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将来、先生になりたいけど・・・(長いです)
私は今、商業高校に通っていて 将来高校の商業科の先生になりたいと思っています。 けど、最近心配な事が一つあります。 それはちょっと前の「キッズウォー」を見てて思ったのですが 気に入らない子(このときは確か殴られたとか)に 財布を取られてフリをして、その子を犯人扱いした事に 「自分は殴られたから」といって犯人扱いした子達は謝りませんでした。 ここまでは何とも思いませんでした。 (自分も小学生の時そんな所があったので) でも、担任の先生が謝らなかった子達を廊下に立たせているのを見て その子達の親が犯人扱いにした事について 「子供のただのイタズラ」と言ったり 「うちの子が先に殴られたのだから」と言ってるのを見て驚きました。 うちの親はもし同じ事があっても間違いなく私を怒るし 殴られた事に関しては「別の話」となるはずだと思います。 だから、こんな親が本当にいるのか?と思いました。 もしこんな親が本当にいるとしたら 先生になった時、考え方がまるで違うので 生徒指導なんかも出来なくなるんじゃないかと思います。 先生になりたいけどこういう親達がいたら 自分はどうにも出来ないと思います。 自分が今まで信じてきた常識なんかも通用しないんじゃないかと思うし…。 なんか文章がメチャクチャになってしまいましたが とにかく不安です。 みなさんはどう思いますか? それから、このような親は本当にいるのですか?
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テレビの世界は『虚構』とお考えください。 先日放送されたドラマ、設定見て吹き出しそうになりました(東京大学医学部におちて、農学部?:ご存じの通り、東京大学は学部募集ではありません)。 『キッズ・ウォー』についても、教育現場を知らない方が視聴率を取れるように脚色がなされています。 既に回答にありますが、『キッズ・ウォー』の場合は放送できるような内容にしてある感じです(もっとひどい例もありますが、視聴者からの抗議を恐れ、自主規制しているのでしょう)。 高校現場では、お金の問題に頭が痛いです。小中学校と違い、教科書は無償ではないし、授業料をはじめ、いろいろお金を集めなければなりません。けれど滞納者が多いんですよ。督促状や督促の電話、家庭訪問にかかる時間等考えると、とても非効率です。 で、ホントに困窮しているかといえば、そういった事例は少ないのです。 これから教師を目指す方に伝えたいことは、子どもたちの問題行動や、保護者の不可解な行動・言動を批判するだけでなく、なぜそうした行動・言動が行われるのだろうか、そうした背景に目を向ける人間になってほしいなと思います。 それから生徒指導というのは、生徒が先生の言うとおりに動く、というものではありません。特に高校の場合は卒業して自立していくために必要な力をつける場です。 たとえば、挨拶にこだわる、というのも一つの指導です。他のことは、甘くなることがあっても挨拶だけは徹底させる。これも生徒指導です。 指導は1人で行うものではありません。教師集団で行うのです。 高校のうちに、あるいは学生のうちに身につけて置いて欲しいことは、そうした教師集団をつくりあげる協調性です。リーダーシップです。教師とはいえ、皆、昔は元生徒です(^_^) 恐れることはありません。問題行動には、なにがしかの背景というものがあります。そこに目がいき、解決しようとする姿勢があれば、当該保護者の理解は得られなくても、周りの方々がみています。 つまり親も元生徒です。親の行動には背景があります。そこに目をつけ親のプライドを傷つけないようにして、変えていく、ということが大事なんです。 「親はなくても子は育つ」「親があっても子は育たない」なんです。 回答としては『まだひどい保護者もいます』。
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- masa072
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現場の教員です。今年1年目の高校教員です。 親には本当頭が痛いです。 多くの親は好意的です。 が、あなたが今書かれたような親は五万といます。 大体は子供を見れば、「この親にしてこの子あり」で親も大体わかります。 親にとって子供はかわいいものです。それは否定しませんが、それゆえ叱ることができない親もたくさん存在し、ほとんどの親は子供は悪くないという先入観で物事を見ています。 正直言ってしまえば、張り倒したいです。「本当に子供のことを考えているのか?」と問い詰めたいです。ただ、先輩教員からは、「何を言っても良好な人間関係がないと意味がない」と言われています。そのため、言いたい気持ちを抑え、下手下手で話をします。 教員に大切なことは、親に対しても子供に対しても、真正面からぶつかれるかどうかです。真正面からでないと子供は教員を信頼しないし、親も同じです。逆に、下手下手でも真正面からぶつかっていけば、いつかはわかってくれるんじゃないかなと思います。 私自身も試行錯誤の途中ですが、私なりに思うことです。
お礼
回答ありがとうございます。 >叱ることができない親もたくさん存在し そうですね、小さい子供の親でも 公共の場所で走っていても注意しない むしろ元気がいいとか言ってる親はいますし。 小さい時からそうだったらやっぱりこのようになるのかなぁ、と思います。 >逆に、下手下手でも真正面からぶつかっていけば、いつかはわかってくれるんじゃないかなと思います。 やはり、根気が必要と言う事ですね。
- noarin
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こんにちは。 たかがドラマ、されどドラマ。当てはまるところもあるかも しれませんが、そうはない、ドラマを見る人を引きつける為の 虚構もあると思いますので、そのままストレートに受け取らない ほうがいいと思いますよ。 私は保護者の立場ですが、たまに???と思うようは保護者が いることは耳にします。ですが良識的な親もいます。どんな 世界でもそうだと思います。 学校と一口で言ってもいろんな学校がありますから。 うちは公立の小中学校から私立の高校へ行った子どもと 特学から養護の中学部に通っている子どもがいます。 普通学級、特学、養護とバラエティに富んだ経験を させてもらっています。学校というと狭い世界なのかも しれませんが、それぞれ違いますよ。一度ご経験あれ。
お礼
回答ありがとうございます。 noarinさんのような保護者がいる中 ???と思うような保護者が 最近は特に突出してきてるって事ですかねぇ。
- BWV1012
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テレビドラマに関しては「虚構」の部分もある反面、「いろいろな親」がいることもまた事実ですから、それなりの覚悟は必要です。 だいたい、子どもがいきなり「問題児」になるわけではありません。例えば、高校生でしたら、高校に入るまでの15年間の育て方の中でしみついたものもあります。問題が起こって保護者と面談してみると「なるほど」と思うこともないわけではないのです。 また、現在の「問題児」だって何年かすれば親になるし、20年か25年すればその子どもが高校生になるわかですから、「学校の常識」がその親ににとっては「非常識」になることだってありますよ。(もちろん、卒業して何年もしてから会うと、すっかり落ち着いて、「あの頃はバカなことしてたよね~」なんて言うヤツもいますけど) ただ、問題はありながらも、「保護者が頑張っているからこの生徒は高校をなんとか続けていられるのだろうな」と思うことだってありますよ。 教師と生徒として出会ってしまったら、たとえどんな生徒であっても、あるいは、その保護者がどんな方であっても、自分のやれることをやるしかないのだと思います。 どんな「名医」でも直せない病気があるように、問題行動をくり返す生徒もいます。だけど、指導しないで放って置いたらもっとひどい状態になるかもしれないし、少しづつは改善されていることだってあるのです。 「教師は現場で育つ」部分がかなりあります。大学でも、教職免許取得のために教育心理学なども勉強はしますが、それはあくまで参考程度。むしろ役にたつのは、授業以外で学んだことだったりします。具体的にはサークルやボランティア活動、アルバイトなどを通して経験した人間関係だったり、本を読んだり、旅行をしたり、映画を観たり、といったなかで身についた、ものの味方・考え方だったり... あなたは、すごく真面目な方のようですし、教師になったらなったで、かならず成長できると思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 >教師と生徒として出会ってしまったら、たとえどんな生徒であっても、あるいは、その保護者がどんな方であっても、自分のやれることをやるしかないのだと思います。 そうですね、無理に出来ない事をやっても仕方ないですしね。 >むしろ役にたつのは、授業以外で学んだことだったりします。 今からでも少しづつそういう事を身につけていきたいと思います。
常識というのがどういう事かは人によってそれぞれですが、いろいろな考え方の親がいることは確かです。今の学校は、子どもの指導に加えて親の対応に四苦八苦している状態です。 「キッズウォー」の親よりもっとひどい親もいくらでもいます。子どもと親は一体で、親が変わらなければ子どももかわりません。教員に鬱病や精神疾患がふえているのは親を含めた指導に行き詰まりを感じるからではないでしょうか。 教員をめざしていらっしゃるようですが、純粋な気持ち、子どもに対する愛情や熱意、誠意ある態度だけでは、やっていけないのが、今の教員です。よく教員の資質といわれますが、いろんな人に対応して接することができること、要領よくたちまわれること、気持ちの切り替えができること、図太さが必要だと思います。 教員の仕事は、ただ児童生徒を指導することだけではありません。以前「金八先生」を見て教師を目指した子も多くいましたが、あんなに暇なことはないのです。子どもや親の問題山積み、事務的な仕事、対外的な仕事、高校教師でしたら部活など、休みに家にいても何かしら仕事を持って帰っています。 今不安に思っていらっしゃるようですが、教育の現状を調べたり現場で尋ねたりして把握した上で、教員を志望する気持ちをじっくり見つめられるとよいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >教員をめざしていらっしゃるようですが、純粋な気持ち、子どもに対する愛情や熱意、誠意ある態度だけでは、やっていけないのが、今の教員です。 そうですね。特に高校生の教員となったらそれだけでは絶対に足りないと思います。 >教育の現状を調べたり現場で尋ねたりして 今は生徒の立場でしか見れませんが、いつか色々調べてみたいと思います。
- hiroexel
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文章から察するにあなたはかなり純粋な心の持ち主なのだと感じました。そして自分の信念、問題意識などを強くもった人なのでしょう。 おそらく質問にあるような事はどこにでもあるでしょう。今の教育現場は親、子供>教師、学校側という図式が成立しており、教師側は子供たちに頭が上がらず大変困難な状況が出来上がっていると聞いています。 このような状況を変えようとしている動きも一部であるようです。が一度出来上がってしまったものは中々変えることが難しいのが現状です。 教育の現場で働きたいという気持ちがあるのであれば何故このような状況になっているのか?を調べどうしたら解決できるのかを考えてみたら、また違う視点で見ることができると思うのですが、どうでしょうか? それと不安は原因が分かれば解消できるものですよ。がんばってください!
お礼
回答ありがとうございます。 >今の教育現場は親、子供>教師、学校側という図式が成立しており 私の周りでもそんな感じです。親>教師は分かるとしても子供>教師は理解できません。 >教育の現場で働きたいという気持ちがあるのであれば何故このような状況になっているのか?を調べどうしたら解決できるのかを考えてみたら、また違う視点で見ることができると思うのですが、どうでしょうか? そうですね、ちょっと考えてみたいと思います。
- hukuponlog
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残念ながら、「いくらでもいます」というのが本当です。最近の保護者の特徴と言っても良いくらいです。いま、学校の先生の精神疾患が問題となっていますが、子どもとのトラブルよりも親とのトラブルの方が大きな原因となっています。我が子を守る、という意識が強すぎて周りが見えなくなるのでしょうね。もちろん普段は常識ある大人なのですが、いざ我が子のこととなるとこれが一気に無くなります。 その「キッズウォー」の例なんかまだまともな方ですよ。
お礼
回答ありがとうございます。 >いざ我が子のこととなると そうですね、自分の子がかわいいんでしょうが それも勢いが余るとこうなるんですかね。 >「キッズウォー」の例なんかまだまともな方ですよ。 そうなんですか、驚きです・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 >背景に目を向ける人間になってほしいなと思います。 そうですね、もっと広い目線を持ちたいと思います(狭いままだと今の親たちとあまり変わらない気がするので…)