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郵政関連法案はどうなるのか(衆議院の優越)
今回参議院で郵政民営化法案が否決されましたよね。 でも衆議院では可決されています。 普通の法案の場合はもう一度衆議院で2/3の可決で成立します。あるいはこのまま会期延長で時間切れ成立等の方法で法案を通したりします。 今回のように途中で衆議院が解散した場合はそのまま廃案になってしまうのでしょうか?継続になるのでしょうか?それとも時間切れ成立になるのでしょうか?
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廃案です。 予算、条約、内閣総理大臣の指名には優越権をもってますが 通常の法律案には優越権を有していません。 継続審議は、会期末に継続する決議をせねばなりませんが 解散した場合には会期末前に国会が終わるわけです。 よって、現在残っていた法案は全て廃案となります。 この場合、次期臨時国会で法案再提出ということになります。 時間切れの成立というのは予算のみで認められています。 予算は衆議院通過から30日以内に可決せねばなりません。 30日を過ぎた場合には衆議院の議決をもって国会の議決とすることから 「自然成立」という言葉が用いられます。
お礼
大変よく分かりました。ありがとうございました