ファッションデザイナーが
黒一色のコレクションを発表することって
よくありますよね。
例えば今シーズンならヴィクター&ロルフの
顔まで黒一色にしたコレクションが話題になりました。
ヨージは定期的に黒一色のコレクションをしますが
彼はよくこんなことを言ってます。
まず、色を無くしてしまうことで
形(シルエット、カッティングなど)の表現に集中できる。
次に、色を無くしてしまうことで
素材感の表現(例えば同じ黒でも、ウールと皮では違う色になるし
同じ素材でも、織り方の違いで表情の違う黒になるし
同じ織り方でも、染織方法の違いで表情の違う黒になる)
に集中できる。
最後に、黒一色のコレクションにすると疲れてしまうので
一箇所だけ効かせ色として真っ赤な服を出すことで
コレクションの印象を強める。
つまり、同じ黒でも、巻き方で表情の違いを楽しむ
あるいは、同じ黒でも、皮などで素材感を楽しむ
といった提案もありですよね。
次に織りを楽しむ、というのがありますよね。
例えば、無彩色の柄とかは簡単です。
具体的に言えば、白と黒のチェックとか
濃いグレーと薄いグレーのチェックとか。
最後に、効かせ色ですけど、それは彼と黒の間に何色が似合うか?
ということで考えるべきではないかなぁ?
特に顔色・髪色とのマッチングですから。
彼が髪を真っ赤に染めていたりしたら
ショッキングピンクのマフラーとか、似合うんじゃないか?
で、僕の好みなんですけど
あくまで自分がするなら、織りの表情が豊かな
例えば立体感の強いヘリンボーンとかで
グレーか、キャメルですね。
お礼
役に立つアドバイスでした。どうもありがとうございました。