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ADHDについて
先日テレビでADHDという病気について話していました。 知人の孫娘(20歳ぐらい)が、何をしても長続きせず、高校も中退、その後もまとまったことができません。 知人とその娘さん(本人の母)が大変悩んでいられます。私もその子供さんを知っていますが、頭もよく、ピアノを習っても優れていて、性格も優しく、よく気のつく、かわいい娘さんです。家の環境も悪いとは思えません。高校の通信教育だけは、卒業したそうですが、他のことは、大学受験も、専門学校も、ピアノも、何もかも中途半端になってしまうそうです。 これはADHDに当てはまるのでしょうか? どこかで診察を受けた方がいいのでしょうか? 神戸ですが、この地域に相談できる場所があれば教えてください。
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残念ながら、これだけでは何とも言い難いです。 大人のADHDは最近になって研究が盛んになってきましたが、大人のADHDを診断するのは難しいのです。 女性のADHDの場合は、落ち着きの無さよりも衝動性が高いのが特徴です。衝動性は、しばしば反社会的な方向に向かったり、いじめにあったり、社会にうまく適応できないと言うような形で現れるのですが、実際にそういう症状が出ても、専門家でも診断が難しいというのが現状です。 しかし、その知人の方は性格もよいと言うことですから、仮にADHDであってもそれほど重篤のものではないと思います。これはADHDについて意見を求められたときに絶対に言うのですが、ADHDは個性の一部としてとらえるべきである、ということです。社会にとけ込めることができれば病名などどうでもいいのであって、こればかりは脳の中で微小な機能障害が起こっているのだから、どうしようもないのです。でも、メチルフェニデート(リタリン)と呼ばれる薬が効くことは知られています。しかし、薬を使っても、効果は一時的なもので、根治させるものではありません。 私もADHDですが、精神科医をやっています。自分の好きなことなら打ち込める場合もあります。治療よりも、どうやればうまく生きていけるか、そういう道を探す方がいいと思います。
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- rumine
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ご心配ですね。 私の子供はADHDの診断を小学校低学年で受け現在、薬やカウンセリングを受けながら生活をしています。知人の孫娘さんは20歳位との事ですが、小さい頃から問題はおきなかったのでしょうか?うちの場合は2・3歳位の頃からいろいろな問題が起き、何年も大変な毎日を送り途方にくれていた頃、児童相談所で一時預かりをしてもらい、お医者様に診断を下されました。 「えじそんくらぶ」は、ADHDのHPとしては有名です。一度見られて、必要と思われるのでしたら、医療機関に相談に行かれてはどうでしょうか。 子供の父親もADHDとの疑いがありましたので3年前に精神科(小児)にかかりました。なぜ児童を扱う方かと言うと、まだ精神科でも大人を専門に扱う方ではADHDがあまり勉強されていないらしく「大人にADHDはいない」と言われて返された事があったからです。(しかもそれは大学病院でした) 今はテレビや新聞記事などで割と認知されてきていると思うのでそんな事はないかもしれないですが・・。やはり専門家にみて頂くのが一番です。
お礼
ご親切なメール、ありがとうございました。 この間のテレビを見るまではHDADなどという病気は知りませんでした。 見ても半信半疑でした。 でも今お宅のメールを拝見して、本当にその病気で 治療を受けていられる方があると分かりました。 その娘さんの小さい頃のことはよく分かりません。何も問題がなかったのでは ないかと思います。高1の時、急に退学すると言い出したそうです。 お宅様のメール、そして他のお二方のメールも、知人に送るつもりです。 少しでも彼女のためになればいいと思います 本当にありがとうございました。
残念ながら日本にはまだADHD専門の病院はありません。診断・相談機関は下記をご覧ください。 http://www.normanet.ne.jp/~zenkokld/soudan.html 下記のページも参考にしてください。 ようこそ「えじそんくらぶ」へ 私たちはADHDを持つ人たち、そして共に悩む家族・教師を応援します http://www.e-club.gr.jp/index.html
お礼
ご教示ありがとうございました 早速えじそんくらぶのHPを見ました。 知人もパソコンを持っていますので、これから先は 彼女または彼女の娘さんに引き継ぎます。 まことにありがとうございました。
お礼
専門家としての貴重なご意見、まことにありがとうございました。 ご自身もHDADと伺って、心打たれました。 お言葉は一つ一つ、よく分かります。 治療よりもどうやれば上手く生きていけるかという事は、本当にそうだと思います。 知人にこのご意見とこのHPとを教えてあげます。 彼女も少し気持ちが救われるのではないでしょうか。そしてこの次には 彼女自身がご相談するかも知れません。 そのときはよろしくお願いいたします。 本当にありがとうございました。