理論上、100%ありえません。
脂肪というのは、栄養を貯蔵するという目的のほかに、外部から与えられる衝撃や温度の変化から人体を守るためにつくものです。
ですから、人体の構造は、筋肉の上に脂肪がのり、その上に皮膚というのが常識です。これに関して例外はありません。
運動不足などで、筋肉の繊維が細くなって、その隙間に脂肪が入るということは時にありますが、脂肪の層の上に筋肉がつくことはないのです。
また、「筋肉がつく」というのも実は正確な表現ではなく、正しくは、「もともと持っている」筋肉の繊維が肥大したり、引き締まっていくことで体型は変わっていくわけです。
つまり、脂肪の上に筋肉がついたならば、それは本来存在しなかった筋肉が出現したということになり、「新しい進化だ」「いや突然変異だ」と世界中が大騒ぎになるでしょう。
ですので「脂肪の上に筋肉がついて太った」という人は単に、前よりもっと脂肪がついたから太ったか、もしくは筋肉が肥大したけれど脂肪は全く落ちていないから太ったように見えるかのどちらかです。
で、話を変えて筋トレについてですが、高校のときからブランクがどれくらいあるかが問題です。1年以上なら筋トレは考えず、ひたすら有酸素運動に励み、基礎体力を付け直したほうがいいです。
基礎体力がないと、筋トレをやってもあまり効果がなく、場合によってはケガをします。
それに駅伝となると一定距離を一定時間、一定のペースで走るわけですから、その点でも、ランニングなどの有酸素運動を優先したほうがいいです。
コツコツと、疲労がたまらないように注意して続ければ余計な脂肪も落ち、筋肉も適度に引き締まるのでお勧めです。
筋トレは駅伝がすんでから。1~2日おきに腕立て伏せやスクワット、腹筋、背筋などをゆっくり丁寧に10回×3セットをめどに行うようにしましょう。
なお、10回×3セットというのはあくまで目標です。全部できなくてもいいのです。肝心なのは終わった後に筋肉に張ったような感じ・熱い感じがあるかどうかを目安にすることです。
続けていれば、いずれこなせるようになりますから、休み休みでいいので継続することを優先してください。
お礼
ありがとうございます ブランクは一年です。高校~一年前まではいちお、選手をしていました。そして一年前から一線は退いたとはいえ、60分くらいはゆっくり走っていたのですが・・・もともと少し太めだったこともあり、やはり競技者をしているからかたからみると太っているといわれます。投擲か短距離にいつも間違えられます。 高校過ぎてからは体脂肪がどんなにがんばっても26%を切ることができなくて・・・困っています。