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オンラインゲームにHDDが必要な理由?
少し前にXbox360の北米・欧州版の製品内容が発表されましたが、それによると海外では、HDD有りと無しの2タイプのパッケージが発売されることになっています。 この発表を受けて、某ゲーム雑誌では 「HDD無しの存在は価格のごまかし。オンラインゲームの可能性について足を引っ張るのではないか」 といった趣旨のコラムが掲載されました。 また日本版の製品内容発表の際にも、日本ではHDD有りパッケージのみの販売ということで、記事では 「日本ではブロードバンドの普及を受けてオンラインゲームの普及も進み云々…」 という発表内容を伝えています。 そこでふと疑問に思ったのですが… 今までなんとなく受け入れてきましたが、オンラインゲームにHDDがそこまで必要とされる理由は何なのでしょうか? 当方、だいぶ前にDCでレースゲームのネット対戦をやったことがあるのみで、何年もオンラインゲームの経験がなく、その辺りの事情にはかなり疎いです。 しかしながらDCにはHDDなんぞ搭載しておりませんし、(その上ダイヤルアップの超低速回線でした。今思えば、遅い回線でどうしてネット対戦ができたのかも疑問なのですが…) またPS2のオンライン対応ソフトの中にも、HDDを使用しないものがあると聞いております。 HDDがそこまで必要とされている理由が段々わからなくなってきたのですが、どなたか詳しい方がおられましたら教えてください。 (ついでに遅い回線でも動きの激しいゲームができた理由・なぜ今は「2,3Mbps以上」など回線速度のメーカー指定があるのか、についてもわかる方がおられましたらよろしくお願い致します。)
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HDDを必要としているのは、 主にネットワーク専用のもので、 FF-XIや 信長の野望オンラインなどがあります。 MMOG(Massively Multiplayer Online Gameの略) 、大人数のプレイヤーが同時にプレイできるゲームです。 RPGが多く、MMORPGと呼ばれる方が主流。 ソフトはHDD内にインストールされ、 ゲームのデータはサーバー側に蓄積されます。 FFも最初のインストール後、バージョンアップや、追加ディスクにより データ量が増えます。 PC版のFF-XIで 約6.7GB、 PS2版では 詳細は見られないのですが 表示では FF-XIも DofC/FF-VII(ベータテスト版)も 同じ8192メガバイトと表示されています。 FF-XIは 追加ディスクの発売も発表されていますので、 また増えるかもしれません(または 最高で8GBまでで 抑えるのかもしれませんが) たびたびあるバージョンアップや追加ディスクなどで 日々ゲームプログラムが変わりますので HDDが必須となっております。 HDDを必要としないものは 少数の人数でプレイするタイプのゲームで、 ガンダムの対戦ゲーム(最大同時に4人)や バイオハザード アウトブレイクのオンラインモード(最大で同時に8人だったかな?) モンスターハンター(同時に4人まで)などがあり、 MOG(Multiplayer Online Game)と呼ばれています 一緒にプレイする人数が少ないため サーバーとのデータのやり取りはMMOGよりも少なく、 ほとんどゲーム機またはPC内で処理を行います。 うす・ちいさい 新型のPS2には HDDが接続できませんので、、 PS2でのMMORPGの発売は今後 どうなるのか不安なのですが、、 あと FF-XIに関しては ダイアルアップ回線(ナローバンド)も対応しております。 ただ 大容量のバージョンアップのダウンロードがとても大変なので、 ブロードバンドでのプレイが推奨されるかと思いますが 長々と書いていて わかりにくくなったかもしれませんね(w 疑問点など ありましたら また 補足いたします。 文頭で 主にネットゲーム専用と書きましたが、 ダーククロニクルや ドラムマニアなど、 一部のデータをHDDにインストールする事で、 ゲームの進行を円滑に行うソフトもあります。 バイオハザード アウトブレイクも 場面展開のドアのシーンがHDD有り、無しで 大分スピードが違うそうです。
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- norataro
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HDDは他の回答者さんが仰るとおりなので、回線速度についてです。 FFXIは、もう3年以上前にリリースされたゲームなので、当時はブローバンドもそれほど普及していませんでした。 なので、ゲームそのものは、ナローバンドでも動くようにせざるをえませんでした。 つまり、遅い方に速度をあわせることによって、ブローバンドでもナローバンドでも快適にプレイできるようにしたのです。 これは、例えると、道路を自動車と自転車の両方走る可能性があるため、道路そのものの制限速度を時速20kmに規制したようなものです。 車も20kmしか出せないように規制すれば、自転車の人でも、道路の流れについて行けるわけです。 しかし、現状ではブロードバンドが普及してきています。いつまでもナローバンドに合わせていると、大きなデータをやりとりするようなゲームは作れません。 昔の車のゲームでも、ナローバンドで対戦が出来たのは、一度にやりとりしているデータが小さいからです。 ネットワーク上でやりとりしているデータは「相手の車種」や「今いる位置の座標」等の数値データのみです。 これらの情報を元に、こちらのゲーム機でライバルの車の動きを計算して再現しているのだと思います。 ネットワークの回線が遅いと、データのやりとりによるタイムラグ(ズレ)が起きたりします。 前回受取ったデータと、到着したデータの差が大きすぎるために、相手がワープしたように見える現象もしばしばでした。 ブロードバンドを前提にしたゲームでは、これらの問題はかなり改善されてきていると思います。 ネットワークで転送できるデータは、速度が早く、量が多い程有利です。遅くて困ることはあっても、回線が早くて困ることはほとんどないでしょう。 メーカーのほうが回線速度を指定するのは、最低限その速度が出ることを前提としてゲームを作っているということだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、遅い回線でもレースゲームができたのはそういうことだったのですね。たしかに処理落ちやタイムラグが多かった気がします。本当によくわかりました。ありがとうございました。
- Morikingu
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MOやMMOの醍醐味は日々の変化だと思います。 その為には大容量のHDDが必須となるでしょう。 また、ネット系ゲームが出るたびにデータ保存用に周辺機器を出していたら誰もよりつかなくなるとも思います。 まぁ、前のお二方と意見としてはほぼ同じですが。
お礼
回答ありがとうございます。 「日々の変化」というのは、具体的に#1さんの回答内容と同じだと解釈してもよろしいのでしょうか。 また、「ゲームが出るたびに保存用の周辺機器を出す」という箇所の意味がよくわからないのですが、「保存」というのはアップデートのための、ということでしょうか?
- a-aoi
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間違ってるかもしれませんがHDDはデータを保存する物ですよね? 例えばPS2のネットゲームのFF11はプレイするのに「最低」でも5000MBの容量が必要です。 しかしメモリーカードでは「最大」でたったの8MBしかセーブできません。 メモリーカードを625個も使うわけにはいかないし、やっぱりHDDは必要ではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました。 5000MBというのはかなりの容量ですが、これはソフトを丸ごとインストールするということでしょうか? それともセーブデータだけで5GB必要とするのでしょうか?
- Zimmer
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アップデートが必要なオンラインゲームが主の為ではないでしょうか。 そのコラムは拝見していませんが、(現在のオンラインゲーム事情を考えるとアップデート機能は必須であり)HDDが標準搭載でない事によって「オンラインゲームの可能性について足を引っ張るのではないか」と発言されたのではないでしょうか。 データを保存出来るスペースがあればMAPの追加や大幅なシステム変更も可能になります。 特に最近主流のMMORPGなどはビジネスとして「いかに顧客を集め、長く引き止めることが可能か」を考えなければいけません。オンラインゲームサービス稼動中に新システムの導入などゲームにより魅力を与える為に必要不可欠です。 またシステム的にも非常に複雑でありバグフィックスの為にもアップデートは必須であると思います。
お礼
回答ありがとうございます。とてもよくわかりました。 オンラインゲームのアップデートの必要性はビジネス面でも高いのですね。
お礼
詳細な解説をいただきありがとうございました。とてもよくわかります。 ナローバンドでもOKだそうですが、そうするとオンラインゲームではプレイ中の通信量はそれほど多くないということなのでしょうか?