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無防備都市・無防備地帯宣言
最近、国内で無防備都市・無防備地帯宣言をしよう、という動きがあります。 http://muboubi-net.com/manga/ しかし、甚だ疑問なのですが。 戦時国際法上、敵軍に迫られ、その占領に委ねざるをえない地域から軍事力を引き上げ、市民の人道上の扱いを期待する、というのがその趣旨かと思ったのですが。第二次大戦初めのパリ市をナチス・ドイツの占領に委ねたのがその例かと。 しかし、そのサイトを見ると、まるで無防備宣言すれば戦争にならない・敵軍に攻められないように書かれています。 これらの活動は、トンデモない誤解に基づいていませんか? なお、以下は参考にしました。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1136997 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=877225
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勝手に無防備都市宣言しても良いんですけど、その前に誰に対して言うんでしょうか? ハーグ条約等を読む限りは「交戦国」が守る規定って中身の様ですけど、その規定内容を交戦前から言っていても意味がない気がしますけどね。
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- nacam
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無防備都市宣言は、「戦争が起こらない・攻められない」と言う事ではなく、「戦闘が起こらない、攻められても抵抗しない」と言う事ですから、「戦争が起こらない・攻められない」は、あきらかに誤りです。 無防備都市宣言を、個人レベルに例えると、「強盗に遭った時、率直にお金を渡しますから、殺さないで。」と言っている事と同じです。 それに対し、軍事都市や要塞都市は、普段から空手などの護身術を身に付け、強盗を撃退しようとする考え方です。 強盗に抵抗して、殺されるか、撃退するかの選択になります。 素手では勝てるが、刃物だとダメなので、銃を持つ、強盗は、銃に対抗して機関銃を持つ。 それに対し大砲、ミサイル、核兵器といったように、対抗手段がアップしてしまう軍拡競争になるのを、防ぐために、無防備都市宣言です。 無防備都市宣言は、侵略を受けたとき、死ぬまで戦うか、あっさり降伏するかの意思表示です。 実際宣言のとうりに無防備・無抵抗で降伏できるかは、また別の問題です。
お礼
回答ありがとうございました。
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法律カテゴリーに質問を立て直しましたので、 今後はそちらでお答え下さい。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1692321
- lvmhyamzn
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カテゴリーが間違っていると思います。 「政治」のカテで聞けば現実に起こるであろうことを含めて回答するわけだから、結局のところ「軍事力を持つべきか?」という議論になるのは当たり前で、質問者が期待するような回答は出てきません。 「法律」のカテに移動した方がいいと思います。
お礼
ご指摘ありがとうございます。 No.1の補足にも書きましたが。 このテーマだと、国内法の実定法学や弁護士業務に詳しい方たちより、国際政治に詳しい方たちの方が回答が得られやすい、と判断してここに建てました。 が、確かに政治カテだと、期待しない議論になってしまいますね。 適当なところで締め切って、法律カテに移します。
- tnt
- ベストアンサー率40% (1358/3355)
そのレベルを低くしてみましょう。 個人のレベルまで。 都市を守らないなら、家を守る理由はありませんね。 家を守らないなら、個々の財産を守ることもありません。 つまり、家の戸締りを気にしたり、 駅前に置いた自転車のカギを掛けた時点で その考え方は破綻します。 間違えてはならないのは、 「攻撃をしない」「侵略をしない」「略奪をしない」 というのと、 「防備をしない」というのは違った概念だと言う 事です。 他の方がスイスの例を挙げていますが、 スイスは、家にきついカギを掛けた例です。 攻撃をしない、侵略をしないという 理念にきっちりとかなっています。 防備をしようとすると最後に核兵器 という話は どうしても理解できません。 侵略に見合わないだけの防御があれば良いのですから。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
皆さん回答ありがとうございます。 書き方・建て方も悪かったかもしれませんが、私の質問趣旨を再度、確認します。 日本の国防として、無防備がいいか?防衛力保持がいいか? という議論ではありません。 「戦時国際法」(確か、ハーグ陸戦協定)上確立された、「無防備都市・無防備地帯宣言」という概念があり、実際の歴史上も、宣言され機能した実例があります(パリ、マニラなど)。 それに対し、上記サイトは、平和時(今現在)からそれを宣言しておけば、戦争が起こらない・攻められない、と主張しています。 国際法上、そんな効力が認められているのでしょうか?
- ex_hmmt
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永世中立国であるスイスが、軍事大国であることを考え合わせれば、少なくともそのサイトが言ってることは荒唐無稽であると思います。 まぁ、理想論は常に荒唐無稽ですから、一般の人が現実を忘れなければいいんじゃないですか? 普通の人を現実を忘れた理想論に巻き込むのは害悪だと思いますが。
お礼
回答ありがとうございました。
- ipa222
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無防備都市、無防備地帯を機能させるには相手の了解が必要です。 戊辰戦争でも、松江や江戸は、事前に敵軍に交渉に行って、了解を得たので、無血開城となりました。 江戸は山岡鉄舟や勝海舟の尽力が有名ですが、松江は近江商人が金を担いで行って買収したそうですね。 第二次大戦終了前後に、関東軍は本土に向かったので、満州一帯は無防備地帯となりました。 結果は、ソ連兵による略奪、レイプ、殺人等々地獄の惨状となりました。 仮想敵もいないのに、誰に対して無防備を宣言するのでしょう? 無防備宣言をするように働きかけた団体の工作員は、戦争が始まったら、その無防備都市から真っ先に逃げてゆくでしょうね。 恐らく、日本を仮想的としている国から活動資金をもらっている人が暗躍しているのでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。
- kikiki99jp
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あなたの考えなら、攻められないようにするために、核武装でもしなければならないでしょうね。 守るための兵器は、ひとを殺すための兵器です。 守るためが、いつしか国を守るためという美名にすりかえられ外国に攻めていくことになるかも知れません。 殺されたくないため、殺さないのです。 殺すための兵器は、いつしか使いたくなるものです。 ころすか
お礼
回答ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 質問の趣旨が伝わりにくいか、と思い補足します。 「非武装都市・地域宣言」というのは、現に戦争が起こっているときに、敗戦側が、できるだけ「人道的な占領」を期待して一定地域から軍隊を撤収するもの、だと思ってきました。歴史上、そういう実例があります。 それに対し、上記サイトが主張するように、「戦争を起こさせない」ような効力が、戦時国際法上、認められているのでしょうか? 「国際法」上の問題として回答下さい。 日本の国防目的で、軍事力を持つべきか?という議論ではありません。 (「法律」カテゴリーかとも思ったのですが、「政治」カテの方が、詳しい方が多そうなので、ここに建てました。)
お礼
回答ありがとうございました。