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ストップ高ストップ安で寄り付く定義は?
先日、ヘラクレスの銘柄ストップ安で売り約140に対し買いが約70で、売買が約70株成立しました。 これはどういった理由によるものでしょうか。 確信のある回答をお願いします。
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140株と70株なのに70株だけ約定したのが疑問だと言う前提で回答します。 約定の条件ですが、ザラ場であればNo.1の方のご回答で問題ないのですが、始値と終値は「板寄せ」と呼ばれる方式で値段をつけます。ザラ場であれば100株の売りに対して1株でも買い価格が合致すればその値に変わりますが、1株の気まぐれである銘柄の取引が開始されるとバランスを欠く為、実状に沿わない株価を出さないように売買自体を成立させないのです。 ちなみ板寄せ方式で約定するには3つの条件があります。 (1)成行の売り注文と買い注文すべてについて約定すること (2)約定値段より高い買い注文と、低い売り注文がすべて約定すること (3)約定値段において、売り注文または買い注文のいずれか一方すべてについて約定し、他方は単元株(単位 株)以上が約定すること 板寄せ方式については下記の東証のHPを参照 大証も同じ規約やってます。(本当は違うところもあるんですが) (2)はストップ安より低い価格は無いので関係ありません。(3)についても買いが全て消化されているのでクリアーしてますね。 今回の場合は(1)を満たしたのが決め手だったのでしょうか、新興市場なので成り行き売りが少ないのは分かるのですが、ストップ安の価格で70株の指値があったと言うのがちょっと解せないですが。 ストップ安で場が終了して比例配分になったわけではないのですよね?
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- garnetscrein
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>つまり成行き同士の株数が合致し、その時点での買い気配を全て約定させる・・ 成行きの売り合計=買い注文の成行き+指値=買い注文すべて での約定です。 細かく事例を述べると書くのが嫌なほどかなり長くなりますのでこの辺で今回の場合はこういうことでご理解を。
- garnetscrein
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すでに回答は出てると思いますので、簡単に書いてます。 売り注文=買い注文の株価で寄り付くのはご存知と思います。 これが値幅で収まりきれずに振り切った場合・・・ つまり、ストップ価格での寄り付いた場合のことですね。 成行き+指値売り注文=140株 成行き+指値買い注文=70株 売り注文は売れずに気配値がどんどん下がっていって結局ストップ安まで持っていった。 買い注文も同様に、前日終値付近で10株程度の買数のため、売り注文をさばける数でなく、押されてストップ安価格で70株まであった。 本来なら場中、売り=買いのところで寄りますが、 こういう場合、均衡がとれずストップ安まで下がっていきます。 そして、15:10まで(大証商い時間)膠着状態が続き、仕方なしに注文が出ている数だけ成立します。 コノ時点がこの日の寄り付きです。 ここで買い注文の人は全株約定できています。 売り注文の人は、比例配分抽選方式で約定します。 終わってみるまで売れてるかわからない。 これが一般的引け値で寄り付く場合です。 質問の意図が違ってたらすみません。 なお、場中寄り付きが140株中70株の約定で、 寄り付きの値段で残り70株売りに出てるままということであれば、 成行き優先の約定です。
- garnetscrein
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すでに回答は出てると思いますので、簡単に書いてます。 売り注文=買い注文の株価で寄り付くのはご存知と思います。 これが値幅で収まりきれずに振り切った場合・・・ つまり、ストップ価格での寄り付いた場合のことですね。 成行き+指値売り注文=140株 成行き+指値買い注文=70株 売り注文は売れずに気配値がどんどん下がっていって結局ストップ安まで持っていった。 買い注文も同様に、前日終値付近で10株程度の買数のため、売り注文をさばける数でなく、押されてストップ安価格で70株まであった。 本来なら場中、売り=買いのところで寄りますが、 こういう場合、均衡がとれずストップ安まで下がっていきます。 そして、15:10まで(大証商い時間)膠着状態が続き、仕方なしに注文が出ている数だけ成立します。 コノ時点がこの日の寄り付きです。 ここで買い注文の人は全株約定できています。 売り注文の人は、比例配分抽選方式で約定します。 終わってみるまで売れてるかわからない。 これが一般的引け値で寄り付く場合です。 質問の意図が違ってたらすみません。 なお、場中寄り付きが140株中70株の約定で、 寄り付きの値段で残り70株売りに出てるままということであれば、 成行き優先の約定です。
お礼
ザラ場寄り付きの場合です。 売り気配140株、買い気配70株として 成行き売りが内50株、成行き買いが内50株でそのときの買い気配70株が全て約定した(指値の20株は先頭から?) というような感じで間違いないですか? つまり成行き同士の株数が合致し、その時点での買い気配を全て約定させる・・
- pastorius
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ザラ場でストップ安になっても、ストップ安の条件でかまわないという買い注文があれば約定します。 ストップ安で売り注文が約定しない場合があるのは、売り注文に対応する買い注文が無い場合です。 値幅制限と関係の無い通常のケースを考えて下さい。 たとえば1000円で売り注文が140株あり、買い注文が70株しか無いとします。 このとき、株価1000円が990円になるわけではなありません。1000円で70株の売り注文と70株の買い注文が成立しますね。そのことと変わりありません。 価格自体は、通常であれば残りの売り注文70株が1000円未満でも売りたいと条件変更したり、或いはもともと成行注文であったときに、990円で買い注文があれば、次の約定価格として990円で約定します。これが1000円が990円に下がるということです。 ストップ安の場合には下の方向に価格変動できません。 安値でいいから投売りしたいという売り方の要求も受け入れられませんし、もう少し安ければ買って良いという買い方の要求も受け入れられません。 価格がそれより下方に変動することをストップする、というのがストップ安の意味であって、取引の約定そのものがストップするわけではありません。
補足
値幅制限により取引価格帯が制限されているのは存じております。 ヘラクレスの場合と、店頭の場合とその他の場合と、それぞれ各市場の取り扱いの違いがあるか無いか。 また、今回のような一部成立について、どういった定義があるのか。 > たとえば1000円で売り注文が140株あり、買い注文が70株しか無いとします。 この場合の、特別気配で下値が限定された状態がいわゆるストップ安なわけですが、ストップ高も含め、買いと売りの数が一致したときに「寄る」場合と、今回のように一部が寄る場合があるようです。 70株寄った理由が、「70株成行買いと売りで枚数が一致した」 というのでしたら、それは成行買いと成行き売りの枚数が一致した場合売買が成立するということですよね。 こういった定義をご存知の方、教えてください。
お礼
わかりやすい回答ありがとうございます。 今回のケースはザラ場です。 確かに(1)が決め手のようですね。 ザラ場ですので、気配は成行きと指値が混同していると思います。 約140株の売りに含まれる成行き売りと、約70株の買いに含まれる成行き買いの数が合致した瞬間に寄ったということですね。