以下の問題の他に、例えば在日朝鮮人に挨拶したとき、「この日本人は日本語で挨拶をしてきた。これは、在日朝鮮人に日本語を強制しようとしたことを示す。差別だ」と言えば、それは差別だと認定される可能性もあると言うことです。
これは極端すぎる例で、実際にそんな事をするとは思えませんが、可能性が存在するという点で大問題です。
また、警察でさえ礼状がなければ家宅捜索は出来ないのに、人権委員会という団体には礼状無しの強制捜査権があるという点も問題です。さらに、これを拒めば問答無用で罰金を課されます。
つまり、人権委員会なる団体に警察以上の権力が与えられるわけで、人権委員会を構成する人間の質によって、あらゆる人間が処罰の対象になりかねない危険な法案です。
現在の案では国籍条項も存在しないので、下手をすると中国の反日団体に所属する過激派中国人や、オウムの人間、極右団体まで、あらゆる危険人物が入る資格を有しています。
他にも、「人権」という概念が曖昧すぎるというのも問題でしょう。法律の中でも、どのような人権に大してなのか明記されておらず、概念が拡大解釈されるおそれが強いです。
1,人権委員会への権限が強すぎる
2,どんな思想の人間でも入ることが可能
3,人権の定義が曖昧
以上の三点が、大問題です。
お礼
どのような経緯でこうした法律が出てきたのでしょう? 唐突な印象を強く感じます。 ありがとうございます。