私は脱サラして今年ローに入りました。
私は法学部を出てサラリーマン生活をしましたが、やはり先が見えて
いたこと、父が会計事務所を経営していることから、似たような
道を選ぶことにしました。確かに不安要素はありますけど、サラリーマン
として生きていくにしても何らかの不安要素はあるわけですから、、
そこは深く考えず、納得のいく結果を出せるよう精進するしかありません。
じゃ個別のご質問にお答えします。
1)授業について(私が通うロー限定ですが、、。)
学部の授業と異なる点として(1)規模が小さいこと、
(2)発言を頻繁に求められること、
(3)予習してきていることを前提に授業が進められること、
(4)質問事項・相談ごとがあれば担当教官に質問できるオフィスアワー
が設けられていること、(5)現役の判事・検事・弁護士が担当する
実務系の授業があること、、などがあげられます。
正直、教授の「教育力」は千差万別です。
ただ授業計画に従って授業を進めてくれるので、
「教授の興味のある分野」に偏った
授業は今のところないです。
どの科目もスタンダードな基本書使いますが、学部の授業とは比較に
ならないくらい判例にあたります。
2)アルバイトについて
学校やカリキュラムによりますが、「できない」という認識でおられた
方がいいと思います。もし仕事を続けながらということになると、
筑波、大宮、東海あたりのローになるのではないでしょうか。
私も、生活は楽ではないのですがバイトはしてません、、
というか体力的にも精神的にもできません。また、バイトをせずに勉強に集中するのが
ショートカットになると思っています。
私は、学費・生活費の安い地方の国立大学を選びましたが、
生活費のトータルは7~8万円くらいで収まってます。
3)気づいた点
学業面では、長期休暇中は予備校などで補強する必要はあるか
と思います。また、来年以降入学されるのであればここ1年で基本書
+判例百選をきちんと読んでおいた方が入ってから楽ですよ
(これは私の反省の弁という意味もあります。)。
また、私も含め30過ぎのロー生結構います。若い子と交流する
ことで少し若返ったような気がします(笑)。
多種多様な人材と交流できるのはローならではだと思います。
そんな具合なのですが、30過ぎててもなんとかついてはいけます。
ローに進学するかどうかは、扶養者の有無、家計などいろいろ
考える要素があります。またNo1のflashixさんの指摘される点も現実と
してあり、目をそむけることはできません。
私の場合、未婚で背負うものがなかった+自己決定に関する根拠の
ない自信から決断できたという面もありました。
各自が背負っている事情もあるので、手放しにお勧めはできませんが、
もしchatoraさんがローに行く決断をされ、どこかのローに入学された
暁には同じ「30過ぎの同志」として歓迎させていただきますね。
お礼
同世代の方からの実感のこもったご回答、たいへん参考になりました。バイトする暇がないとなると資金面をもう少し詰めて計画を立てる必要がありますね。やはり私立はきびしいので国公立をメインに考えています。ロー関係の書き込みが少ないのはそんな暇ない程忙しいのかもしれませんね。お忙しいところ貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。