- 締切済み
ニートの原因は企業の需要が問題か?それとも若者の心理的なものか??
みなさんはニートの原因を企業のパート、派遣社員の雇用の増加、また即戦力志向など企業の需要側に原因があると思いますか?それとも働く若者の心理的な側面に原因を感じますか??その理由も含めお答え下さい。
- みんなの回答 (13)
- 専門家の回答
みんなの回答
- moonmist
- ベストアンサー率32% (113/350)
友人にNEETを持ち、現在自分も自分の人生と仕事について悩みを持つ20代中盤の者です。 最近、社長就任か転職かの二択に迫られ、仕事と人生のことばかり考えています。 日本は恵まれすぎています。 衣食住に困らず、欲しい物はすぐに手に入ます。 私自身、夢が次々に満たされ、満たされすぎて、もう何が夢なのかわかりません。 満たされすぎてモチベーションが上がらないのです。 お腹が一杯なのに「もっと食べろ。何食べる?」といわれている気分です。 安っぽい食事(=辛い仕事)は食べたくありません。 高級料理(=オイシイ仕事)なら食べても良いですが、作法(勉強)も大変で、競争率高いですし、しかもお腹が一杯なので争ってまで欲しいのか微妙です。 今のNEETはそんな感じです。 一方、日本人は学ぶことが得意です。学ぶの語源は真似るです。 私たちは周りの大人たちを見て育ちます。 不況の中でその大人たちが、社会全体が、私たちから見て迷っています。その大人たちを見た私たちはさらに迷い、戸惑っています。 生真面目な子供ほど、大人たちが迷っているのを学んで(真似て)しまったんです。 親鳥が食べていた食事(仕事)はもう食べられないんだと親鳥が教え、雛が何を食べたら良いのか迷っています。 100羽居て100羽が次の食べられるものを見つけれるわけじゃない。もっと美味しい物を見つける雛も居れば、見つけられない雛も居る。 誰か道を示して欲しい。 最近漸く、本当に漸く堀江さん、三木谷さんなど、目標になる人物が出てきたと感じます。 また、個性重視の教育は良いと思います。 しかし日本の大量生産的教育(レール)を否定したのは間違いだと思います。 大量生産を否定した為に、それを聞いて出る杭になろうと思っていないのにレールを飛び出した素直な子供がNEETだと思います。 不況を抜け出す為に必要な個性で出た杭と、その中で叩かれて落ちてきたのを受け止める大量生産教育。私が思うに、どちらが良いとかではなくて、どちらも必要なんです。 日本はレールから外れた人への風当たりが強すぎます。 もうちょっと、世間の風が弱く、むしろ元のレールへ後押ししてくれれば、成功者は増え、NEETは自然と消えます。 長くなりましたが、私はそう思います。
- jiroukun123
- ベストアンサー率12% (1/8)
雇用情勢というか、日本景気の問題がよくないからじゃないでしょうか?一生懸命働きたくても、努力しても、将来が暗いと感じれば、もともと内向的な子供はニートになるんじゃないですか?また、親自身もそう思う部分があったりする為、自分の子供に甘くなるのかも。テレビでは、暗い日本の未来ばかり、見聞きすることも多いし。。貧しくても明るい、未来を感じる社会であれば、ニートなんか生まれないのでは。陰気ですよ、今の日本は。
- reny
- ベストアンサー率32% (81/252)
ニートには、 1.高学歴だが、やりたいこと・適職願望が強すぎて就職できない層。 2.同様に、就職したものの仕事や対人関係に失敗し、離職したままの層。 3.高等教育を受けられなかった、もしくはリタイアした為に就職機会がない層。 があると思います。 1.2.はある程度心理療法的な処方で社会復帰が可能だと思います。もしくは「自分で会社作れよ」と一押ししてあげればいい人もいるでしょう。深刻なのは3.の層が増加しつつあることだと思っています。 学校と言う公共の場は、学歴もさることながら社会的なコミュニケーション能力を身につける上で大変重要な場です。ここからスピンアウトするならともかくドロップアウトしてしまう層は、一生社会性を失ってしまう危険性があります。 そう言う意味で、中学・高校のあり方が重要で、「ニート」は教育の問題として捉えるべき面をもっています。知識ではなく、物事の考え方や問題解決の基本的な方法論が教えられるべきではないかと思うのですが、社会から隔離された今の教師の方々に期待するのは難しいかもしれませんね。 国や地方自治体に出来ることは上記の教育以外には、最終的な受け皿になる単純労働市場を確保してあげることでしょう。商業や建築・農業・工場における単純労働市場を確保し、一定の若年労働者枠を法的に保証するなどの政策以外にあまり有効なものはないと思います。 さて、将来的な「ニート」の問題は、両親が亡くなって経済的基盤を失ったときに、50-60代の経済的に全く社会に寄与しない貧民層を形成してしまうことでしょう。 アメリカの実例が示すとおり、一度貧民層を形成してしまった人たちは、ごく一部の例外を除き、政策的に救い出すことは不可能です。若いうちに仕事をすることが当たり前であると言う価値観を身につけてもらい、高齢の貧民が発生しない方向で政策を立てていく必要があると思います。
- reesyoku
- ベストアンサー率16% (4/24)
私は、「社会人=大人」という前提で回答させていただきます。 大人とは、自分に甘えない部分を持つ人だと思っています。 彼らが良く使う、「自分に合わない仕事」は、私には甘えにしか聞こえません。 何もせずに天職にありつこうとするのは、「白雪姫」にあこがれる幼児とどこが違うのでしょう。 「王子様のキス」が、いつくると思っているのでしょう。
- lllll
- ベストアンサー率26% (49/183)
今、どこの会社も、今のままではつぶれそうで困っているが、増産するなどして利益を増やすには人手が足りない。雇う金もない。正社員(自分たち)の給料は下げたくない。 欲しいのは、少ない給料で、教育無し昇給無しボーナス無し休み無しで、ときには徹夜続きで能率給で働く契約社員。 あるいは、アジア諸国の通貨レートか?というくらいの少ない給料で働くパートの人(というか、まさにアジア諸国からの出稼ぎの人) たまたま、「大学合格⇒大学新卒⇒大企業か公務員」コースに乗り損ねたというだけで、こんな求人(あるいは経験)ばかりになって、うんざりしているニートは多いかも。 金さえあれば雇われ労働者なんてしたくない。そう思ってみんな2億円が当たるように宝くじを買うわけで。 働かなくても親のお金で生きられる人は、無理して働かなくてもいいと思う。ボランティアしたり、旅をしたり、ネットでブログをつけたり、親の家事を手伝ったり、そんな人生もいいと思う。
- jamiru
- ベストアンサー率5% (170/3044)
1匹の狼に率いられた100頭の羊は 1匹の羊に率いられた100頭の狼に優る。 古代から伝わる格言です。 指揮官の問題です。 いくら即戦力で優秀な「狼」を集めても、指揮官が「羊」では狼は従いません。 日本は「羊」の上司・親が多すぎます。 誰もついてくるはずありません。 ニートだろうが無職だろうが、そんな羊さんたちには「狼」がいれば関係なくなります。 あ、日本は「似非狼」と言う指揮官気取りが多いですね。 何でもカンでも命令したがりな人間が。
- zibuwa
- ベストアンサー率21% (5/23)
私はニートになりそうな若者です。昔中学の頃理不尽な嫌がらせに遭い、社会を信用できなくなりました。ゆえに、仕事も正社員でヤル気ないです。あと就職するときに読んだ本も心理的苦痛でした。別にもう無理やと思ってるしやりたいこともわからないし。第一就職の本って難しくって完璧拒否やわ。ニートはたぶんいじめとか経験ある子じゃない?いじめはつらいわ。そういうとこ誰かマジでわかってくれよ。
- ron777
- ベストアンサー率32% (32/100)
基本は両親達の考え方・価値観・教育方針だと思います。 企業側は良くも悪くも昔から余り価値観を変化させていないと思います(国がニートの類を雇ったら補助を出すと言われたら損得勘定で一時的に雇ったりはすると思いますが・・・)。 昔からニートの類は存在しましたが、情報化と言う自分以外にも横着をしている人間が居るじゃないか!と言い訳し易く成った事を社会システムの変化と言うのであれば、その通りなのかも知れません。 自身の両親が仮に家でブラブラしている子供時代の小生に向き合うとしたらきっと、ご飯を部屋まで運ばないか、両親が家をさっさと出るか、家族揃って生き方を変えて働かないと食べてゆけない田舎で農家・農場をする選択していると思います。 つまり家族一同先の事を考えて暮さない甘い一家という風にしか小生には映りません(子供の一生分財産を残しているのならば、生涯子供はニートで構わないとも思います)。 若者はいつの時代も楽をして生活をしたいと望んでいますが、周りor環境がそれを許さないだけです。 ニートの類程犯罪をしている訳でも無い若い労働力な訳ですから、企業に雇って貰うためのお金を出すので無く、第一次産業でも農業・林業・水産業特に農業への進出を促す第一次産業の復興に政治力を発揮して貰いたいと常々感じます。稼ぐ事が重要な事で無く生きるためのスキルが磨かれる事が更に何かを生むと信じたいです。
- toshi-tsugu
- ベストアンサー率23% (181/769)
第一の理由は、本人(家族)、第二の理由は社会システム(雇用)だろうと思います。基本的には、ニートを養うだけの余力が家族(社会)にあるということだと思います。このような状況が続く限り、この問題は解決しないように思います。 話が変わりますが、過去に「受験地獄」解消ということで「ゆとり教育」を取り入れました。その結果、「受験地獄」が解消されたか否かわかりませんが、授業時間数が削減されて、国民(小学生・中学生・高校生・大学生)の教育レベルが低下していることは指摘されています。一方、インド、中国、韓国、台湾などの国では、高い教育レベルが維持されていることも明らかにされています。 その理由は、単一民族で構成される日本では、人間の本能の「競争」を軽視し、「平等」ということが重視され過ぎた結果ではないかと思います。すわなち、この間、日本は社会主義の国を目指していたように思います。その結果が、現在、一部では国際競争力が低下し、またニートなどの現象として現れているように感じます。 最近、「ゆとり教育」を是正しないと駄目だという意見が出始めていると思います。外国では、人種・宗教が異なるなどの背景もあり、原則的には「競争」が存在します。いつの時代にも、貧富の差、差別は存在します。しかしわが国では、「非武装中立」「「平等」という理想的な概念が浸透し、権利だけを主張し義務の履行を怠る人が増えてきたと思います。 これは「世界の常識」からは乖離していると思います。国民の一部は、この状況では世界と競争できない(対等に話ができない)ことが判っていると思います。日本が、もしかりに外国から攻撃を受けて経済的に立ち行かなくなると、日本人の本能が目覚めるように思います。そのような状況になると、ニートなどという問題は簡単に解消すると思います。戦後の状況、すなわち、生死の問題に直面すると簡単に片付くと思います。 要するに、天下泰平の時代には、ニートなどという「甘え」は簡単には解消しないのではないでしょうか。
- yumihiko
- ベストアンサー率50% (76/152)
一義的にこれこれ、と決定できるものではなく、さまざまな要素が絡み合っていると思います。 企業が新規採用を抑制する傾向にあるのは事実です。ただ、正社員として雇用するのはなく派遣・パートなどの形態で雇用するようになっているわけですから、待遇面で妥協すればまだまだ若年者の雇用はある、とも言えます。 もちろん、パート・派遣だと雇用保障がないとか将来が見えないとか、色々不安はあるわけですが、企業側の問題だけではNo Enployment の問題は語ることができても、No Education や No Training の問題は直接語れませんから、企業側(雇用者・労働者ひっくるめて)にのみ原因を求めるのは片手落ちな気がします。 視点を変えると、親に無職の子供(ただし成年)を食べさせてあげるだけの余裕があることが多い、というのが心理的な要因のひとつでしょう。 いわゆる「団塊の世代」か、その下くらいの世代の人たちの子供たちが主に問題になっているわけですが、どうもそれ以前の世代の親たちに比べて親御さんたちが子供に「甘い」印象があります。そういう親御さんたちが口でどういおうと、20代半ば、あるいはそれ以降の子供を小中学生並みにご飯を作って世話してあげていれば、あなたは働かなくても勉強しなくてもどこかへ修行に行かなくてもいいんだよ、ずっと世話してあげるから、と暗に言っているようなものです。 この辺の問題を、はっきりと統計で示すことができればよいのですが……この種のアンケートを浅学にして存じませんので申し訳ないです。 明治後期以降の日本にはわずかな数ではありますが「高等遊民」なる存在がありました。大学を出た後(って、戦前のことですから大学を出ることそれ自体がその若者の能力と、実家の資産を保障しているようなものですが)、さまざまな事情で特に働くでもなくぶらぶらしている若者を指します。夏目漱石や石川啄木の作品に出てきます。 時代背景も家庭環境もちと相違がありますが、働かなくてもそれなりに暮らしていけるとあれば、NEETなるものも往年の高等遊民に近いものがあるとおもうのですが……ほんの一握りの「お金持ちのお坊ちゃま」がぶらぶらしているだけならまだしも、数十万人もの若者が、となるとやはり問題ではあります。
- 1
- 2