以前消費者金融で働いていました。
それ程大手でもありませんが、支店で貸付金額が約2千万。
限度額50万円で単純に割っても40万人が利用していることになります。
(県外のお客様も若干いました)
さらに言えば、私の中学時代の同級生(学校の規模が小さかったので学年120人)が7人ほど顧客の中にいました。ほとんど男性ですが、中には女性もいます。
さらに、うち2人が多重債務者(7社以上から借りていて返済不能)でした。
20歳代で自己破産する人が、県単位で月に20人くらいはいますよ。
(たぶん都会ではもっと多いのでは?)
借金をする理由は人それぞれです。
虚栄心、ギャンブルや株依存症、自営業が立ちゆかなくなった借り入れ。
そして、社会的地位がある人でも利用します。(消費者金融から見れば上顧客です)
中には借金家族(全員が数社から借り入れている)ような家もあります。
やはり、急激に利用者が増えていますし、基本的には会社側も貸そう貸そうとします。
利息は法律でどんどん下げられていますが、それでも必要経費に比べ利息のほうが、かなり上回ると思います。
中には悪質なのもあって、破産している男性が純朴そうな女性(いわゆる男性経験の少ない)を騙して、お金を借りさせ、これ以上借りられないと分かれば別れてしまう。気づけば女性は返済不可能な借金だけが残り、督促から知った親が泣く泣く払うか自己破産させる・・・なんてこともあります。
いまの若者に、物欲を我慢する理性が少なく、安易な方法に流れてしまう風潮はあると思います。親と社会の教育が大事ですね。