言われてみれば、確かにそうですね。
逆にこれは、昔(戦前)のほうが、新聞社は読者の声に耳を傾けていたように思います。
私は、結構いろんな新聞社へメールを送ったりしていますが、いろんな例外はあるものの、あまり大きくも無く、かといって小さくもない地方紙が、一番対応が良いです。
結局、新聞が商業主義に走った結果だと思います(それが一概に悪い、とは言いません)。もともと新聞なんてものは幕末明治期に誕生して以来、主観のカタマリみたいなものでしたが、組織が大きくなると、どうしても“質より量”になります。しかし、下手に民衆の声や世論を無視すれば不買運動にも発展しかねない戦前の世の中では、それなりに読者の意見に耳を傾けると言うことはやっていたと思います。(今でも、モニターみたいな感じでやっているのかもしれませんが。)
新聞配達の機能上、いつぞやのNHKみたいに、ちょっと不祥事が続くと一気に受信料支払い拒否が数十万件、ということは起こりにくい環境のため、現在の体制にあぐらをかいているのが現状ではないでしょうか。
今現在、新聞の購読者数はインターネットの普及、若年層の活字離れなどが影響して、少しずつではありますが減ってきています。それは今後ももっと減るでしょう(今、ロクに新聞も読まない大学生が、社会に出て急に読み出す、とはなかなか考えにくい)。
そうなって、各社が危機意識をもったときに、どういう対応をするかは興味があるところです。
直接的な回答ではありませんが、ご参考までに。
補足
朝から人心をえぐる様な文言の週刊誌広告、またそれが大手出版社の発刊物、一体全体?、収益は全てに優先するのでしょうか、人心の荒廃を助長すらさせている感を持ちます。またかと思う宗教団体事実上総帥の出版宣伝、新聞を止めれば目に留まることも無く、しかも版等の時限要素と無関係に情報選択の世界が広がって来ると思います。現時点でも紙面を拾い読みしている程度なので印刷物のメリットに対し許容できる精神文化を得られる様にイメージします。Webを検索しても随所に出て来るのは拡販宣伝、姿勢、体質を問おうとする姿は片鱗さえ見せません。