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デジカメ用ローパスフィルター
デジカメ用のローパスフィルターの役割と特性についての質問です。 1.ローパスフィルターが無い場合、CCDの画素の配列が規則的なために、被写体に規則的なパターンがあると干渉(モアレ)が発生すると理解していますが、この理解は正しいでしょうか? 2.何故、ローパスフィルターによりモアレが防止できるのでしょうか? 3.ローパスフィルターの特性はどのように表現されるのでしょうか? 回答または参考URLの紹介をお願いします。
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1.被写体に画素ピッチと同程度のパターンがあると、モアレ(濃淡のだけでなく、着色するタイプもあります)は発生します。 モアレの発生にはもう少し条件があって、 ・被写体のパターンに、撮像素子で再現可能な上限を超えた、細かいパターンの成分が含まれていること(規則的なパターンでも、ピッチの非常に大きなパターンだとモアレは起きません) というのがあったかと。 (空間周波数つかって表すと、もう少し明確に表現できると思います) 2.光学的なローパスフィルター(カットオフが画素間隔の2倍より少し大きい)を撮像素子直前に置くと、画素間隔程度のパターンのコントラストを弱くすることができるので、モアレ防止に役立ちます。(アンチ エイリアス フィルタと呼ばれていたような)
お礼
「カットオフが画素間隔の2倍より少し大きい」がポイントのようですね。 ありがとうございました。