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同和問題に対する差別発言について
先日、一般に部落地区と言われている地域について、 『怖い』『あそこって、いけないトコロだよね』 という事を言われました。 これは、名誉毀損や侮辱にあたるのでしょうか? もしそうであれば、これに対しどういった対処が出来るのでしょうか? 法律的なものは何も分からない素人なものですので、 出来れば、専門的な知識をふまえて教えていただければ幸いです。 よろしくお願い致します。
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- mamicho
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みなさんの回答を見てると法的な処置は難しいようです。でも法的な処置ができないからと言って、この差別発言をほったらかしにしておくのもいけないと思います。 「怖い」「あそこって、いけないトコロだよね」という発言は明らかに差別発言です。差別をなくすためには、まず差別に気付くことができなくてはなりません。一見見逃してしまいそうなこの発言を差別発言と見抜けたkakanaさんはすばらしいと思います。 本人に差別する気がなかったら差別発言は許されるのでしょうか。そうではないと思います。傷付く人がいる以上、自分に差別する気がなかったのであれば、以後もっと自分の発言に責任を持つべきです。 他人事に考えてては差別はいつまでたってもなくなりません。部落差別に関しては、部落に住んでる人よりも、寧ろ部落外に住んでる人の心の問題だと思います。なぜなら、部落差別は差別する人がいるからあるのだからです。それとも部落と言われる地域に住んでるからいけないというのですか。それはおかしいです。どこに住もうとも人間の価値は変わりません。 差別をつくったのが人間ならば差別をなくすのも人間です。差別心は多かれ少なかれ誰にでもあります。でもその差別心に打ち勝つ強さをみんなが持ってほしいです。全然質問の答えになってませんが、どうしても自分の気持ちを言いたくてこの場を借りさせていただきました。申し訳ございません。
- iwappa
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前に駄目だ駄目だと書いてしまったので、 プロとして反省の意味を込めて、アドバイスを。 前にも書きましたが、具体的な事情、資料がなにも分からない状態での回答であることは頭に置いて下さい。 メールとか電話とかというものは、やはり法的紛争に対してしっかりアドバイスする事ができないと思われるのはこのためです。 具体的な事情を聞いていく内に当事者が意識しないけれど、有効な法的構成も出てきたり、資料も自分の手で確かめながらしないと分からないことも多いということです。 その意味で、具体的な事情も分からず、できないとか出来るとかは全く言えないといってよいでしょう。私としては、法的紛争に関してメールや電話の対応だけで断言する人は信用できないと思っています。 もし、どうしても許せない。徹底的にやる意思があるならば、一度法律相談をしてみればいかがでしょうか。
- iwappa
- ベストアンサー率54% (6/11)
二人だけでも、『怖い』『あそこって、いけないトコロだよね』刑法上の犯罪は難しいかもしれません。 まず、『怖い』だけでは、無理です。これは、自分の心情を述べたにすぎません。それがたとえ、偏見に基づくものにしろ、無知に基づくものにしろ、刑法上の犯罪には当たらないとおもいます。『あそこって、いけないトコロだよね』についても、同じかもしれません。 故意もないでしょうね。この言葉だけを捉えれば。 いずれにしろ、刑事は無理です。 民事で、損害賠償できないかの問題ですが、難しいでしょうね。 厳密にいうと、『怖い』『あそこって、いけないトコロだよね』という発言は、故意の差別ではないようです。法律的な用語ではありませんが、過失による差別ですね。 差別するつもりはないけれど、無知や偏見のため注意を怠って差別したということになると思います。 そうすると、注意義務の問題として、 (1)同和問題という差別があることを認識できるか (2)それに対する無知や偏見を取り除く努力をするべきか ということが必要になると思います。 つまり、 (1)は、そのような差別があることを一般的に認識できるかの問題。 (2)は、同和問題が無知や偏見に基づく差別であることを一般的に認識され、一定程度の知識を有すべきかの問題です。 私も深くは考えたことがなかったのですが、 一般的には、 (2)は勿論、(1)についてもかなり怪しい状況ではないでしょうか。 無知だから偏見を持つのですが、 そのような人を現在の社会状態では、 法的義務にまで高める、要するに損害賠償を負う とすることは難しいと思います。 しかしながら、現在では、このような無知故の差別が多いのでしょうね。 そこは、やはり、この件に関しては、法的問題ではないといえるのでないでしょうか。 貴方の祖母が当事者となるのは、ますます無理でしょうね。そもそも特定の人を指して言った言葉には取ることが出来ません。 もちろん、具体的な事情を全く聞いていない上での回答ですから、具体的な事情によっては、不法行為で構成できるかもしれませんが。 付け加えるに、単に訴えることはできます。 ただ、プロとして、勝つ見込みのない事件について、裁判しろとは言えません。 これは、私見ですが、無知により軽率な発言をした者に対して民事訴訟を起こすことは、また「怖い」と思われないでしょうか。 もちろん、この判断は専門外ですから、一概に言えないのかもしれません。逆に、負けても訴えることで、無知により軽率な発言をした場合でも訴えられる可能性があるという考えが浸透すれば、社会的な意味はあるという考えもあるのかもしれませんね。 裁判は何も勝つことが目的ではないという考えもあると思います。 これは考えがいろいろあると思いますが、それは依頼者が判断することで弁護士が判断すべきものではないし、できないと思っています。
- nonkun
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う~ん、当事者でしたか。。。それは辛いことでしたね。 でも、本人達はわかって言ってるのでしょうかねぇ?何がと言えと、部落差別の実情とか、kakanaさんのこととか。 前者についてはそれこそが差別的発言ですよね。どこが怖いところなの?なぜいけないところなの?と逆に聞きたいぐらいです。(実際に聞いたことのある私。。。相手は言葉に詰まってました。) これがアメリカのような訴訟社会なら訴えられるのでしょうが、日本の現状では無理でしょう。 それより理解のある第三者からその人たちに部落差別の無意味さを説いてもらったほうが良いのではないでしょうか?(本人が言っても信用してもらえない&話し合いの段階で心無い言葉で辛い目に会うかも?等の理由で)
法律的には何もできないとわかれば、自治体(市役所等)の同和対策課に早急に相談すべきでしょう。しかるべき処置がとられるはずです。
地区は被告/原告になれないんですね(^_^; やっぱ最低でも法人じゃなきゃ無理なのかな? >私はその地区に住んではおりませんが、祖母がそうです もしそのおばあさんが直接迫害を受けた、といった場合は、代理で訴えを起こすことができたハズです。もちろん本人も交えてってことになるでしょうけど。 が、現状として「言われただけ」というのは、訴えて出る理由としては弱いかと(^_^;
- iwappa
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「地区」そのものに対し、侮辱罪が成立することはあり得ません。 特定の人に対してでも、『怖い』『あそこって、いけないトコロだよね』と言っただけでは、名誉毀損罪、侮辱罪の構成要件には該当しにくいと思います。 また、民法には部落差別関連の直接的な記載はありません。 言われた当事者でなければ、原告と被告にもなりえないことは回答No.47206のおっしゃるとおりです。 同和問題は、無知と偏見と教育に基づく差別ですが、法的解決だけではこのように到底解決し得ないものです。ご質問は、対処の根拠を法律にもとめていらっしゃるようです。しかし、そんなものは、お手伝いはできるかもしれませんが、それだけでは到底片づきません。社会問題の解決には、知識と知恵と行動と愛が必要だと思います。 法律の専門家は、私も含めて、具体的な問題でないと動けないし、動きにくい面があります。法律の専門家が社会運動に適さないと思われるのは、そんな面があるからかもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。 これを言われたのは、2人しかいない時に私のことについて話したおりです。 2人しかいないので私に言ったとも取れますが、その地区に対して言ったとも取れます。 これにより私が心に受けたモノは法的には「仕方ないどうしようもない」という事なんでしょうか? 大変失礼ですが、専門家という事なので、もう少しお付き合い頂けますか? よろしくお願い致します。
- nonkun
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それはれっきとした差別になりますが、それくらいなら処罰はないでしょう。この文面から察するに仲間内での内緒話のレベルでしょうから。「あいつを殺す!!」って言っても逮捕はされないでしょう?もちろん、本人の目の前で言ったのなら話は別ですが。 あと、部落差別も問題ですが、解放運動と称してお金を儲けている人たちがいることも問題です。7月ごろに某部落差別に関する講演会に会社の命令で出席したのですが、部落差別は無くなったとのたまう、あとは自分の経験(しかも面白くない、役に立たない)を延々と述べるだけでしたので、あほらしくなって途中で帰ってきました。 たしかに自分自身が部落差別をしていると認識している人はかなり減ってきています。しかし、部落の人と交流を持つと周りから白い目で見られると思っている人はかなり大勢いると思います。実はこれが部落差別を無くすのに一番の障害だと思っています。 質問から外れたところで熱弁してしまいしました。。。
お礼
ありがとうございます。 いちおう本人なんですが…。その地区に住んでおりません。 その事を話した際にこのような事を言われ、 大変ショックを受けました。 早くこういうを意識しないですむようになって欲しいですね。
部落差別についてはいろいろと社会的な背景などもありますんで難しいのですが、通常は「地区」そのものに対する侮辱罪になります。 適用されるのはおそらく刑法だと思います(民法にも部落差別関連の記載があったような気がしますが)。 また、そこに住んでいる人を直接そういうふうに言った場合は、もちろん個人への侮辱罪(もしくは名誉毀損罪)で、これは刑法刑罰の対象となります。 可能な対処としては、現在の状況ではその言った人に注意するのがせいぜいでしょう。kakanaさんが当事者でなければ被告にも原告にもなれません。 しかし、この問題に対してここにこういう質問を書いた行為そのものを高く評価すべきだと思います。 願わくば、この質問にもっとたくさん返事が返ってほしいものです。
お礼
ありがとうございました。 私はその地区に住んではおりませんんが、祖母がそうです。 この場合はどうなるんでしょう? 厚かまし質問ですが申し訳ございません。
お礼
たびたびありがとうございます。 そういうモノなんですか? 明らかに差別しているような発言でも? 開票で揉めているアメリカとは全然違いますね…。