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航空保安大学校の入試について
- 航空保安大学校の入試では、「教養試験」と「適性試験」があります。
- 「教養試験」は《国家公務員試験III種》の問題を参考にすることが推奨されています。
- 「適性試験」も《国家公務員試験》の「適性試験」を参考にすることが有益です。具体的な内容については学生に教えることが許可されています。
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航空保安大学管制科の適性試験は国家三種の適性試験とは性質が異なります。 私が受験した際には適正試験には2種類有り記憶図とIQをはかる知能テストみたいなものがあります。 前者は想像上の地形地図上に真上から見た複数の航空機が高度、方向がバラバラに飛んでいるのが記されており、一定時間それをひたすら見て覚え、また一定時間何も見ないで過ごし、しばらくしてからその記憶を頼りに問題を解いていきます。 たとえば高度@@で飛行中の航空機は何機であったかとか@@方面に飛んでいる飛行機は何機であったかといったものです。 後者の知能テストの方はなかなか説明しづらいのですが空間認識をはかるものです。無造作に模様が描かれた立方体をばらしたものが書いてあり、それを組み立てて二回右に、三回後ろに回転させたら正面の柄はどれになるかといったものがありましたかねぇ、問題はいろいろあります(5種くらいだったかな)、ま、要はパズルですね。問題数は比較適多く時間内に解けるか解けないか微妙なとこです。でも完答するよりも一問一問確実に正当を出すのが最優先でしょう。 いずれも選択式ですので記憶が曖昧でも多少勘でいけるところがあります。それから教養試験と違い一定レベルを超えて得点すればOKです、教養試験は得点が高ければ高いほど合格する確率は高いですが適性試験は一定の点数を超えればいいのです。逆に教養の点数がいくら良くても適正で一定の点数に達しなければ不合格ということですね。 さて、対策ですが。残念ながら他の公務員適正試験のように対策問題集があまりありません。要はその場での空間認識のセンスが問われるものですからね。どうしても対策をしたいのであればイカロス出版で検索してみてください、私の知る限り全国でも管制官試験の講座があるのはここだけでしょうか。通信講座もあったはずです。 ちなみに専門学校ではなく航空関係書籍中心の出版社です。それから最近は過去問持ち帰りが出来るので知り合いに受けた方がいれば譲り受けるのも有りでしょうか。 適正試験は傾向はあるものの毎年違った種類の問題がでるのでこれをすれば確実といったものはありません。そこら辺は悪しからず。
お礼
回答していただいて本当にありがとうございました。 申し訳ないことに返事が送れてしまいました。最近パソコンを使用禁止にされてしまって…今日久々にパソコンをひらきました。 回答のほうですが、忙しい時間をさいていただいてこんなに詳しい回答で、見た瞬間スゲッって思いました 。この学校については自分でもけっこう調べたつもりでしたが、この回答には私が知らなかったことばかりで、本当に参考になりました。私は文章をつくるのが下手なのであまり気持ちは伝わりませんが、ホント無茶苦茶よろこんでます。 要点やポイントがよくわかるので、助かります。 本当に経験者の方に答えてもらえるのは最高の参考書だと思います。もしまたなにかあれば、またよろしくお願いします。 ホントにありがとうこざいました。