去年退去しました。月15万の家賃で9年住み、敷金は3ヶ月分預けていました。
敷金のうち、壁のクロス張替えなどは部屋も玄関も水回りも、全て私の負担は10%で、残りは大家負担でした。畳は負担なし。襖の張替えは100%の負担でした。部屋などの木枠の塗装は10%負担。そのほか、照明カバーが割れていたのはこちらの過失、ということで100%負担になりました。これに「清掃費」という、名目で3万円がつけられて、合計で74,000円くらいになったのですが、どなたかも仰ったとおり、立会い点検のときはすぐ印は押しませんでした。点検のときには友人二人に立ち会ってもらい、ビデオを回し、一緒に業者と傷や汚れを確認し、その後の電話も録音しました。
清掃費の3万円について、契約書にハウスクリーニングなどの項目がなかったので、何故こちらの負担でクリーニングするのか訊ねても、明確な回答がなかったので(清掃業者や見積もりなど)何度か催促しましたが、誠意が見られなかったので、小額訴訟を起こしたら、すぐ3万円返してきました。訴訟費用の6千円を考えても、結局敷金45万のうち、払ったのは5万ちょっと、ということになります。私は東京都内ですから、いろいろな地方により慣習などもあるかと思いますが、世の中の流れというものもあります。
私の場合は「敷金は金利のつかない貯金」と思っていましたので、全部返るべきお金、と強く思って対応しました。訴訟についても「3万でそこまでやるか」と言う友人も居ましたが、納得できないお金は一円だって払いたくなーい!と思って、面倒だけどやってみたら(訴訟)がっかりするほど簡単でした。お金もすぐ返ってきたし・・・。同じマンションから退去した人で、何も言わない人はそのまま3万円清掃費として払っている例もありましたから、交渉による、というか「うるさいから取れなかった」という面もあるようです(苦笑)。 とにかく契約書をよく読んで、部屋の様子などもデジカメやビデオに撮っておくとか、電話のやりとりなどもメモや録音で残しておかれれば良いと思います。勿論普段の清掃は大事だし、備品を大切にすることも重要です。頑張ってね。
補足
ご回答を見て契約の解除は出来ることは分かりました。しかしNo3さまのご知人の場合はあきらかにおかしいですね。普通に部屋を使ってて自然と汚れた場合の修理費等は借主の負担ではないです。残念でしたね。