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革命のエチュード、最初の和音(ff)の弾き方
どんな風に弾かれてますか。 私は、革命勃発の知らせを聞いて精神的なショックを受けた感じかなあ、と思うので、よくマンガにあるような上から岩塊が落ちてきたような、上から落ちてくるような音を出したいと思っています。 そこで、弾き方は、右手の指をめいっぱい拡げて和音の形をキープ→関係ないところからはずみをつけ、その反動で勢いよく鍵盤に手が落ちる、という感じで弾いてみましたが、失敗する率が高いです。手も痛む気がします。よく鍵盤を叩いてはいけないと言うそうですが、叩かないで強い音を出すにはどうすればいいのでしょうか。 ベートーベンの和音とショパンの和音は違うのですかか。作曲家によってどのように弾き方を変えますか。悲愴ソナタの最初の音は地割れの底から爆発する感じがいいな、などと思うのですが、どうすればそのような違いが出せますか。
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こんにちは。「革命エチュード」、私も大好きな曲です♪ 勉強したのが、結構昔なので、一生懸命記憶を辿っております。本当は、いつも弾けなくちゃいけないんですよね・・。 さて、第一音の和音ですね。私は、上から振り下ろすことはしません。静かに和音の上に指を置き、しばらく間をおきます。つまり、「溜め」の状態に入ります。たくさんたくさん私の中にエネルギーが溜まって、爆発する寸前ぎりぎりまで待って、そして一気にその和音を鳴らし、左手の下降に移るでしょう。 その時、和音を押さえてはいけません。音が死にます。鳴らした音を上に上に押し上げなくてはいけません。つまり指を鍵盤に置いたままですが、右腕全体は 重力に反発して、上へ持ち上げるエネルギーを全開します。 音の大きさは、機械で測れるレベル以外で、人間の耳にはいろいろ聴こえるものです。ただ大きくても、芯のない音は、スカです。「音量的には大きくないかも知れない、でも心にズシンと響く芯のある音」を目指して下さい。
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>関係ないところからはずみをつけ、その反動で勢いよく鍵盤に手が落ちる、 >という感じで弾いてみましたが、失敗する率が高いです。 高い所から振り下ろしているように聞こえますが,実際には,そんなことはないだろうと思います。 勢いで高く跳ね上がるとか,聴く人に見える効果をねらって,わざと高く跳ね上げることはありますが…。 アクションでいろいろ試してみようと思うなら,座っている重心の位置を変えて前かがみにしてみるとか, 手首の高さを変えてみるとかして,その和音に入る時の自分のイメージに近い雰囲気を研究されてみてはいかがでしょう。 キーシンの手の使い方は,かなり独特だと思っているのですが, 手首の位置が高く,まるで,指の関節は曲がらず,鍵盤に対して指が垂直に近い角度になっているかのように 見えることもあります。キーシン流の強い音の出し方なのでしょうか? 「物理的なフォルテではなく心理的なフォルテを」という課題をいただいて, 具体的には何をすればいいのか解らず,いろいろ考えた事もありました。 和音の強調する音はどれかとか,前後の強弱とか,正確な拍の位置より飛び出て少し早い目に入るとか, 溜めて少し遅れて入るとか,自分なりのイメージでいろいろ試してみました。 そんなことを考えると正解は見つけられなくても,楽譜をよく(深く)見るようになります。 #1の方も書いてられますが,上昇音形のPPに向かうdimなんてffの何十倍も神経を使います。
お礼
回答ありがとうございます。キーシンの弾き方、やってみます。 #1で先に回答いただいていた方にはお礼が間に合いませんでしたが、参考になりました。ありがとうございました。
お礼
参考になりました。芯のある音ってどうやったら出せるか、やってみます。ありがとうございました。
補足
「芯のある音」をキーワードに、とりあえず検索してみたら次々とピアノ関係のサイトが見つかりました。嬉しいので一つご紹介させていただきます。http://homepage1.nifty.com/iberia/column.htm ピアノの動作って、音だし動きだしと思っていましたが、言葉での説明があるといいですね。質問してみてよかったです。