牛の島」、ほとんどが牧場です。平坦ですのでレンタサイクル利用がお勧めです。観光客は少ないのでゆっくり過ごせます。「何もしないでのんびり」が目的ならアナ場です。
●波照間島
言わずと知れた沖縄の最南端、ここを目指す旅人も多いです。全体に平坦ですのでやはりレンタサイクルが良いでしょう(宿などで借りられる)。島の大半はサトウキビ畑と牧場です。ゆっくり回って大体一日くらいです。
●鳩間島
定期船のある中では最も人口が少ない島です。里親が子供を預かる「離島留学」制度があり、テレビドラマ「瑠璃の島」の舞台ともなりました。石垣からの船は週6便、それも天候次第では欠航するなどアクセスが悪いので、2泊3日だとちょっと寄りにくいのが難点。

【交通手段】
離島への交通手段は当然ですが船に限られます。八重山地区では八重山観光フェリー[1]、安栄観光[2]の2社が運航しています。それぞれの会社のページには時刻表や運賃のほか各島の観光案内も載っています。八重山の離島巡りでは外せないページと言えましょう。

【宿泊】
上でも述べましたがご希望が分からないのでお答えしにくいところです。[3-5]のページを参考に好みや予算と合うところをお探し下さい。設備の整った大規模ホテルは石垣島と、小浜島(はいむるぶし、ヴィラハピラパナ)、西表島(ニラカナイ)に限られます。
八重山に限らず沖縄の離島の宿泊は民宿が中心です。旅館と銘打っているところもありますが民宿と大差ありません。こういった民宿で宿の人や、他の宿泊者の人とゆっくり語らうのも、離島めぐりの楽しさの一つです。

【食事】
八重山を含めて沖縄料理は何を食べても美味しいです。私はガイドブックをあまり頼らずふらっと入ることが多いのですが、外れたことはほとんどないです。沖縄の食堂は全般に量が多くて値段も安く、大満足です。
八重山に寄った時食べるようにしているのは八重山そば(沖縄そばの親戚)と、あとは「島焼そば」でしょうか。八重山そば/沖縄そばの麺を炒めた焼そばで、内地ではまずお目にかかれないものです。

【旅程の私案】
「1個所でずっとのんびり」も「効率良く観光名所を回る」も旅の楽しみ方ですが、とりあえず八重山のハイライトを、忙しくなり過ぎないペースで回るプランを立ててみました。余裕は相当ありますので、好みに合わせてアレンジすることも十分可能です。
◎1日目
石垣到着、市街地の観光地(宮良殿内、八重山博物館など)をのんびり見て回り、離島桟橋付近の食堂で沖縄料理を楽しむ。石垣泊。
◎2日目
朝の船で西表大原へ。仲間川でジャングルクルーズを楽しむ[6]。時間があれば由布島に水牛車で渡るのも面白い。西表宿泊でも、船で戻って石垣宿泊でも良い。
◎3日目
石垣から竹富島へ渡る。(前日に西表宿泊ならいったん石垣に渡ってから。ただし大原→石垣の船で一部竹富に寄港する便があるのでそれを利用する手もある)
コンドイビーチ、ビジターセンターなどに寄りながら島内をのんびり散策[7]。竹富泊。
◎4日目
朝の船で石垣に渡る。お土産などを買い空港へ。

沖縄は「のんびり」が一番です。
欲張らないプランでゆっくり楽しんでいらしてください。

[1] 八重山観光フェリー　http://www.yaeyama.co.jp/
[2] 安栄観光　http://aneikankou.co.jp/index1.htm
[3] http://painusima.com/
[4] http://www2b.biglobe.ne.jp/~yharajp/taketomi/take_min.htm
[5] http://www5.ocn.ne.jp/~taketomi/yado.htm
[6] 西表島・由布島の風景　http://www.sight-seeing-japan.com/area/airiomote.html
[7] 竹富島の風景(他の島もあり)　http://www.yukai.jp/~point/katteni/100kei/teadontime.htm

*1 そのほか西表行きの船を利用する場合の留意点は以下の通り。
・西表では船会社が船の発着に合わせて近隣の集落への連絡バスを出しています。バスの運賃は船の運賃に含まれます。
・西表の北側、上原港(八重山)・船浦港(安栄)への船が欠航した場合は、代わりに石垣-大原の航路を利用します(大原港への航路は比較的欠航が少ない)。その場合船会社が上原・船浦と大原の間の連絡バスを出します。石垣-船浦・上原の航路の運賃を払えば、大原まで(から)の連絡バスと石垣-大原の航路を利用できます。

お礼

とっても詳しい情報ありがとうございます！読んでるだけでワクワクしてきました。そしてガイドブックも入手しました。
回答を読めば読む程、ガイドブックを見れば見る程沢山行きたい所が出てきましたが、
>沖縄は「のんびり」が一番です。
>欲張らないプランでゆっくり楽しんでいらしてください。
仰る通りですね。最南端波照間には是非行ってみたいなー。

回答No.1

majimun-naha

こんにちは。

自分が好きな島（永住したいと思った）は竹富島です。一週間何もせず滞在していました。やることと言えば、朝散歩して帰ってきたら民宿前の道の掃除、適当にぶらぶら（海に泳ぎに行ったり・・）して、眠くなったら風に身を包まれて惰眠（＾＾；；
民宿の手伝いなどして過ごしていました（始めていった民宿です）。

民宿名は『泉屋』さんでした。
後に知ったのですが、亡くなったご主人が竹富島の“町並み保存”に奔走されていたようです。
こちらに『泉屋』さんが色々紹介されてます。
http://www.google.co.jp/search?q=%E7%AB%B9%E5%AF%8C%E5%B3%B6%E3%80%80%E6%B0%91%E5%AE%BF%E3%80%80%E6%B3%89%E5%B1%8B&start=0&start=0&hl=ja&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official

“何もないけど全てがある”って言う感じの島です。時間が止まっています。
短期滞在では解りづらいでしょうが。

隣の小浜島も良いみたいです。

参考になりませんでした。

お礼

ありがとうございます。参考になりましたよ！竹富島は、立ち寄るか宿泊するか悩んでいました。"何も無いけど全てがある"素敵な言葉ですね。楽しみに行ってきます！