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財政投融資改革の効果は?
- 2001年4月に改正された財政投融資関連法により、特殊法人は国の保証なしで金を借りる必要が出てきた。
- 郵政は特殊法人以外に金を貸せるようになったのか?実際に貸しているのか?
- 法改正しても特殊法人の金の流れが変わっていないのであれば、改革の効果は無いと思われる。
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民営化の流れは1980年代からのことなので、 一部の特殊法人が、財投以外の資金調達の 方法を80年代後半からやっていて、これが 郵政民営化で本格的になってきています。 いろいろあるようですが、1つはその特殊法人が 関係している民間企業からの投資を受ける というもので、もう1つは競輪資金など、 ギャンブルの収益からお金を集めるというもの。 参考までにNEDOという特殊法人(現・独立 行政法人)の例で言うとこんな感じです。 NEDOは1970年代の石油ショックの後、 石油に代わる代参エネルギー源を見つけるという 目的で、旧・通産省傘下の特殊法人として 設立されました。 ところが今現在扱っている分野 http://www.nedo.go.jp/activities/introduction.html を見ても、情報通信、ナノテクなど、およそ 石油に代わるものとは思えない分野に拡大し、 大損失とは行かないまでも、本来の石油代参 エネルギーは見つからないばかりか、勝手に 拡大した分野でも、投資したお金を回収しきれる ような成果を上げていません。 そこでNEDOが現在行っているのは、 一企業が単独で手をつけにくいような、 基礎研究の計画を立てて、関連企業から 人、物、金の投資を受けるというものです。 http://www.nedo.go.jp/introducing/about.html 成果出れば、投資した企業に還元されますし、 損失が出ても、参加した企業の損失に留まります。 もう1つがギャンブルからのお金 http://homepage2.nifty.com/zenkyoro/page7.htm こんな感じです。
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- pluto001
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少しづつかたちは変わっていっているようですが、例えば、 http://www.biz-startup.pref.saitama.lg.jp/index.html こういったところが窓口になって貸し出されています。 また、ここ数年の起業、独立開業はここ数年過去最多と出たりしていますから(財政投融資改革はその一端でしかなく、他の法改正の効果も考える必要がある)、一定の効果は出ている事にはなるでしょう。しかし、投資としての意味合いではどうであるかは、10年以上経ってみないとわからないでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 うまく回してる所もあるのですね。 #1の回答も含めて思いましたが、規模は小さいようで抜本対策とまではいかないかも知れませんね。