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郵政三事業は何故一つで考えるのですか?
いよいよ、参院での採決も迫っている郵政民営化ですが、なぜ郵政3事業全てを一つで考えているのでしょうか? 小泉総理の狙いは財投の廃止や赤字国債の問題だと聞きます。 そうすると、小泉総理が郵便事業が本丸でないなら、郵便事業は残して、郵貯と簡保の民営化のみについて議論してもいいと思うのですが違うのでしょうか?単純に同じ建物で別にしづらいみたいな問題でしょうか? おそらく、ことは単純ではないと思いますが、どなたかご教授願えれば幸いです。
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郵貯、簡保のみ切り離して民営化した場合、残りの郵便事業は大変な赤字部門ですから、税金を投入してその補填をしなければならなくなります。これでは、何のための民営化なの?ってことになりますからね。 郵便事業部門は赤字ですが、郵貯、簡保は黒字で、その結果3事業全体としては黒字となっています。ですから反対派は、今黒字の事業をなぜ民営化しなければならないのかといい、小泉さんは「いずれ赤字になってからでは遅い」といっているのが現在の状態です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、郵政は黒字で税金投入されていないとはそういうことだったのですか。 全国一律に郵便事業をするのは大変なお金がいるのですね。 財投も相当ずさんだとか聞くので、いずれ赤字もリアルな話ような気がします。 しかし過疎地など切捨ての問題もあり、なんとも難しいですね。