“製”を、開発したもののライセンス生産と取るか、完成したものの供給を受けるかによって変わってくるかと思いますし、近年はその垣根が非常に低くなってあいまいになってきていますが、とりあえず有名どころでは…
・ヴィッツのエンジンの開発にはダイハツの技術が相当に注入された
・マツダのV6はフォードの血が入っているといいます
海外メーカーになってしまいますが、イギリスは
・ロールスロイスのシルバーセラフ、(現行)ファントムのV12エンジンはBMW製
・ランドローバーは、レンジローバーの現行のV8エンジンの一部はジャガー製、かってのレンジやディスカバリーのOHVはアメリカ(の確かビュイックだったか)あたりの古いエンジン
・ベントレーのコンチネンタルGTに搭載されるW12エンジンはフォルクスワーゲン製
ドイツの
・ニューミニのエンジン開発にはクライスラーが噛んでいます
イタリアは
・マセラッティのV8はフェラーリの手による
などなど挙げたらきりがありませんね。
たとえばアウディ/VWはお互い緊密な関係でエンジンも相互関係があるようですし、そこにポルシェのカイエンも噛んでますね。
ポルシェはその昔の914なんか、やっぱVWからエンジン供給を受けてましたね。
このほか、フィアットグループ、GMグループなどの中でのエンジンは、一体どこが開発したというのが正しいのかわからないくらい、共有化が進んでいますね。
それから、今後はディーゼルエンジンを軸に日欧で相互供給や共同開発の波が押し寄せてきそうです。
なかなか立ち直れない三菱はディーゼルエンジンの自社開発を諦め、すでにヨーロッパ向け一部車種ではVWグループから調達したユニットを搭載していたとかなんとか。