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デジタル一眼、F値もデジタル換算がある?
デジタル一眼と銀塩の一眼を比べて、焦点距離にデジタル換算があるのは認識していますが、F値もデジタル換算がある、本来の性能より暗くなる、といった話を今日初めて耳にしました。 今までいろんなサイト・本などを見てきて、初めて聞く話だったのでにわかには信じられなかったのですが・・・ 本当にF値にもデジタル換算、というかデジタルの方が暗くなってしまう、ということがあるのでしょうか?
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一般には使わないですが、35mm換算のF値というのはあります。また換算した場合デジタルの方が暗くなります(CCDが35mmよりも小さい場合)。 焦点距離の35mm換算の話しは有名ですよね。しかしよく考えて見ると、いくらCCDが小さいからと言って、実際にはレンズの焦点距離が変わる訳ありません。単にトリミングをしているだけの話しです。ですがあたかも"焦点距離が1.5倍"と言う感じでレンズの焦点距離が変わっているかのように言われていますよ。これはご存知の通り撮影画像の「画角」を基準にしての換算になりますよ。 絞りも同じです。換算したところで実際のレンズのF値が大きくなる(暗くなる)なんてことはありません。ではどのようなときに換算するかと言うと「ぼけ」を基準にした換算になります。 例えば150mmF2.8のレンズを使いフィルムカメラで撮影した写真と、100mmF2.8のレンズと焦点距離1.5倍のデジカメで撮影した写真では、画像の画角は同じですが、ぼけ具合が異なりますよね。デジカメで撮影した方がボケが小さいです。 フィルムカメラの写真をデジカメと同じぐらいのボケ量にしようとすると...具体的な計算は面倒なのでしていませんが、F3.5やF5.6のようにより暗い値にしないといけませんよね。これが35mm換算のF値です。 具体的な計算はURLのようなところで行ってください。式を見ただけで嫌になります。焦点距離のように"1.5倍"というように単純でないのと、ボケという普通のコンパクトデジカメユーザーには浸透していない(?)部分での換算なので、一般的に用いられていないのかもしれませんね。
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- foobar
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たしかに ・同じ撮影距離、同じ画角、同じF値で撮影して、同じ鑑賞サイズで見ると、背景や前景のボケは撮像素子の大きさに比例する(APSサイズと35mmフルサイズのカメラだと後者のほうが1.6倍程度大きなボケになる) ・同じ撮影距離、同じ画角、同じ鑑賞サイズで、同じボケの大きさ(同じ被写界深度)にするには、F値を撮像素子の大きさに比例して絞り込む必要がある(APSサイズと35mmフルサイズだと、後者のF値を前者の1.6倍にする必要がある) のですが、これを 「暗くなる」と表現するのは語弊があるかと思います。 (厳密には、ボケの大きさはレンズの構成や収差補正の様相の影響も受けるので、単純に撮像素子倍というわけにもいかないようですが。) ちょっと余談 画角も、焦点距離と撮像素子の寸法以外に撮影距離の影響をうけるので、厳密には「焦点距離を単純に撮像素子寸法に比例して換算」という訳にはいきません。(遠方撮影に関してはOKなんですが、近接撮影時に差が大きくなります。またレンズによっては近接撮影時に焦点距離が短くなるものも有って、さらに話がややこしくなります)
- camera_oyaji
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F値もデジタル換算はありません。 デジタル一眼では焦点距離が、銀塩の一眼を比べて1.5倍相当になると言われます。 実際には焦点距離が変わるのではなく、1.5倍相当の焦点距離の画角になります。 焦点距離とF値はレンズ自体の値です。 デジタル一眼でもフィルム一眼でも焦点距離、F値とも変化しません。
- akasi_and_yabu
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現在、市販されているデジタル一眼レフカメラでは一切そんなことはありません。 ただし、数年前に一眼レフデジカメが出始めた頃に、ミノルタなどが【縮小光学系】を 組み込んだデジタル一眼レフを発売していたときに、どんな明るいレンズを使用してもF6.7より暗くなってしまうということはありました。 ちなみに【縮小光学系】とは、CCDがフィルムに較べて面積が小さいので、 普通であれば現在の大半の一眼レフデジカメのように画角が狭くなってしまうのですが、 画角が狭くなってしまうのを避けるために入れられた「光学系」のことです。
- gutoku2
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写真(カメラ)の論理的な話は全て下記に記載されて いるとおりだと思われます。 今回の質問の問題点は ○話の出所 ○話をされた方の真意 ○話をされた方のスキル 以上を確認する必要があります ただ、 >デジタルの方が暗くなる という、デジカメ特有のダイナミックレンジが狭い事に伴う 話が含まれて居ますので、話をされた方が何かの比喩をされ たのかもしれません。 この話をされた方が、何かの例え話をされて、質問者さんが勘違い されたのでなければ、この話をされている方の勘違いであろうと思 われます。 話の出処を、再度確認される事をお奨めします。
「焦点距離」と「F値」はどのカメラで使用しても変わりません。 焦点距離と勘違いしやすい「画角」が変わるだけです。 F値についても同様で、 露出に関わる部分で混乱しやすいものとして「標準感度」があります。 フイルムカメラの場合は感度は使用するフイルムで決まりましたが デジタルカメラの場合は使用するカメラボディで決定されてしまいます。 それがまちまちなのが現状で ISO50、100、160、200など様々なものが出回っています。 もしかしたらそのことをF値の変化と混同してしまうのではないでしょうか。 その場合、自動露出でしたらあまり問題になりませんが これまでISO100で露出のカンを鍛えられてきた人には 標準感度にあわせて「換算」しなおす必要も出てきますから。 ● あるいは、お聞きになった話がデタラメだったのか。 まだデジタルカメラ関連ではいい加減な話が出回っていますから。
- kibou218
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No1から3さんの回答でお解かりかと存知ますが、ISOは35mm換算値で相当というものがあってもF値はそのままです。 誤って伝聞されたのであれば、考えられる要因として ・同一画角なら被写界深度が35mm判より深い(ボケ難い) ・センサーが極小サイズのカメラやトイカメラでは、実絞機構ではなく、NDフィルターを用いてレンズの明るさを2段に切り替えものがあり、実際のF値より暗くなる
- foobar
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レンズの明るさに関しては、他の回答にもあるように、デジタル(というか撮像素子寸法による)F値の換算というのはありません。 背景のボケの大きさや、被写界深度に関しては、撮像素子(やフィルム)の大きさの影響をうける(「F値*(基準となる撮像素子の寸法/実際の撮像素子の寸法)」相当の被写界深度やボケ具合になる)ので、この話が誤って伝わっているような気がします。
- hirokazu5
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F値は、焦点距離を有効口径で割り算した無次元数、というのが定義です。 といえば、答えは分かりますね?
- nnfuji
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星野写真で30分以上の長時間露光の際、フィルムは露光時間が長くなると感度が下がるが、デジタルは常に感度は一定しているという話は聞いたことありますが、F値がフィルムとデジタルで異なるという話は聞いたことありません。 ただ、デジタルは白飛びしやすく、黒つぶれしにくいので露出補正でアンダー目に撮ってはいます。 >本当にF値にもデジタル換算、というかデジタルの方が暗くなってしまう、 デジ一のISO100はネガのISO200に近いという話は聞いたことはあります。もしかしたら、このことを言っているのではないでしょうか? であるならば、外部露出計を使用した場合はデジタル用に補正が必要になってくると思いますが、カメラのAEが暗めに感じてしまうということはありません。