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弦楽器、弾き込むと音が良くなる??
ウクレレが好きで、色々と調べています。 そんな中、「良く弾き込まれていて、音は最高」とか、「まだ新品なので音が硬いですが、数ヶ月弾き込むとこなれてきます」みたいな表記にしばし遭遇します。 材料としての「木材」の経年による乾燥でいい音になる、というのは物理的に理解できるのですが、「弾くと音が良くなる」という現象の根拠に関してお分かりの方がいらっしゃいましたら、ご教授頂けると幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします!
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音が良くなる、ということを科学的に十分に解明できているわけではありません。 ただ、乾燥以外にも塗装部分の経年変化、接合部の安定、それからメンテナンスによる安定(実のところちゃんと弾いている楽器は変化していきますので、とりわけ新品時にはメンテナンスが必要です)。そういったことを経て、安定してくるなどの問題。、エレキなんかだとピックアップの磁石の劣化による音質の変化。さらに木部と樹脂の関係の変化(ストラディバリウスなんか樹脂ばっかりだという話も)など、いわゆる複雑系な話なので。 おまけに音が良い、というのは主観的な部分を含みますから、微妙ではあります。 ただよくわからないながらも、確かに経験則として大事に弾き込んであるギターは良い音がする、ということがいえる、というのが現実です。 逆に最初から良くなるギターというのは表板が薄いことが多く、こわれたりへたって鳴らなくなることもあります(すべてではないのですが、楽器屋いわく、あそこのメーカーのはそういうギターが多い、とかいう噂を聞きます)。
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>「木材」の経年による乾燥でいい音になる というのは,新しい木材の繊維は振動するときに,それぞれの繊維がバラバラに振動し, 繊維同士が摩擦しあって振動エネルギーが損失し,その結果,響きが悪くなる…という説は聞いたことがあります。 (このことは科学的に根拠があるように思います。) では,長年,乾燥させていた木材を使って新しい楽器を作れば,すぐにいい音が出るのかという疑問が出ます。 新作の楽器でも,ある程度の年数をかけて乾燥させた木材を使っていますが, 使っているうちに音が落ち着いてくるのは,経験上,実感します。 科学的根拠はわかりませんので,以下は推測ですが, ただ,長年,乾燥して寝かせていただけの木材と,楽器として振動を与えている木材とでは, 木材繊維に何か変化が生じるのだろうかと思ったりもします。 また,糸巻き側の指板の端の絃を乗せる溝が,長く使っている楽器ならツルツルになって光るほど滑らかになります。 新しい楽器のザラザラしている溝よりも,振動を滑らかに伝え,雑音を少なくしているかもしれません。 推測の話ですみません。
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hikipapa様、ご回答ありがとうございました! やはりhikipapa様も経験上実感されていらっしゃるんですね。 弾き込むと音が落ち着くのは、振動する繊維同士の摩擦がなくなるからロスが無くなる、という事なのでしょうか・・・。(音が大きくなる≒良く鳴るようになるという現象も、この理由なのでしょうか) 確かに、ザラついた溝よりも滑らかな溝の方が雑音はなさそうですよね。 ありがとうございました!
#1です。心配しなくても悪くなる(鳴らなくなる)ことは有りません。 でないと弾くこと自体ができなくなってしまいます。
お礼
MXD様 すばやい補足回答、ありがとうございました! そうですよね。どんどん弾いて、大事に育てて行きたいと思います。
要はギターなどは弾くとボディ自体が共鳴するのですが、弾き込むことによってそれが変わります。 (鳴り癖といいましょうか)
お礼
早速のご回答、ありがとうございます! 弾き込む事で共鳴しやすくなる、というイメージでしょうか。。。 気になるんですが、MXDさんの仰る鳴り癖は、すべてが良い方向(いい音)になるんでしょうか?? (追加質問で恐縮です・・・)
お礼
pyon1956様、ご回答ありがとうございました! >確かに経験則として大事に弾き込んであるギターは良い音がする、ということがいえる、というのが現実です。 このあたりは、数値化できない人間の「アナログ感性」なのかもしれませんね。 弾き込むうちに手の摩擦で表板が薄くなって良く鳴るようになる!?そんなことはないですよね(笑) マイウクレレも、「お、良く鳴るようになって来た」と実感できるように、大事に弾き込んで行きたいと思います。