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三味線を習いたいと思っています。
三味線を習いたいと思っています。どなたか札幌市内で習える所をご存じないでしょうか?津軽三味線や長唄など流派はいろいろあるようですがとくにこだわりはありませんのでよろしくお願い致します。
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習える所を教えて欲しい、というご質問からは離れた回答で申し訳ありませんが、アドヴァイスということでご勘弁ください。 私も20代の頃、三味線をやっていました。 そこでちょっと生意気な事を言いたくなっちゃったのですが、津軽三味線、長唄は流派ではありません。 同じ三味線とお思いでしょうが、使う三味線自体違います。 津軽三味線は太棹、長唄は細棹の三味線を使用します。 三味線という楽器自体にいろいろ種類があるわけです。 ちょうどギターのベースとかリードとかの違いと同じだとお考え下さい。 長唄というのは、よく歌舞伎などでも見られる、娘道場寺ですとか、羽根の禿、松の緑、都鳥などの日舞で演奏される華麗で音曲にも非常に変化の多い、いわばクラシックのようなものです。長い物語になっています。 一台だけでも演奏できない事はないですが、やはり鳴り物や他の相方の三味線と共に演奏され、踊りが加わるものの方が美しいと思います。 小唄、端唄、新内、浄瑠璃などの三味線もまた違います。 小唄や端唄、新内などはお座敷でもよく演奏されます。 私は長唄と小唄しか習っていませんのであまり詳しくありませんが、小唄ならお伊勢参りとか、辰巳、奴さんですとか、短い曲でちょっとした情景を唄ったもの、男女の機微を色っぽくあらわしたものなどが多かったと記憶しています。 西洋楽器と違うのは、唄とペアで覚えなければならない所ですね。 三味線は演奏だけでなく、唄の歌詞に非常に意味があるからです。 津軽三味線は経験がありませんが、地方色豊かないわば民謡三味線なんでしょうね。沖縄の蛇三線も同じようなものでしょう。 私は猫や犬が大好きで、三味線の胴に張られている皮が猫・犬を無残にも殺して作られていることを知ってから、とても続けることが出来なくなってしまいました。(しかもちょっとした事で破けるので、張り替えなければならないんです。・・・てことは、また若いメス猫が殺されてしまうって事で・・・・) ただ、非常に魅力的な楽器です。 変調する際、二上がり、三下がりとかで糸を巻いて音を調節するのですが、思わず胸がキュンとなるような感動があります。 また、三味線には指を押さえるフレットがありません。 ヴァイオリンと同じ勘所が勝負です。 ギター、又はヴァイオリンの経験がある人ならば結構簡単につぼを把握できると思いますが、私の場合、バチの使い方を覚える方が大変でした。 ちなみに楽譜は三線譜という特殊な楽譜を使用します。 最後になりましたが、電話帳やiタウンページ(HP)上でお探しになれば結構見つかるのではないか、と思います。 長文で失礼しました。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、一口に三味線といってもいろいろあるのですね。非常に参考になりました。悩みましたが小唄が習えるところを探すことにします。ありがとうございました。