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三相動力の基本料金ってどうやって決まる?
この「教えて」で少し読ませてもらったのですが、電力会社に接続の機器を全部申告する、というのと、ブレーカー契約?一定量以上でブレーカーの落ちる契約の2種から選択できるってのは本当でしょうか?その際の基本料金は、どちらも1キロワット1050円とかのようですが、例えばエアコンの場合、業務用ですと○馬力とかの表示、例えば5馬力だったら何キロワットの契約増を考えればいいんでしょうか。エアコン表示の「馬力・アンペア・キロワット」と相当する契約のキロワットの関係がわかりません。業者の方、教えて。
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>2キロワットの基本契約(冷蔵庫のみ)… 何かのご商売でしょうか、冷蔵庫で 2kWというとかなり大きいですね。 >その契約を大きくして、と思ったのですが… これはやはり、電気工事業者に細かく計算してもらうのがよいでしょう。 たとえば現在の冷蔵庫が、1.6kWであって四捨五入して 2kWの契約になっているような場合、0.8kWを追加しても、これまた四捨五入すれば、契約は変わらないことになります。 >先日2台(17位畳用のが2台)が同時に… ご商売用でしたら、動力も検討の余地が十分あるでしょう。 もし、住宅部分でしたら、その大きさで動力を入れることはできません。 >結構、お安くて喜んでいる方がおりますが… 「動力=安い」という潜入観念だけの人も多いことでしょう。実際に算盤をはじいて電灯より安くなったことを検証して言っているなら、それはそれでよいことです。 >正規のルールに沿わない部分での「お安い」、つまり「違法」の代償部分で… 現実には、そういうこともままあるでしょうが、ここでのコメントはひかえさせていただきます。 いずれにしても、電灯か動力かで、工事費も違います。一度、維持費の違いとともに、電気工事業者と納得の行くまでお話し合いになることをお奨めします。
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- mukaiyama
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>「√3」は定数でしょうか… 電気工学を勉強した方でなければ、三相特有の「定数」と考えていただいてけっこうです。 >3.4kWですとさほど大きくない10畳強程度かと思いますが… 消費電力です。エアコンの能力を表す「3.4kW」とは別のものです。 ご質問文に 5馬力とあったのでそのまま引用しました。5馬力のエアコンなら冷房能力は 12.5kW、暖房能力は 14.0kW ぐらいあります。 >基本料金は1050×10kWで10500円になるということでしょうか… 力率割引【×0.95】があります。あとは消費税もあります。 ・1,050×10kW×0.95=9,975円 (消費税別) >使用単価が通常電力の半分だとすると… ちょっと考え方が違うようです。まず以下のように仮定します。 【電灯】基本料金 1kWあたり 220円、従量料金 1kWhあたり 22円 【動力】基本料金 1kWあたり 1,050円、従量料金 1kWhあたり 10円 1ヶ月あたりの運転時間を S 時間として、 ・220+22×S=1,050×0.95+10×S の方程式を解けばよいのです。 ・S=64.8 となりますから、1年中を平均して、1ヶ月あたり 65時間以上定格能力いっぱいのフル運転を続ければ、動力のほうが安くなるということです。 これは、春秋も含めての平均値が 65時間以上ということですから、エアコン使用が夏冬合わせて 6ヶ月、不使用月も 6ヶ月なら、1ヶ月あたり 130時間以上が損益分岐点です。 ただし、ここまでの計算はあくまでも「定格能力いっぱいのフル運転」を続けた場合です。実際には、室温が一定になったらエアコンの出力は落ちます。フル運転を続けることは通常ありません。エアコンの稼働時間として考えるなら、この数字の 3倍にも 4倍にもなります。 なお、動力は検針日から検針日までの 1ヶ月間、全く使用しなければ、基本料金が半額になる電力会社もあります。上記の計算より、もう少し小さい数字が損益分岐点になります。 >家庭用で動力は論外?ということでしょうか… 原則として、住宅に動力は引けません。 事務所や商店などで、営業時間中はずっとエアコンが入りっ放しになるようなところでないと、電気料の観点だけなら、動力にする意味はありません。
- mukaiyama
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電力会社によって細部は異なりますが、私のところの電力会社の場合です。 電灯でも動力でも、「負荷契約」と「主開閉器契約」とがあります。 【負荷契約】 ご質問の動力エアコンの場合は、「消費電力」が算定の基礎になります。夏と冬で違えば、大きいほうで算定します。 仮に、5馬力エアコンの消費電力が、(夏)3.4kW、(冬)3.8kW であったとすると、大きいほうの 3.8kW を四捨五入して、4kWが契約容量となります。 もし、冷房専用であれば、3kWの契約となります。 1台だけの場合は簡単ですが、複数台ある場合は、需要率、負荷率を加味した計算方法を採ります (その詳細は割愛)。 将来、機械が 1台だけでも、増えたり減ったりしたときは、その都度申請して、契約容量の見直しが必要です。 【主開閉器契約】 ブレーカが落ちない範囲で、最大限使用できる容量で契約となります。 上記のエアコンが 1台だけであれば、30A のブレーカが一般的ですから、 ・√3×200V×30A÷1,000=10.4kW これを四捨五入して、10kW の契約になります。 30A のブレーカが落ちない範囲であけば、何を使っても自由です。 機械が 1台、2台、増えたり減ったりしても、30A のブレーカが変わらなければ、申請の必要はありません。 ------------------------------------------- どちらも単価は同じです。
お礼
すみません、最後にお聞かせください。我が家の場合、以前のなごりから動力が引いてあり、2キロワットの基本契約(冷蔵庫のみ)となっています。その契約を大きくして、と思ったのですが、これでは全く、考える余地なしということでしょうか。7台のエヤコンの内、先日2台(17位畳用のが2台)が同時に壊れてしまいました。電気料がいつも大変なので、この機会になんとか、と思ったのですが・・・。結構、お安くて喜んでいる方がおりますが、実際はそんなことないという事ですね。正規のルールに沿わない部分での「お安い」、つまり「違法」の代償部分でお安いということなのでしょうか。ほんと良くわかりません。お聞かせください。
補足
分かり易い回答ありがとうございます。 もう少し詳しくお聞かせください。「√3×200V×30A÷1,000=10.4kW」の「√3」は定数でしょうか? また、3.4kWですとさほど大きくない10畳強程度かと思いますが、その場合で基本料金は1050×10kWで10500円になるということでしょうか? まあ、使用単価が通常電力の半分だとすると10500×2=21000円となり、動力にした場合の通常電力との比較で、損益分岐点は21000円の使用ということでしょうか。それに未使用月の基本を含めたら、とんでもない。家庭用で動力は論外?ということでしょうか?