#1です。
>実際に強制力が無いのなら別に守らなくてもいいということですね。
うーん、単純にそういうことでもないと思います。実際に強制的に全ての肉関連飲食店に法の執行を行うのが不可能なのではないでしょうか。たとえば屋台風にまともな店舗を持たなくても結構人気のある店っていうのは存在しますし、「法案が成立しましたから明日から仕入れる肉類は全てトレーサビリティをしている農家からのみ扱いなさい。」というわけにはいかない類の法律ですよね。道路交通法と同じように施行できるものではないです。
>そのためにいろんなところでいろんなコストがかかるのなら止めたらいいのではないかと思います。
実際にCJDを恐れる消費者が、トレーサビリティを行っている店舗を選ぶようになれば、売り上げが上がりますので損をするわけではありません。実際にトレーサビリティを導入すると、雪印食品などがやったような偽装がし難くなります。
ただ、消費者にもいろいろいますから、「確率的に低ければCJD感染のリスクは無いに等しい」と判断して、トレーサビリティを無意味な決まり事として考える消費者が多ければ、今後面倒な手続きをする店は少なくなるかもしれません。消費者が安全と値段のどちらを選ぶかで、この法律が意味あるかどうかが決まると思います。スーパーの野菜でも国内の生産者が判るようなシステムを作っていて、売り上げは十分あるようですから、こと日本に限って言えば、こうした安全を確認できるシステムは徐々に受け入れられてくると思います。それに敏感な店舗が焼肉商戦に勝ち残るかもしれません。
個人的には、選ぶ権利は消費者側にあって欲しいので、リスクの少ない登録店と、リスクはあっても登録に無関心の昔ながらの小汚い店があって良いと思います。
大してうまくないのに安全性も不安というだらけた店は潰れるでしょうね。
お礼
お返事が遅れてすみません。大変参考になりました。いつも行く店は焼肉協会に加盟していない店でした。実際に強制力が無いのなら別に守らなくてもいいということですね。絵に描いた餅状態の法律ということになりますね。そんな法律ならいらないということですね。そのためにいろんなところでいろんなコストがかかるのなら止めたらいいのではないかと思います。どうなのでしょうかね。