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労働と自殺の関係性?!
こんにちはm(__)mよろしくお願いします! 最近、(定義はあいまいですが)ニートの増加がよく話題になりますよね。増えるニート。 それとはまた別に社会人の自殺者も増えている(?)らしいです。そして恐らくは、日本の自殺者の中で、ニートやフリーターの人は少ないと思います、たぶん。 しっかりした職についている人ほど自殺の道を選んでしまうような気がします。もちろん全体から見ればわずかですが。。おかしな話だと思います。 というわけで今自分は社会学の観点から「労働と自殺の関係性」について調べています。単純に仕事に対する責任感から簡単に自殺するとは思えませんし、、。死ぬのって怖いですし。 というわけで、皆さんの「労働と自殺の関係性」に関する意見をよければお聞かせくださいm(__)m(なにか参考になる資料とかもあれば教えていただければありがたいですm(__)m)
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社会学の視点から自殺を見るならばデュルケームの「自殺論」は必ず読まなければならないでしょう。で、社会学的に自殺を考察するならば、疾病的な自殺は除外して考えるべきです。 ものすごく簡単に説明すると、孤立(自我の欲求の拡大=エゴイズム)し、目標に対する救済手段が得られない精神の飢餓的状態(アノミー)に陥ると自殺しやすくなるという説です。 >しっかりした職についている人ほど自殺の道を選んでしまうような気がします。 これだけでは推測にすぎませんが、もっともらしい解説を付け加えるならば、「社会的に自立していることが求められ、依存、甘えが許されない立場にある場合、自己解決できないならば絶望的状況に陥りやすく、自殺によって解決しようとする」といいいかえることができます。デュルケームの場合、これを宿命的自殺として分類しています。 デュルケームの「自殺論」は個人の孤立化と自殺の関係をプロテスタントとカトリックを対比させ、個人が孤立しやすいプロテスタント(西洋個人主義の原点であるといわれる)に自殺が多いのではないか?という仮説を入念に整理したデータによって明らかにしようとしたものです。 「労働・仕事」を考えるとき、職業意識について考えることも非常に重要になってきますが、M・ヴェーバーの「プロテスタンティズムと資本主義の倫理」も外せない古典といえるでしょう。 死が怖いのは経験したことがないことだからといえますが、生きていくということも、これから起こりうることは、ある意味で経験したことがないことになり、恐怖の対象となりえるものです。そのためには明日に希望を持ち、生きる欲求につき動かされていることが非常に大切です。そのためアノミーという概念が重要性を持ってきます。 以下参考までに。 希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く 山田 昌弘 (著) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480863605/249-1841511-7327529 「甘え」の構造 土居 健郎 (著) http://www.koubundou.co.jp/books/pages/kbn7245.html
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工場労同社の場合に神経毒を取り扱っている場合があります(例.鉛)。神経を抑止する方向に作用するので.考えることすべて悪いように悪いように考えます。結果として.そううつ病か精神分裂病の条件が成立してしまいます。 その結果.公道を抑制していた程度が軽くなったときに自殺しやすいことになります。 神経毒関係や誤診の例を探してみると面白いでしょゥ。
- laellemine
- ベストアンサー率23% (5/21)
社会人の自殺についてということなのですが、先週か先々週の毎日新聞(朝刊)に関連記事が一面に出ていました。いつのだったか忘れてしまいましたが…。 中高年の自殺者が、3万人というデータが最近出ましたよね。これは、近年の成果や裁量主義を企業の導入により、会社の歯車になって働かせられていることや、男性の場合悩みを家族に打ち明けにくい(男は弱音を吐いてはならないなど)というジェンダー問題も絡んでくるのだと思います。 ANo.2のipa222さんのご投稿にもあるように「上司や同僚との人間関係」と「責任」の重荷から自殺に走るのではと思います。 年功序列時代と成果主義時代での自殺者の数を比較考察するのも良いかと思われます。
- osakana_san
- ベストアンサー率40% (4/10)
厚生労働省の自殺死亡統計で昨年はじめて曜日別の自殺率が発表されましたが、月曜日の自殺率が一番高いという結果が出ました。通称「ブルーマンデー症候群」というそうです。この結果をもって直接労働と自殺を結びつけることは性急かもしれませんが、休日明けの朝に多くの人が自殺しているという事実は何らかの関連を示唆してると考えるのが妥当なのではないでしょうか? 下の参考URLは厚生労働省のサイトです。
- Cronus2
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ニートの定義は曖昧なので、なんとも言えませんが 自殺者の約半数は自殺時には無職です。 遺書があり動機がハッキリしているのでは、約40%が健康問題がトップ、次に経済問題・家庭問題と続き労働問題となっています。 メディア等では不況で労働問題のストレスで自殺が多いとして取り挙げられたりしていますが、それはあくまでも遺族側が訴えた場合です。 動機が判明と不明分が同率としたら、労働問題は僅か6%となります。 例えはアレですが、痴漢をした原因に仕事のストレスと言うのが多いですが、痴漢や覗き自体は性的嗜好であり、客観的にはただの言い訳・理由付けに過ぎないでしょう。 最近もJR西日本の車掌がが事故で罵声を浴びせられる等でストレスが増え、ストレス発散のために車で暴走行為をし逮捕されるニュースがありましたが、記事をよく読むと長年に亘って行っていたとあります。 メディアの露出・誇張で先入観から実態に伴わない 認識がこの手の事ではあるように思えます。 ちなみに下記に厚生労働省の自殺統計があります。
- monn_kiti
- ベストアンサー率50% (1/2)
答えになってませんが、社会学の観点から自殺を考えたいのなら、デュルケムの「自殺論」という本を読んでみてはどうでしょうか? 集団に属しているか否かでの自殺率の相違などが書かれていたと思います。そこらへんを手がかりにして調べてみるのもイイと思いますよ。
- ipa222
- ベストアンサー率20% (903/4455)
労働が、もとで自殺している人は多いのでしょうか? 「職場の人間関係」がもとで自殺している人も、「労働」が原因とされているような気がします。 数年に1度は、学校の校長が自殺されています。 これは、労働が原因ではなく、職場の人間関係(教師や動労組合)が原因とされています。 通常のサラリーマンでも、上司や同僚との人間関係が原因であるケースも多いでしょう。 そのあたりを仕分けして調査されたほうがいいと思います。 日本の労働条件は、国際的、歴史的に極めて能率が低く、生産性が低く、勤労意欲も労働量も低い現状にあります。
- nioka
- ベストアンサー率17% (38/220)
職についている人に自殺者が多いのは全くおかしいことではないのではないでしょうか?中高年の自殺が多いわけですが、その理由を考えてみると、長時間労働や大きすぎる責任によるプレッシャーなどがあります。その結果過労になったりうつ状態になりがちなので自殺につながります。警視庁のHPをみれば自殺者のいろいろな統計がみれます。 対象を中高年に絞った場合、労働と自殺の関係は密接なものだと考えています。自殺が労働災害だと認められるケースもでてきています。サービス残業などの労働問題が根底にあります。