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電話の仕組みやマイライン/ダイアルアップ接続について
基本的な事で恥ずかしいのですが、最近KDDIや日本テレコムなどが、電話番号を変えないで、同じ電話機で ・・・NTTから移行出来るサービスをよく見ます。 我が家でもコスト削減で、NTTから変更しようと考えているのでが、基本的な事が全然分かっていないので教えて頂けますでしょうか。 1)電話の仕組みってどうなっているのでしょうか?電柱にある「線」はNTTが管理しているのですか?それをKDDIなどか借りているのでしょうか? 2)マイラインって何ですか?色んなサイトを見たのですが、よく分かりません。私のようなレベルの者にも分かるように教えて頂けますでしょうか?またIP電話って何ですか? 3)ダイアルアップ接続って何ですか?現在我が家で入っているADSLとはどう違うのでしょう。 最近の通信とかOA機器はすぐに新しい技術が出てきて 全くついていけません。 よろしくお願いします。
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こちらも語弊などはかなりあると思いますが、 大体のイメージがつかめるかな?と思って説明を書いてみました。 ■NTTとかマイラインとかメタルプラス■ とりあえず、NTTと契約していた場合の前提で…。 電柱にある線といっても色々ありますが、電話線に関して言えば、交換局から おうちの保安器(電柱から家に電話線が伸びてて、その先に箱がありませんか?それです)まではNTTのものです。 保安器~電話機は、その電話を引いている人のものです。 マイラインというのは、「どこの電話会社を使って通話するか」を選ぶものです。 ま、電話の通話料がどの会社から請求が来るか選ぶわけですね。 で、例えばaopomaさんが電話をかける場合 (1.aopomaさん)---(2.NTTの交換機)---(3.マイラインで指定した会社の回線)---(4.NTTの交換機)---(5.電話をかける相手) となると思って下さい。 そうすると、3の部分をマイラインで指定したとしても 2でNTTの交換機を使っている以上 必ず「NTTの月額基本使用料」というのがかかってたわけです。 (4は相手の電話が繋がっている交換局というだけで書いたのであんまり関係ありません) それが自由化で、2の部分も選べるようになって登場したのが 「メタルプラス」や「おとくライン」などの直収電話サービスです。 例えばメタルプラスなら、NTTの交換機ではなく、KDDIの交換機を通すわけです。 3の部分も当然KDDIになります(マイラインで通話会社を選択というのがなくなります)。 といっても、交換機そのもの自体はNTTの交換局内にあって(KDDIがNTTからレンタルしてます)、 ちょっと繋ぎ変えるだけなので、1,4,5を何かいじったりということはありません。 物理的な線は今までのままです。 ただ、もちろんその線(交換局~保安器)の管理者はKDDIになりますね。 KDDIとしては、基本料金部分も自社に入るので囲い込めて万々歳、という仕組みです。 110や119などは使えますが、NTTのサービスで利用できないものも出てきます。 この辺は「教えてgoo」の中でもメリット・デメリットが語られているので参考にして下さい。 ■ADSLとかIP電話とかダイヤルアップ■ 電話(音声通話)というのは、電話線の中を音(周波数)が流れることで使えています。 でも、電話線の中を流せる周波数の全てを使っているわけではありません。 で、その音声通話では使っていない周波数を使って通信しようというのがADSLです。 #ただ、もともと電話線は音声通話しか考えられていないので #それ以外の周波数は必ずしも安定しないんですね。ノイズが入るラジオ状態。 #だからADSLは速度が安定しないのです。 で、ADSLで音楽データをやりとりしたり出来る…ってことは 音声だって流せる=電話だって出来るんじゃない?というのがIP電話です。 なので、ADSLと一緒で通話品質が悪かったりする場合もあります。 ダイヤルアップというのは、そういうADSLの技術が出てくる前に データを音にして、音声通話の周波数を使ってやりとりしている技術です。 デジタルなデータは分解すると0と1からできているのですが、 「0だったらこの音、1だったらこの音」と取り決めをして流してるのです。 これは電話線をつたう周波数の中でも「音声通話」としての部分を使っているので、 電話をかけたものとみなされて、使えば使っただけ電話代の請求が来ます。 しかもデータを送る効率が悪いので、大変です。 #ダイヤルアップモデムがその変換(翻訳)をしています。 #ま、モデムはいわゆる翻訳機みたいなものですね。
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- lycos
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1)電柱にある線はNTT回線であったり、電力線であったり、ケーブルテレビの線であったり様々です。 例えば電話をかけるときにどの線を通るのか、というのを図にするとこんな感じです。 NTT回線網を利用する場合: あなたの家~NTT局~(NTT回線網)~NTT局~相手の家 他社回線網を利用する場合: あなたの家~NTT局~(他社回線網)~NTT局~相手の家 他社回線網を利用する場合、「あなたの家~NTT局」の線はあなたがNTTと契約している場合もありますし、あなたとNTTの間に契約関係がない場合には利用している通信会社がNTTから借りることもあります。 2-1)マイラインは好きな通信会社を選べるサービスです。このサービスがない時代には、そのままNTT回線を使用してNTTに通話料金を支払うか、電話番号の前に通信会社の事業者番号を付けてダイアルして事業者に通話料を支払うか、という選択しか出来ませんでした。 しかし、マイラインのサービスが始まってからは、予め自分が選んだ通信事業者を設定しておくことにより、電話をかける度に事業者番号を付けなくてもその通信会社を利用することが出来るようになったのです。 2-2)IP電話とはインターネットプロトコル電話のことです。パソコンがインターネットを通じて色々なデータのやり取りを行っているように、通話を音声データのやり取りとして行っているのです。 3)パソコンのモデムがプロバイダのモデムに電話をかけるような感じで通信する接続方法です。ADSLはダイアルアップよりも効率的にデータのやり取りをするための通信規格です。 以上、語弊はありますが総じてこんな感じです。
お礼
うーん、やっぱり難しいですね。コツコツと勉強しないと駄目ですね。ありがとうございました。
お礼
保安器とNTT局内はやっぱりNTTの管理下だったのですね。でKDDIとかが借りている。という事はNTTは損ですよね。法律が変わったのですか?(たぶんそうですね)。ADSL/IP電話/ダイアルアップの箇所とても分かりやすかったです。大まかなイメージが浮かびました。それにしても不勉強を実感します。しかし技術の方以外の一般にはやっぱり難しいですね。ありがとうございました。