こんにちは。
離乳食に関しては、余り早くから与える必要は有りません.現在は、早くに親と分かれさせてしまうことが多くなり、離乳食を早く与えてしまう傾向が強くなっております.
離乳の時期になると母親が吐き戻して与えますし、母親の食器に口を差しこんで来たりします.
現代の犬は、甘えなども有り犬種によってはこの様な行動を取りません.
計画としては、現在の状態では、生肉を包丁で叩いてスプーン一杯ぐらいの量を作ります.
これを指先に付けて嘗めさせると言うか匂いを嗅がせると言うか、この程度で慣らします.
その内に食べたいと言う欲求が出てきます.一口でも食べるようになってから肉の量を少しだけ多くします.しかし、一回の量は、大さじ一杯ぐらいです.
これを平気で食べるようになった頃から、他の物を少しづつ加える様にします.ほかのものとしては、レバーや卵黄、子犬用のミルクといった具合です。
最初は、植物質の物を与えないで母乳中心で考えます.
フードは、35日過ぎぐらいから少しだけ与えます.
後は、結構早いです.子犬の状況次第ではどんどん進みます.量も多くなりますし、フードの量も増えていきます.
45日になる頃には、独り立ち出来る位に成ります.
しかし、ここで考えなくてはいけないのは、確かに一人立ち出来る位には成るのですが、この状況で良いかと言う事です.
私の場合は、母親の状況で決めております.母親が余り乳の出が良くなかったり、健康に問題が発生したりした場合は、この様にしておりますが、母親が健康な場合は、母親に決めさせております.
授乳の方法や頻度を見ておりますと判ります.かいがいしく世話をしている状況ですとまだ少し早い状態で、結構子犬の自主性を重んじた状態ですと適期だと思っております.
この方が母親にとっても良い結果が出ますし、人との関係の点もうまく行くようです.
犬は、飼われていると依頼心も出てきます.出産なども人の手がいきなり介在してしまうと育児放棄に陥りやすいですし、離乳に関しても早くにしすぎると乳の張りも無く止まってしまいますので世話を焼かなくなります.
この様な犬は、人との生活の中においても人に対する我侭や依頼心が多く出る様です.
離乳は、子犬だけの問題では無く他の事も含んでおります.私は、普通は60日での離乳を考えて実行しております.子別れは、5ヶ月に入ってからに成ります.この方が両方にとって良い結果が出ております.
お礼
とても参考になりました。1つ質問ですが生肉は何がいいのでしょうか?