階段だとたいへんかと思いますが、やはりガソリンスタンドに持ち込んで廃油タンクに捨てさせてもらうのが一番かと思います。ガソリンはだめですが、軽油や重油なら捨てさせてくれるはずです。古い油がポリタンクに入っているので捨てさせてくれとお願いすれば、廃油タンクがいっぱいになっていない限り大丈夫かと思います。
普通ガソリンスタンドには2キロリットルほどの廃油用の地下タンクがあるところが多く、自動車のエンジンオイルの廃油などを貯蓄するために使っています。廃油回収業者が定期的に回ってきてこれを回収して、たいていはリサイクルして値段の安い再生重油などとして一般に販売します。灯油はこの再生油の材料として使えますので、新しい灯油を買うからと言えばたいていは嫌がることはないはずです。
灯油は確かに腐ることはありませんが、紫外線や外部から侵入した水とかタンク内部の結露による水の影響で変質したり、生物的作用で変質することがあります。水が混じり白濁していたり、さらに乳化していると廃油タンクの使用を断られることがあります。あるいはごくごくまれにですがバクテリアがいるとガムを噛んだあとのうすいカスのようなものが浮いている状態になっていたりします。またガソリンがわずかでも混ざっていると断られるところが多いです。そうなると焼却処分しか方法はありません。焼却処分に関する産廃最終処分の許可と設備を持っている業者に有料で処理してもらうことになるかと思います。たいていの自治体では一般ゴミとしての処理をことわるとおもうのですが、特にたとえ数リットルでも新聞紙などにすわせて捨てる場合は必ず自治体の担当に事前に電話でおたずねになるとよいでしょう。
私の家では変質やコンタミ(汚染)がないことを確認した上で安価な調理用のストーブで冬場煮炊きに使っています。時間のかかる料理やジャムを作るのに古い油を重宝しています。
お礼
ガソリンスタンドに電話して、頼んでみます。 ありがとうございました。