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MRSAとは? 路線変更、マイナス結果の判断基準、他の子供への感染リスク
- MRSAは抵抗力が落ちた時に悪さをする常在菌で、タオルや食器の消毒など予防策が必要です。
- 同じクラスの子供には感染リスクがあるため、検査をしてプラスマイナスを分けて欲しいとの要望があります。
- 鼻腔検査の結果はマイナスであっても、感染リスクがあるため予防策が続けられています。病院ではどのような対応をしているのか疑問があります。MRSAは簡単に人にうつる可能性があります。
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まずは障害をお持ちのお子様に対する心遣い、さぞや大変なことであろうとお察し致します。 さて、MRSA保菌者に対する対応ですが、最近多くの老健施設や療養型病院で、保菌を理由に入所を断ったり、入所中の同保菌患者に対する過剰な隔離措置が実は問題になりつつあります。このところの専門家の間でのコンセンサスとしては、過剰な隔離・消毒などは必要なしというところに向かっているようです。 MRSAに限らず、多くの細菌は当然人を介して伝播しやすく、お年寄りや、極端に抵抗力の落ちた方、術後の患者さんなどに対しては十分な配慮が必要と思われますが、実際には「院内感染」とい言葉が一人歩きし、世論がまだまだ成熟していないため、多くの施設が必要以上とも言える、同様の対応を強いられているのが現状のようです。 MRSA陰性化については、「2回陰性」あるいは「3回続けて陰性」など施設によって基準を設けていることが多いようです。
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- Yumikoit
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ご心配なことですね。 同い年の我が家の長男も、生後半年までに3回ほど入院しています。その間に2回、MRSAを保菌したことがあります。 長男が入院したのはMRSAの院内感染で日本でも早い時期に裁判の経験があった病院で、そのためMRSAに対する専門対策チームがあり、対応マニュアルが作成されていた病院のひとつです。 長男の場合には、保菌のみで発症しませんでしたので病院の対応は以下の通りでした。 まず、長男のベッドの横に手指消毒剤を置き、長男の治療の前後に看護者や病院のスタッフがいつでも手指を消毒できるようにしておく。 体温計、聴診器は専用のものが用意される。 といった状態でした。食事などは離乳食前で配膳されませんでしたので食器が別ということはありませんでした。 長男誕生前の話になりますが、私自身も子宮筋腫の術後MRSAに感染してこのときには発症、毎日40度前後の発熱があり、個室隔離された経験があります。 幸いにMRSAにはバンコマイシンという特効薬がありますが、これは体重の多い成人女性の私にもホンの微量ずつ点滴にて投与しなければならないとか。ショック症状なのか夜中に突然体温が下がったり、脂汗が出たりといったことがありました。 上記の長男の病院と同じ病院ですが、この時の病院側の対応としては個室隔離の上、担当医や看護婦さんは個室の前にかけられたガウン着用。面会人もがウン着用。病人食の食器は外部への菌の持ち出しを抑制するために全て使い捨てのプラ容器。洗濯物などは勿論病院内の洗濯機を使ってはいけなくて、全部自宅に持って帰って主人に洗ってもらいました。 1ヶ月ほどで抗生剤の投与の甲斐あってか体内からのMRSAの反応は消えましたが、そのまま大部屋に戻ることはしないで、退院。手術の傷口はまだ開いていましたが、土日も毎日通院して消毒してもらいました。 退院後は、トシのいった方や赤ちゃんなど体力のなさそうなヒトには近づかないように、そういう人と生活を共にする場合には洗濯物や食器を洗うのは分けるようにという指示がありました。 消毒のための外来も術後だったりで体力のない入院患者よりも、体力のある外来患者の方が感染-発祥の危険性が少ないということがあったと思います。消毒で外来に赴く際には、「消毒だけです」と伝えることで他の外来患者に比べて優先的に処置がなされて待ち時間も最短にすることで、外来患者との接触も最小限にするように病院側は配慮していたようです。 上記、#1の回答者さんの言われるように、実際の「院内感染」に対する病院関係の対応には行き過ぎの面や行き届かない面もあるかもしれません。 患者で一人MRSA感染者がいると、少なくとも担当医はすぐに鼻孔内および血液のMRSA感染の検査をしていました。 tomo12910さんのお子さんにも、施設側の対応にご不満もあるでしょうが、言われないだけで施設側のスタッフ達もMRSAの検査をしているかもしれませんね。 私の場合には高熱だけで、臓器不全などの症状を起こす前に治る事が出来ました。 在来菌で体力のある人には恐れることはない病気だという一方で、万一発症した時にはやっぱり怖い病気だと思います。 他のお子さん達も感染した場合に「tomo12910さんのお子さんが感染源だ」などといわれて辛い思いをするよりは施設側のアドバイスにしたがってタオルなどを分けられていた方が安全かもしれません。 季節の変わり目で風邪などももらいやすい時期ですからかえって安全かもしれませんよ。 早く完全に、MRSAの反応が消えたことが確認できるといいですね。
お礼
ご自身の経験からのアドバイス、大変参考になりました。ありがとうございました。
お礼
丁重な返事を頂き、感謝します。ありがとうございました。