キャッシュメモリ（2次キャッシュ）で1MBの差ってどれぐらい？

質問

購入を考えているノートパソコンに２つモデルがあり、
それぞれ搭載されているCPUが、

(A)インテル Pentium M プロセッサー超低電圧版 733
（動作周波数 1.10 GHz）

と

(B)超低電圧版 インテル Pentium Mプロセッサー
（動作周波数 1 GHz）

となります。

自分の知識だと動作周波数のレベルでは、
性能差は体感できるほどのものではないのだろうと考えているのですが、
CPUに内臓されている2次キャッシュに差があると仕様書にあります。

Aが2MBで、Bが1MBとのこと。

このキャッシュメモリの機能は調べれば分かったのですが、
実際問題、その差（1MB）というのはどんなものなのでしょうか？
結構大きな差なのでしょうか？
（ちなみに1次キャッシュは、ともに64KB）

多分自分が普段使っているアプリケーションでは、
あまり影響はないのでしょうが、具体的にどういうことをするときに、
この1MBの差は生じるのでしょうか。

後学のためにも教えていただければ幸いです。

これは蛇足なんですが、ちなみにメーカー側からしてみると、
コスト負荷的にはどれぐらい違うものなのでしょう。

回答No.1

asadayo · ベストアンサー

下記のページに詳しく出ているのでご覧ください。

キャッシュ・メモリの役割(Intelホームページより)
http://www.intel.com/jp/business/japan/feature/cache/xeon/

キャッシュメモリの差は簡単に言うと、より重たいアプリケーションを使って複雑な仕事をさせる時に、容量の違いによる差を体感できるものです。

通常のOfficeアプリやネット、メールなどでは体感できる位の差はないでしょうね。

画像編集ソフトを使ってデジカメ画像を編集したり、動画の編集をしたりする時には、CPUクロックが同じだと「L2キャッシュ」の多い方が1～2割以上も早く作業が終わります。

あと、1GHz前後のCPUだと、今流行の「TV視聴機能」などを使う為に、TVキャプチャーカードなどを取り付けた時のTV番組の綺麗さや、チャンネルの切り替え時間などにも差が出てきます。

＞コスト負荷的にはどれぐらい違うものなのでしょう。

CPUスピードがほぼ同じなので、何万円も変わらないと思います。

例として、L2キャッシュが同じ2MBの製品で

PentiumM 740(1.73GHz)⇒約2.5万円。
PentiumM 750(1.86GHz)⇒約3.0万円。

という値段から考えると、たぶん、1万円前後だと思います。

お礼

早速の回答ありがとうございました。

ご紹介いただいたページは、
自分の知識で、全てが理解できたわけではありませんが、
１MBといってもSRAMとDRAMとでは随分その価値が違うということを
あらためて実感した次第です。

自分の使用用途を考えると、
動画を見ることはあっても、
画像を処理したりなど、
負荷の高い作業は比較的することはないかなぁということで、
安心してコストパフォーマンスの高い方をセレクトしようと思います。

ご丁寧な返信ありがとうございました。