計算式は、JR東日本のサイトに詳しく書いてあります。
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● 不要となった定期券は、有効期間が1ヵ月以上残っている場合に限って払いもどしいたします。この場合の払いもどし額は、発売額からすでにお使いになった月数分(1ヵ月に満たない日のは数は1ヵ月とします)の定期運賃と手数料210円を差し引いた残額です。ただし、払いもどし額がない場合もあります。
払戻額=定期券発売額-使用済月数分の定期運賃-手数料210円
例)4月1日から9月30日まで有効の6カ月定期券を8月20日に払いもどす場合
払戻額=6カ月定期運賃-(3カ月定期運賃+1カ月定期運賃×2)-手数料210円
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今回の事例で、6ヶ月定期を払い戻した場合を計算してみましょう。
◆使用期間5ヶ月の場合
払戻額:93,750-(54,870+19,250×2)-210=170円
実際にかかった費用:93,750-170=93,580円
3ヶ月+1ヶ月×2:54,870+(19,250×2)=93,370円
1ヶ月×5:19,250×5=96,250円
◆使用期間4ヶ月の場合
払戻額:93,750-(54,870+19,250)-210=19,510円
実際にかかった費用:93,750-19,510=74,240円
3ヶ月+1ヶ月:54,870+19,250=74,120円
1ヶ月×4:19,250×4=77,000円
◆使用期間3ヶ月の場合
払戻額:93,750-54,870-210=38,670円
実際にかかった費用:93,750-38,670=55,080円
3ヶ月:54,870円
1ヶ月×3:19,250×3=57,750円
◆使用期間2ヶ月の場合
払戻額:93,750-(19,250×2)-210=55,040円
実際にかかった費用:93,750-55,040=38,710円
1ヶ月×2:19,250×2=38,500円
◆使用期間1ヶ月の場合
払戻額:93,750-19,250-210=74,290円
実際にかかった費用:93,750-74,290=19,460円
1ヶ月:19.250円
うまくなってますね。
どの場合でも、利用期間に応じた買い方をするのがいちばん安くなってきます。
ただ、この払戻しの際に注意しないといけないのは、1ヶ月単位で計算するため、1日でも超過していれば1ヶ月使ったとカウントされることです。
6月14日から有効の定期の場合、10月14日に払い戻しても11月13日に払い戻しても払戻額は同額になるので、この点は注意しないといけません。
派遣期間が10月20日くらいに終了するようなことが決まった場合、10月13日に払戻しをして14日からは回数券で通わないと損をしてしまいます。
また、今の派遣期間の終了後に新しい所に通勤する場合、引き続きJR(JR-他社連絡定期を含む)を使うのであれば、リンク先の下の方に書いてある計算式で払戻額が決まりますので、この場合は期間に関わらず6ヶ月定期の方が安くなるケースが多くなります。
結局、ケース・バイ・ケースで変わってきますので、どれがベストかは一概には言えません。
ただ、払い戻した場合でも差額は200円程度であることを考えると、6ヶ月定期を買う方がいいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >払い戻し額=93750-(54870+19250*2)-手数料 とても参考になりました。