硬めが好きです。
今は昔、のようになっちゃいましたが、かつて大凶作で外国から米を緊急輸入したことがありました。アメリカ、中国、タイ、オーストラリアなどからの輸入でしたが、唯一タイ米だけはインディカ米、他はジャポニカ米でした。(ちなみに、全部試してみたけど、中国のは口に合いませんでした)
しかし、国産米を買うために朝から行列を作る人がいる一方で、タイ米は売れず、抱き合わせ販売をしたり、酷い場合は捨てられたりしていました。
当時「タイ米を美味しく食べるには」という議論があって、「水を1.6倍程度にして柔らかくする」「普通の米と混ぜる」「餅米と混ぜる」という意見が大多数を占める中、私はどうしてもそれが食べられなくて、ある時思い切って硬めに炊いてみました。
そうしたらそれが口に合って、しかも電気釜の内側や茶碗に「ご飯独特の粘りけ」が残らず洗いやすいということもあり、家では硬めに炊くようになりました。
それで、その「柔らかめ」などが大多数を占める中で「硬めに炊くのが一番美味しい」と発言してみたら・・・何と多くの賛同者が現れたのです。結局、どっちが美味しいか、結論は出ませんでした。
その後、炒飯や中華粥など色々な食べ方をしました。粘りけがないので腕が上がった気分にもなり、しかも美味しくできました。価格が非常に安かったのもありがたかったです。
今でもあの頃の値段でタイ米を売っていたら喜んで買うのに、と思います。でも無理ですもんね・・・。
お礼
御回答ありがとうございます。 結構固め派の方もいらっしゃったのですね。 料理によってはインディカ米の方が合うのでしょうね。参考になりました。